あれから、、、5年が経ちました・・・
また、この季節が巡ってきました。
髄液を抜かれ、魂までもが抜かれた日。。。
あの日から、私の生活は一変しました。
今まで「当たり前」だと思っていた、すべてのものが奪われ、壊れ、崩れました。
その代わりに、「ほぼ寝たきりライフ」が始まったのです。
詩恵琉さんがおっしゃる「ホラー症状」の始まり始まり~。
そのほんの一部を紹介します。
・顔のパーツが(目・鼻・口・耳)がすべてずれている
・身体が常に震度4度ほどに揺れている(縦横無尽に)
・頭蓋骨の中が、ゆあんゆあんと揺れている
・後頭部から脊髄に沿って、棒がつきささっている感じ
・まっすぐに歩けなく、アヤツリ人形のように、上から吊られている感じ
・顎が常にガクガクと移動している
・なんともいや~な冷感を胸のあたりに感じる
・脳が常に痙攣をおこしている
・全身の関節や筋肉が混線を起こしている感じ
・いきなり襲ってくる不整脈
・身の置き所のない、ダルダルダル感
経験のない方には、多分ご理解頂けないかと思います。
今でも、熱海の篠永先生以外には分ってもらえず、
このほんの1割ほどの症状を他の医師に訴える、と即「精神科」送りとなりました。
とにかく、人が人としての生きていく、中枢部分が「いかれてる~」
自分が自分でなくなるって感覚です
脳脊髄液を、ほんのわずか採取だけなのに。。。
なぜ、こんな激しい、ホラー現象が起こるのだろう。。。
一体、自分の身体はどうなっちゃったのだろう。。。
おそらく、人は自分の理解を超える何かが起こると、パニックになるののでしょう。
今回の福島原発みたいに。
もし、事前に、「脳脊髄液」を採取すると、これこれこのような副作用がありますよ。
とか知らされていれば、まだよかった。。。
私の場合は、酷い頭痛で搬送された脳外科で、何の説明もなく
CTの結果異常ないから、髄液採取しましょ、といきなりズブリ
いきなり襲ってきたホラー症状を
看護士に訴えても訴えても、無視され続けました。
精神異常者だと切り捨てられました。
「私」という患者は、いなかった者とされたようです。
次に救急で運ばれた病院でも「軽度の自律神経失調症」と診断され、
自宅に返されました。
その次の病院も、そのまた次の病院でも。。。
こんなに激しい症状のオンパレードなのに、受け入れてくれる病院は
アリマセンデシタ。
もしあの時、「安静と水分補給が大事」というアドバイスを頂けたり
ブラッドパッチをして頂けていたら。。。(確実にズイエキ漏れてました)
人生変わっていたと思います。
あれから5年が経ちました。
髄液が漏れている、という所見がなく、ブラッドパッチの適用はされず、「生理食塩水」パッチを続けています。
最初は、効果があるように思えましたが、3年経って、今は。。。どうだろう。
でも、通院によって、それまでの引きこもりから解放されました
千円カットの美容院にも行く勇気が出てきました。
多分、こういうのが大事なのかも。。。とも思います。
今でも硬膜のよじれ、緊張、筋肉、靭帯の硬直、頭の先から足の先までの症状。。。という後遺症が残っています。
今でも、1日2,3時間起きているのがやっとです。
ああ、あの時、なんで救急車を呼んでしまったんだろう。
なんであの時、よりによってあの脳外科に運ばれてしまったんだろう。
あれさえなければ。。。
あれさえなければ。。。
あれさえなければ。。。
発症当時は、寝たきりのベッドの中で、天井と壁を見ながら
ぐるぐると思考がいったりきたり。
毎日何度も発狂しそうになりました。
でも、もう救急搬送、という手は使えない。。。
点滴は、私には効き目はないようですし。。。
「異常なし」「命に別状なし」と返されるのがオチです。
いやでも学習しますよ。さすがに
でも、でも、でも
と思うようになったのは三ヵ月後くらいでしょうか。
あの日、あの時、あの事がなくても
多分、私は、違うことで同じような苦しみと出会っていたのかも。。。と
私には必要悪だったのだと思うようになりました。
もしかして、加害者の方になっていたかも
家族や友人に発症していたのかも。
神様は、まだ私が耐えうる試練を与えて下さっているのだ。。。
そう思わないと、とても今まで生き抜く事が出来ませんでした。
ただ、あんなに大勢の医師に診てもらったのにも関らず、
「脳脊髄液減少症」の典型的な「起立性頭痛」も当初あったにも関らず
誰にも気づかれず、単なる更年期障害や自律神経失調症や心身症や運動不足や肩こりで
切り捨てられた事が、非常に哀しいです
このような過酷な体験は私だけではないはずです。
お医者様の皆様、
この世には「脳脊髄液」の不具合による病気がある、という現実
(髄液が増えすぎる「水頭症」だけではなく減少する事で起る症状アレコレ)
頭蓋骨も脳みそも揺れるという事実があるという事
と真摯に向き合ってください。
(医学の教科書には、そのような事はありえない、と書かれているようですが。
でももし、頭蓋骨が動かないならば、なぜ24個ものパーツに分かれている必要があるのでしょう?)
常に、教科書にも先輩医師にも疑問を投げかけてください。
者様の訴えや症状をデータだけでなく、顔色や声を大事にして頂きたいと切に願います