たとえば脳脊髄液減少症・・・・・・

ある日、ソレは突然やってきたかにみえました。
30年前の交通事故の記憶がよみがえる・・・・・・

「にもかかわらず」笑うこと

2011年04月14日 | 心に残る言葉

世紀の大震災から1ヶ月以上が経ちました。

余震も、さらに本震ともいえる強い揺れも
まだまだ続いています。
被災者の方々の心情を想うと、苦しくなります
でもでもね。地球さんだって、意地悪して揺れているわけじゃないんですよ。
懸命に、元に戻ろう戻ろう!と頑張っているんだと思うんです。
震災と脳脊髄液減少症は、良く似てますね。
脳脊髄液減少症の場合は、脳脊髄液の減少や循環のトラブルを
元のいい状態に戻そう戻そう、と身体が一生懸命に頑張っています

私が抱えている辛い症状。。。
常に地震のように揺れているのも、悪くなる「症状」ではなく、
正常に戻ろうとする「好転反応」
だから、今、頻繁に起っている「余震」は、地球さんの好転反応。
頑張れ!頑張れ!地球さん、割れたとみられるプレートをせっせと補修しているのかも。
「頑張れ!日本」「頑張れ!地球!」


ところで、
3月11日、2時46分のあの時、棚から色々なものがバサバサ降ってきました
そして、その1番最後に落ちてきたもの。。。

よく生きよく笑い、よき死と出会う」(アルフォンス・デーケン著 新潮社刊)


この本は心優しき友人が、1年以上前、病気の私に贈ってくれた珠玉のプレゼントです。
彼女は、デーケン先生の講演会に行った際、
難病で臥せっている友人(私)に贈りたいという、旨を直接、先生に話して選んでくれた1冊です。
そしてなんと、私の名前入れのサインが。。。。
美しい便せんに友人の手書の温かいメッセージも添えられていました

うっうっ、感激しました。。。

内容も、その時の私の心模様にピッタリで、
言葉がでないほど涙涙涙。

上智大学の名誉教授でいらっしゃるデーケン先生のご専門は「死生学」です。
今の私の一番の課題です。
「いかに、よりよい死を迎えるか。。。」
あっ、別に自死したいとか、そんなんじゃなくて、
「死」を超えた向こう側に何が待っているのか。。。知りたいのです。

こんどの震災でも、気づかれた方も多いかもしれませんね。
「死」ですべてが終わるわけじゃない。って。
この震災で、ご自分を捨てて、人様を助けた方が津波に飲み込まれてしまったり
寝たきりのご家族を置いて、自分だけ逃げることなんか考えられず
家に残り亡くなられた方々。。。

この世で、すべてが完結するのであれば、
命をかけて、人様をお救いした
清く崇高な魂はどこにいってしまうのでしょう。。。
決して、人生は「死」で終わるわけではない、と思っています。
今回、改めて強く実感しました。

デーケン教授のもう1つのライフワークは、「ユーモア学」です。

と、ここまで書いて、ろくろさんのブログを読んでびっくりびっくり
まったく同じ事が書かれていました。
これぞシンクロというやつでしょうか?
以前にも、教授のこと、コメントされていらっしゃいましたよね。
ろくろさんも講演会に行かれていらしたとは。。。

ろくろさんも書かれていますが、
私も、1番心に染みた言葉。

「にもかかわらず」笑うこと。

以下著書からの引用です

ドイツで1番有名なユーモアの定義」は、
「ユーモアとは、『にもかかわらず』笑うことである」と言います。
「自分は今苦しんでいます。しかし、それ「にもかかわらず」、相手に対する思いやりとして
笑顔を示します」という意味です。これが、真に深みのあるユーモアだと思います」

今、被災地にいらっしゃっても、ご病気で辛い思いをされていらっしゃる方も
とても笑える状態なんかじゃない時こそ。
ユーモアは、生きるチカラとなるかもしれません。
とりあえず、
「にもかかわらず」笑っちゃう
これがいつか「福」に化けて返ってくるのでしょう。
春はいずれ絶対に訪れます。
絶対に絶対に絶対に


サクラの花が「にもかかわらず」美しく咲き乱れているように


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2 コメント

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マジで? (ろくろ)
2011-04-14 21:14:55
w( ̄Д ̄;)wワオッ!!  ちょっ、、ちょぉ~ 超・シンクロ~!!

デーケン先生(の本が)、、地震で落ちてくるとは・・・
つくづく、、、不思議な「ご縁」ですわねぇ~~
返信する
マジっす(^_^)v (のぶ)
2011-04-14 23:14:57
本当にね~地震で再会できるなんて。
偶然にしてはほどがあります。
この本には「生きるため」のエッセンスが散りばめられてるんですよ
講演、素晴らしかったでしょうね。
「にもかかわらず」笑う。。。いいなぁ
私もこの言葉に支えられてきたかな~
「日本」もテイズイさん達も「ユーモア」で乗り越えてほしいですね。
(^_^)v
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