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ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

枇杷

2014年06月04日 | 歌う




                           




          あるとき、九州のS先生がご自宅の庭の枇杷を送ってくださいました。
         奥様と袋をかけて、カラスから守って、大切に、大切に育てられたものです。

         みずみずしい色がとても蠱惑的(こわくてき)でした。

         先生は私が絵に描くかもしれないと、葉や枝もつけてくださったのですが、
         急いで、とりあえず一枚! と、やっと色つきスケッチを描いたのです。
         
         その残りは?

         モデルの枇杷がみるみる胃袋に収まっていき、
         残っているものは、目に見えて色香が失せていって、
         とうとうこの一枚しか残せなかったのです。