生食パッチ8回目、継続中。
クリニックへの
行きはヒーヒー
帰りはルンルン
そして翌朝には、身体ガチガチ
のパターンの繰り返しです。
相変わらず、身体の大しけ状態もちゃんと健在です。
でもでも前回くらいから、身体の揺れ方がビミョーに変化してきました。
なんとも形容しがたい感覚なのですが
「硬膜の動きがなんとも心地よい~♪」
って感じ
「硬膜」なんて、私もこの病気になるまで、
その存在すら知りませんでした。
硬膜とは・・・・・・
「脳と脊髄を覆う3層の膜のうち、一番外にあたるもの。
硬膜の内にあるクモ膜とは密に接着しています。
硬膜は非常に厚く強靭な膜であって、脳と脊髄を周りの組織から隔て外傷や感染から守るという役割を担っています。」(byウィキペディア)
しかしこの「硬膜」のメカニズムは現代医学では、ほとんど解明されていません。
この「硬膜」が裂けたり穴が空いて、脳脊髄液が漏れているのでは~?
と医学の既成概念を打ち破った仮説から発見された「脳脊髄液減少症」。
この仮説をベースに、漏れがあるならそこを塞げばいいじゃん、
って事で、血の凝固作用を利用して
硬膜外腔に自家血を注入するのが「ブラッドパッチ」(BP)という治療法です。
そもそも。
その名の通り「硬くて」頑丈な硬膜が破けるワケがない。
よってそこから髄液が漏れ続けるなんてありえない!
というのが、否定派医師連の主張のようです。
でも髄液は必ずしも硬膜からだけでなく、
その内側にある「くも膜」からジョアジョア漏れる場合もあります。
くも膜は硬膜と違って、薄くて裂けやすいので、それなら十分ありえます。
今年2月に熱海受診の際、S教授も
「むしろ硬膜から漏れるのはわずかで、「くも膜」から漏れてる場合の方が多いと思う」とおっしゃってました。
つまり熱海の先生は、もはや「硬膜に穴があく」説にそれほどこだわっていない印象を受けました。
それよりも BPによって「改善」される点を重要視してらっしゃる。
とにかく目の前で苦しむ患者をなんとか救いたい!
との一念で編みだした苦肉の策がブラッドパッチだと思います。
患者からすれば、漏れているのが「くも膜」だろうが「硬膜」だろうが
そんなの関係ねぇ(チョイ古)
要は、今ある辛い辛い症状が緩和されればそれでいいのです。
それをエビデンス(科学的根拠)がないだの、
患者をモルモットにしてるなど、と
グダグダ非難するだけ非難して
患者の苦しみにはまるで無関心…。
もはや、ここには「患者のための医療」は存在していません。
さらに
「BPで改善された患者率を改ざんしてる」とか
「S教授は数年前と、言う事が違ってきてる」とかとか。
ナンセンス、としか言いようがありません。
変わってくるのは当たり前でしょう~~~
症例が増えるに従って、改善する率も、検査の方法も
原因の認識も進化するし、変わってくるものでしょう。
むしろ、いつまでも、昔の持論にしがみついて頑なにならず
常によりよい医療を探して、柔軟に対処なさってるわけで。
過去のご自分の発言や論文なども、あえて否定なさる「勇気」を
お持ちの医師だと思います。
確かにブラッドパッチで良くならない患者がいるのは事実です。
もしS教授の治療方針に疑問をいだき、
もっと違う観点・視点からの治療法で、改善できるものがあるのであれば
ぜひ、世に広めて頂きたい!
BP非難をなさるエネルギーを
是非、そちらの方に注いでください。
折角、優秀な頭脳を「否定するための否定」だけに使うのはあまりに
MOTTAINAI
時間と労力の無駄遣いです。
BPしても改善されない、または悪化してしまった方の救済のために
「真の原因」や治療法を研究し示してほしい、と思います。
おっと、
横道にそれました
「硬膜」のお話でしたね。
硬膜の動きが分る、なんてありえない、
と言われてしまえば、それまでなのですが。
私は、倒れてからずっと自分の「硬膜」のご機嫌を伺い対話してきました。
「硬膜」は現代医学で認識されている以上に
複雑で、繊細な動きをし、さまざまな筋肉や神経と干渉しあって働きつづけています。
少なくても、私はそう実感しています。
なぜ、そう確信するにいたったか……は次回に。
ここ数日のような不安定なお天気は、「硬膜」が変な風に緊張し、よじれ
具合が悪くなります。
私の場合、これが、クリアされれば
「完治~~~~」
への出口が見えてくる予感がするですが・・・