猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

ピンクとグレー

2016-01-20 14:42:21 | 日記
日本映画「ピンクとグレー」を観にいった。
大人気スター俳優・白木蓮吾(中島裕翔)が突然自殺する。第一発見者と
なったのは、子供の頃からの親友で売れない俳優の河田大貴(菅田将暉)
だった。大貴は動揺しながら、数通の遺書を手にする。大貴は遺書に導か
れ、蓮吾の短い人生を綴った伝記を発表する。すると一躍時の人となり、
憧れていたスターの地位を手に入れる。しかし、蓮吾を失った喪失感にも
がきながら、親友の死によって得た偽りの名声に苦しむ大貴は、次第に
自分を見失っていく。

NEWSの加藤シゲアキの小説の映画化。ジャニーズにも小説書ける人が
いるんだなあ…なんて言ったら偏見か。小学生の頃からの親友である男子
2人プラス女子・サリー(夏帆)の長い付き合いが描かれる。高校生の頃、
微妙な関係だった3人だが、サリーは大貴を選ぶ。大人になって同棲する
2人だが、蓮吾のようにスター俳優になかなかなれない大貴の心は焦る。
そんな時に突然訪れる蓮吾の死、ショックを受ける大貴。前半はこんな感
じなのだが、後半で物語は大きく変わる。この瞬間には驚いた。やがて画
面はグレーに変わる。
なかなかおもしろい青春映画だったが、少し詰め込みすぎな感じがした。
わかりづらい点もあったし。蓮吾の姉の死は事故なのだろうか、自殺なの
だろうか。そもそもあのくらいで死なないと思うのだが…。中心となる俳優
の演技は良かった。菅田将暉、中島裕翔、夏帆は熱演だった。悲しい映画
だが、全体としてはおもしろかった。ラストシーンもいい。
映画館で隣の席の人が、友達に「原作と全然違ってた!」と言っていたの
で、小説を読むとまた雰囲気が違うのかもしれない。



人気ブログランキングへ

映画(全般) ブログランキングへ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 禁じられた歌声 | トップ | 戦場のメリークリスマス »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