たとえば脳脊髄液減少症・・・・・・

ある日、ソレは突然やってきたかにみえました。
30年前の交通事故の記憶がよみがえる・・・・・・

脳脊髄液減少症で散った命

2009年06月07日 | 脳脊髄液減少症

脳脊髄液減少症で苦しまれていたある方が、
その大切な命を自ら絶たれました。。。

前の記事のコメント欄でもお伝えしましたが、
また改めて記事にいたします。

詳しくは

「一緒に、心の幸せ創りしよう☆」
をお読み頂ければ。。。と思います。

記事を書かれた方は、脳脊髄液減少症で現在、闘病中の女性です。
この中から一部転載させていただきます。


私と同じ脳髄液減少症で苦しんでいる友からメールが入った。。。
「ゆうこりんが亡くなった。。。言葉がないです。。。」と・・・
私も言葉を失ってしまった。
(中略させて頂きました)

脳脊髄液減少症
は、
まだ保険対象外治療なので、一回の治療に30万円前後の治療費が
患者さんたちは負担をしなければならないです。
症状も多彩で、理解されずに「なまけもの!!!自分に甘い!!!」とも言われた事もあります。
30万人にも人にも及ぶ、患者さん達が悩まされている「難病」にも関わらず、
厚生労働省や日本医師会はまだ理解をしてくれません。

でも症状は一見普通に見えるけど、私は
・首、腰・背中等の痺れるような痛み(毎日数回、痛み止めを飲んでる)
・めまい(毎朝ある)・耳鳴り・視力障害(結構辛い)
・複視(今もパソコン画面がおかしいです)
・味覚障害(水が苦い)
・聴力障害・顔面違和感・嘔気(何気ない言葉を聞いても吐気がする)
・倦怠感・微熱・胃腸障害(毎日胃痛で薬のんでます)
・記憶力低下(ただであえ酷いに又、酷い。電話した事も忘れる事がある)
・集中力低下(本当に本も最期までよめない)
・睡眠障害
  (毎日ハルシオン2錠、ロヒプノール1錠、安定剤1錠その他・・・を飲んでも眠れぬ夜がある)
・うつ症状(趣味が何も出来ない。外出も出来ない。人と話すのが辛い。笑う姿をみるだけでだめ)

いろいろな症状がばらばらに出てきます。
傷がないから元気に見えてしまう事がとても辛い。辛すぎる!!!
見える傷であれば、判って貰えるのに・・・と泣ける事も多々です。
私はだいぶ改善しましたが、ゆうこりんは、この症状と戦っていました。
辛かった事でしょう。。。苦しかった事でしょう。。。

遺言もあったようです。。。

………………………………………………………………………………

同じ病気と戦っている人達がたくさんいます。時間がある時にでいいです、
事故によるこんな病がある事みんなに話して欲しい!!!
なぜなら早く治療法が見つからないとこれからなる人、
もしかしたら自分や大切な家族かもしれないからです。
少しでも認知度をあげて欲しいです。

………………………………………………………………………………

そして追記

本当に沢山のメール、メッセージを頂いています。

・悲しすぎて書き込みが出来ない。
・沢山の方に転載してくれている方もいます。
・中には、Y子さんが待っていたS先生には、この事は伏せて欲しい
・私なりに議員に申し出てみます。
・お医者様になる方もいて、その方も同じ病で、理解して下さり本当に嬉しいです。
等々・・・

このメッセージを私なりに、厚生労働省に伝えたいのですが、
手段がわかりません。
どなたか、教えて下さい。

私は、脳脊髄液減少症になるまでは、
自殺は、心の弱い人間のする行為だと思っていました。
「思いつめた」心を、プラスに転換すれば、人生はコロリと変わっていくのに。。。
そう簡単に考えていました。

でも脳脊髄液減少症を患い、一秒一瞬も解放されない身体の痛みを経験し
薬も効かず。。。治療法もなく。。。「気のせい」だとあしらわれ。。。
生まれて初めて
「死んだ方がマシだ。。。」との感覚に陥りました。
病気の痛みは、気合いや思考の転換で、軽減できるような
そんな甘っちょろいものではありませんでした。
人は実際に経験してみないと、その苦しみは、分らないと思い知りました。

そして、「脳脊髄液減少症」の場合。
その身体の苦痛に加えて、医師を含めての周囲の無理解・経済的負担がのしかかります。

「彼女の自死に、この国の、政治と福祉に責任はないか」

思わず、今回の脳脊髄液減少症の死、とかぶるような文章がありました。
6月6日の朝日新聞の生活面。落合恵子さんの心の叫びです。

「自死を選ぶ人を弱いと切り捨ててしまえば、そこで終わる。
しかし人には弱くなる瞬間がある。どうしようもない、その瞬間の弱さを知らないものや、
目を逸らすもの、想像力の欠如したものに、政治ができるのか。。。」
このメッセージは、先日、父親の墓前で亡くなったSさんに思いを馳せてのものですが。
今回の、この悲報もそのまんま、その通りだと思います。

日本医師会・厚生労働省に責任はなかったのか。。。

と思うと、何ともやりきれません。

ぜひ、多くの方に読んで頂きたいと思います。
そして1人でも多くの方が、この機会に
脳脊髄液減少症という病気についてご理解いただき
「死にいたる病」である、という認識を持って頂けたら、幸いです。

