たとえば脳脊髄液減少症・・・・・・

ある日、ソレは突然やってきたかにみえました。
30年前の交通事故の記憶がよみがえる・・・・・・

毎日新聞の記事から~~~

2011年10月15日 | 脳脊髄液減少症

ただ今、PCもワタシも瀕死の状態です
とりあえず起動しているうちに残しておきます。

ズイエキ漏れに関しての診断基準が発表されたそうです。
ワタシの意見は後日ということで。


毎日新聞

髄液漏れ:画像診断基準、厚労省研究班が発表

 激しい頭痛などを引き起こす脳脊髄(せきずい)液減少症について、厚生労働省研究班は14日、原因の一つの「髄液漏れ」を判定する画像診断基準を発表した。
研究班が6月に「外傷による発症はまれではない」としてまとめた基準案を、国内の関係各学会が承認・了承。
「髄液漏れはあるのか」を巡る10年間の論争が決着し、研究班は今後、治療法への保険適用を目指して研究を進める。

 研究班代表の嘉山孝正・国立がん研究センター理事長が、横浜市で開かれた日本脳神経外科学会で記者会見。
基準は「頭を上げていると頭痛が悪化する」患者について、頭部と脊髄をMRI(磁気共鳴画像化装置)で検査し、
髄液漏れなどが見つかれば髄液減少症と判定。
見つからなかった場合は、造影剤を使った「ミエロCT」と呼ばれる検査などを基に判断する。

 髄液漏れは研究が進展した数年前までは、「あり得ない」「めったにないこと」とされてきた。
否定的な医師らは、治療で「よくなった」という患者の声についても、「気のせいではないか」と認めようとしなかった。
05年5月以降、事故で発症したとする被害者と損害保険各社とが補償を巡って司法の場で争っている事例が次々に表面化。国会でも研究の進展を求める声が出ていた。

 06年10月、日本脳神経外科学会の学術委員会委員長だった嘉山氏が「学会間の垣根を取り払い、誰もが納得する診断基準を作る」と宣言し、
07年度に研究班をスタートさせた。【渡辺暖】

NHKのニュースでも流れたそうです

交通事故の衝撃などで脳や脊髄の周りの髄液が漏れ出し、頭痛やめまいを起こす「脳脊髄液減少症」について、
CTやMRIの画像などから髄液の漏れを確認するとした初めての診断基準を、専門家で作る研究班がまとめました。

「脳脊髄液減少症」は、交通事故の衝撃などで脳や脊髄の周りにある髄液が漏れ出し、頭痛やめまいを起こすもので、
全国で10万人を超す患者がいるという推計がある一方、当初は、存在自体を疑う医師もいました。
このため、さまざまな立場の専門家で作る研究班が5年にわたって検討を行って、初めての診断基準をまとめ、14日、発表しました。
この中で、脳脊髄液減少症を診断する際には、立ち上がった際に頭痛があることを前提に、CTやMRIの画像などから髄液の漏れを確認するとし、
一部で行われている、放射性物質を加えた薬剤による検査については、精度が低く参考程度にするとしています。
しかし、この基準で症状を訴えた100人を診断したところ、実際に髄液の漏れを確認できたのは16人にとどまり、
研究班では、髄液の漏れが見えない人はほかの原因も考えられ、さらに研究が必要だとしています。
研究班の代表を務める国立がん研究センターの嘉山孝正理事長は
「新たな基準で診断された患者が今後、有効な治療を健康保険で受けられるよう取り組んでいきたい」と話しました。


ゆめさんのブログも是非ご覧ください。


10年たって、ようやくここまできたか

それにしても。。。それにしても。。。
K山先生。さすがですね