たとえば脳脊髄液減少症・・・・・・

ある日、ソレは突然やってきたかにみえました。
30年前の交通事故の記憶がよみがえる・・・・・・

ブログ二周年

2009年07月21日 | 脳脊髄液減少症
ブログを始めてから丸二年が経ちました
もう二年……まだ二年かな…。
思えば波瀾万丈な731日でした。

二年前、ブログを開設した当時
私にはまだ病名がついていませんでした。
熱海からの通知をひたすら待っている最中…
自分が果たして、この世に本当に実在しているのか、
どうか、さえ判然としない最悪な状態でした

唯一、心と魂の救いになったのは、ゆめさん、ろくろさん他、脳脊髄液減少症患者さん達が、綴ってくれていたブログでした。

皆さん、自らも生と死のハザマでもがき苦しまれているのに、
後から続く患者さんのために、身を削る想いで情報を発信して下さっていました。
まるで蚕が自らの身体から絹糸を吐き出すかのように。

私はその絹糸を、必死にたぐりよせ、懸命につかまりながら、
動けない身体に巻き付け、地獄の暗闇の中を何とか生き延びてきました。
だから、私もささやかながら、そのお手伝いができないものか。。。
とブログを始めてみました。

もし、もし、
今の世に「ネット」というツールがなく、
ブログがこんなに普及していなかったとしたら…
私は、いまだに自分の絶不調の原因に気づかず
いえ、とっくにこの世から消えていたかもしれません

脳脊髄液減少症という疾患は、決して現代病などではありません。
北京原人の時代から存在していたはずです。

でも
この日本の地で西暦2002年にS教授により発表された…
のは偶然だったのでしょうか。

大昔、人類が火を見つけ、電気が発明され、コンピュータが開発され、
それがパソコンとして一般家庭にものすごい勢いで普及し、
ネット環境がワールドワイドに広がり、
そして「ブログ」の登場

電気・テレビ・パソコン・ネット・ブログ。。。
これらの文明の機器なくしては、
この病気は多くの患者さんに認知されなかった事でしょう。

扉は開かれたのです。

まるで「脳脊髄液減少症」はこの時を待っていたかのように…
今まで身を潜めていました。

この世には偶然はない!
と思います。
折角開かれたドアを
今、よからぬ動機で閉じようとしている方々がウヨウヨいるようです。

多分私達は試されているのです
試されて、淘汰され、生き残っていくのは、『本物』だけです。
「私利私欲」「我の塊」で奔走している方々の行方は…
さあ、どうなるのでしょうね~。

今晩、8時、朝日放送に
時代の扉を開けて下さったドクターが出演します。
どのような内容になるか…分りません。
でも、この世に「偶然」がないとしたら
今後なんらかの展開があると信じたいです

試されているのは
私達、患者も同じなんだと思います。。。


        

この2年間、こんなヘボいブログにコメントを下さった方々
ロムして下さった方々、
私は、そんな皆様に支えられ、励まされて、続けて来られました。
本当に本当にありがとうございました。
これからもボチボチと続けていこう、と思っています。
気が向いたら、コメントをいれて下されば、うれしいです。
今後ともよろしくお願いします