ゆめさんのブログの記事「死にいたる病」
ぜひぜひ併せて読んでみて頂けたら、と思います。

よろしくお願い致します。


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32 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
のぶさん・・・・ (ゆめ)
2009-06-07 18:46:44
記事、あれからトラックバックもできる設定にしてあります。
よろしかったらどうぞ、お使いください。
返信する
トラックバックって。。。(汗) (のぶ)
2009-06-07 21:33:25
果てしなく、勘違いしていたワタクシです
トラックバックって、ゆめさんの記事に、私へのリンクを張る事だったのですね。
それってなんだかエラソーですよね。
実は、逆な事考えていたのです。。。
私の記事から、ゆめさんへの記事飛べるみたいな。。。(^◇^;)。全く逆でした。

そうか
「死に至る病」の記事をブックマークに入れればいいのですね。
すみません
お手間を煩わせてしまって
とは言いながら、ちゃっかりトラックバックなるものに、初トライしてみました。
ちゃんと届いてますか~~~
返信する
T先生も。。♪ (のぶ)
2009-06-07 21:36:19
記事にして下さっていましたね。
http://v.rentalserver.jp/takahashik.com/blog/2009/06/post-91.html
返信する
まず (りり)
2009-06-08 21:40:12
お悔やみ申し上げます。

「自殺は駄目」
そんな事は皆わかってますよね…頭では。

でも頭が呆然と持っていかれた時って理性が戻ってこないんですよね。
私はこの病名になるまではあらゆる薬を色々な科から頂いたので、まとめて飲む誘惑とか…ありました。

今は「治す」希望ができて、少し楽になりました。

皆様の悲しい気持ちを忘れずに、負けないように…。
返信する
そうですね‥ (ゆり)
2009-06-09 08:16:52
頭ではわかってるけど
動かない体で毎日天井とにらめっこだと死にたくなるのもわかります。

その方は治療されてるみたいですが治らなくて自殺されたみたいですね‥
治療やってもやらなくても地獄なら患者は行き場ないです。

ブラッドパッチやっても治らない人はどうしたらいいんですかね。

私自身こんな話を聞くと治療自体尻込みしてしまいます。

ぶっちゃけ人から聞いた話しでも5人いらっしゃいます。。
返信する
りりさん (のぶ)
2009-06-09 11:02:12
おっしゃる通りです。
自殺は絶対しちゃダメ
って分っているけど。。。
身体の痛みは、そんな理性をぶち壊すパワーがあるんですよね。

私は、地獄の底でゾンビ状態でいたとき
魂は、「あの世」と「この世」を行ったり来たり。さ迷っていたような気がします
「あの世」ってすごく遠い空のかなたにあると思ってましたが、案外近くにあるんだな~
生と死は紙一重なんだな、と感じてました。

でも、かろうじて「死」に気持ちがシフトしなかったのは、
人に迷惑をかけたくない!という一心からです。
それだけで、なんとか耐えてきたような。。。

どんなものにでもいいから、すがってほしいです。
ご自分を何とかなだめてほしいですね。
何とか、生き抜いてさえいれば、「希望」は見えてきますよね。

でも、旅立たれた彼女の痛みは、私なんかとは、比べ物にはならなかったのかもしれません
今は、この死が無駄になりませんよう。
お祈りするしかありません。。。
返信する
過酷な病ですよね~(T_T) (のぶ)
2009-06-09 11:42:51
ゆりさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

そのようですね。彼女は脳脊髄液減少症と診断され、BPも受けて、それでもなかなか改善されなかったようです
でも「熱海」も予約されていて、もう少し、もう少しだけ、待ってほしかったです。。。
S医師の診察を受けられていたら、何かが変わったのでは、と思わずにはいられません。

脳脊髄液減少症は、診断され、治療を受けても
それでも「死」を考えるほど辛い辛い病気ですね。
それが、今回の訃報を受けて、改めて痛感しました。

でもね、ゆりさん。
私は、やっぱり「神は人に背負えない荷物は与えない」という聖句を信じたいと思うんです。
どんな手段を使ってでも、どんな薬に頼ってでも、
「今」を何とか乗り切れば、救いの神は絶対に現れてくれる、と思うんです。
とりあえず今日を、一緒に乗り越えましょ。

ゆりさんは、これから検査なさるんですよね。
良くなっている方の方が多いです。先生の技術も日々進歩なさって来ていると思いますし。
ネット上で、BPしてもなかなか良くならない、という情報が氾濫してるのは、ある意味当たり前かもしれません。
良くなった方は、普通の生活に戻ってしまい、ネットの書き込みをしなくなったり、ブログ閉鎖しちゃうからではないでしょうか
悪い症例を気になさるより、改善例を目標に進んだ方が、身体の中に「希望」が染み込んで、治癒力がぐ~~んとアップすると思いますよ

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そのとうり。 (ゆめ)
2009-06-09 14:06:30
のぶさんの言うとおり。
返信する
のぶさんに同感 (ラッキー)
2009-06-09 15:15:56
私も のぶさんの意見に同感です。のぶさんのブログ『脳脊髄液減少症は命にかかわらない』にも自殺願望のコメントさせて頂きました。 私の15年の闘病の中で 今の主治医に出会うまでのうつ病悪化による自殺願望。9ヶ月間 1人で苦しみ続けました。
どうか・・今 苦しんでいる方・・・死なないで希望を持って下さい。そして 辛い気持を話して下さい・・。1人じゃないのですから・・

Y子さん ご冥福をお祈りいたします。
返信する
そうなんですか、 (ゆり)
2009-06-09 17:14:52
ネットで知り合った人と色々情報交換すればするほど
恐怖心が膨らみます。。

家族がいるので、寝たきりにはなられないそれだけですね‥私の希望は



苦しさから逃れるためにも薬飲んで休むとします。
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