ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

泣くことはみっともないと

2023年10月02日 | 日記
母から泣くことはみっともないと教え込まれたら私はすっかり泣けなくなった。
嬉しい時も悲しい時も泣けなくなった。
いや泣かなくなった。
私が泣くことは稀です。
ひとりでも泣きません。
そもそも記憶にあるのは私の結婚式に義理でも親戚が来たことで泣きました。
「なんで来ちゃったの?」と、泣きました。
その後、某歌手が後援会を解散するときの会で衝立の向こうで一人一人ハグしてくれて、うっかり私だけにハグしてくれたのかと勘違いして泣きました。
それから数年後に別の芸能人のコンサートの終演後に知り合いが誘ってくれてその芸能人を囲んだスナックで号泣しました。
自分の父の葬儀にも泣かない娘を演じました。
主人の両親の葬儀にも泣かない嫁を演じました。
子供のころにいつもめそめそ泣いていた私はすっかり泣かないおばちゃんになりました。
土曜日の師匠の55周年も泣くかと思い、ガーゼのハンカチを数枚持参したのに泣かずに帰ってきました。
そもそも母の間違った教えと教育は子供のころに布団を被って毎晩泣いていた娘は泣かないおばちゃんになったのです。
涙は封印されたのです。
因みに今日も泣きませんでした。

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