猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

将軍家光の乱心 激突

2012-11-13 02:31:09 | 日記
1989年の日本映画「将軍家光の乱心 激突」。おもしろいかな?と思い、ネットで
レビューを読んでいたら、無名時代の織田裕二さんが出演していることがわかり、
「見るっ!」となった。
思いのほかおもしろかった。徳川家光は、「自分に似ていない」という理由だけで、
長男の竹千代を憎み、亡きものにしようと企てていた(これ本当なんだろうか)。
家光が使わした刺客たちに竹千代は襲われるが、竹千代を守ろうとする者たちに雇われた
兵たちに助けられる。
竹千代を殺そうとする側のリーダーが千葉真一さん、守る側のリーダーが緒形拳さん、
他に丹波哲郎さん、松方弘樹さん、家光に京本政樹さん、と豪華キャストだ。
竹千代を追う者たち、守る者たちの攻防がとても迫力があった。
とにかくアクションシーンがすごくて、「十三人の刺客」(これむちゃくちゃおもしろかった)を
思い出した。そういえば松方さんは「十三人の刺客」にも出演してたな。
そしていましたよ、若ーい織田さんが。20~21歳くらいじゃないのかな。
あまりはっきりと写らないんだけど、ちょこちょこ活躍していた。セリフは2言。
若い時の方が口が大きく見えたのは、気のせい?
でも何と言っても緒形拳さんがかっこよかった。主役なのに映画が終わる少し前に死んで
しまうんだけど(死ぬシーンはないけど)、その「緒形拳のラストシーン」がかっこよかったあ。
画面がパッと白黒に変わって…うーんかっこよかった!
「十三人の刺客」と同様、正統派チャンバラ映画という感じで、とても見応えがあった。
家光役の京本さんが顔をすごく白く塗ってて、病弱だからあんなに白くしてるのかな?と
思ったが、家光はとても色白な人だったらしい。

この映画、もう3人も亡くなった人が出演してるんだよね。緒形さん、丹波さん、それと
長門裕之さん。
淋しいね。
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