冬日来る 踏みしだかれた 枯葉道
寒々と 柿の実残る 老木や
桜木の 枯れ枝もやもや 空なぞり
12月は,枯木立の月です。同時に、希望の季節です。
冬至の日に、昼が一番短くなったあと、
一転して、だんだん昼の時間が長くなってくるのです。
クリスマス。新年。、それから、春。
クリスマスは、イエス・キリストの誕生を記念する日ですが、
聖書には、キリストの誕生日は、記録されていません。
庶民の大工の息子としてお生まれになったのですから、当然かもしれません。
クリスマスが12月25日に祝われるようになったのは、
キリスト教がローマ帝国からヨーロッパに伝わり、現地の
「冬至の祭り」と融合したためと言われています。
じっさいヨーロッパ中部では、日本よりいっそう夜が長く昼が短くなる季節、
冬至の祝いは、逆に春を予感させる希望の行事だったことでしょう。
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朝の来ない夜がないように、春の来ない冬もないんですよね。
暖かい陽射し、雪解け、春の雨、木々の新芽、
いっせいに開く色とりどりの花々、鳴きかわす鳥たち。
昔から繰り返されてきた自然のいとなみは、まさに神の摂理です。
短くなったあと、一転して、だんだん昼の時間が
長くなってくるのです。」
北国で暮らす小生らにも、とてもよくわかるお話です。
冬至を過ぎると、一日一日、日が伸びていくことに
喜びを感じます。
コメントありがとうございます。
今年は、東京もとても寒くて、冬至を過ぎるのが待たれます。実際には、それからまだ2カ月の辛抱です。
それにしても、今年の北国は異常気象でしょうか。どうか、少しでも寒さが緩む日がありますようにお祈りしています。昼が長くなる日を待ち望みながら・・・。