ん!?
なんで今ごろ(下)ネタなの?
とつっこまれそうですが・・・・・・
実は、「ん!?硬膜がいいカンジ~(中)」を記事にしてから、というもの
「いいカンジ」から「や~~~~~なカンジ」に逆戻りし。
すっかり続きを書く気が失せてしまっていたのです
しか~し。
ここに来て
再び、「いいカンジ」になりつつあります
そこでちょっくら続編への気力が沸いてきました。
先日の熱海受診の際
S永医師に是非ともお聞きしたい件がありました。
それは
代替医療の可能性について。
「生食パッチ」オンリーだと、何とも効果がまどろっこしい
&本当にこれだけに賭けてもいいのか・・・という迷いが
まだまだあります。
生食パッチと併用して受けてもいい療法、避けた方がいい療法。
そしてオススメ療法があるのか……。
先生のご意見を伺ってみたいと思いました。
もう2年ほど前の日付ですが
あるカイロブラクターのブログに・・・・・・。
「徒手医学会でS永先生の特別講演を聴いた」
と書かれてありました。
その講演では、脳脊髄液減少症の病態の説明と、そして
参加者に熱いメッセージを送られたとか。
実際にカイロなど代替医療でこの病態を治療することはできないが
●筋緊張亢進を取り除く・痛みを取り除くなどといった表面的な効果
●自律神経の改善・脳脊髄液循環の改善など内面からの効果
●ブラットパッチ後のメンテナンス治療
として
代替医療に期待している。と。
ほっほお~~
S永医師がここまで、代替医療に期待し、講演までなさっていたとは。
確かに、脳神経外科などの医学会で
「脳脊髄液減少症」という病態を訴えても訴えても
「そんな病気はありえない!」「エビデンス(科学的根拠)が希薄」
と、猛烈な反撃を食らってしまう、という今の現実
「医学の教科書しか信じられないのでしょうね~」
S医師の言葉は穏やかですが、静かな怒りと哀しみが込められています。
真の教科書は、目の前の患者であるはずなのに・・・・・・。
頭のてっぺんから足のつま先まで、全身に渡り
ありとあらゆる症状が発現する「脳脊髄液減少症」は、
耳鼻科・整形外科・眼科」婦人科・・・・・・と細分化された
現代の西洋医学では診断の下し様がありません
患者が訴える細かい症状を身体のパーツごとに診ても、
病の真相に迫る事は困難です。
だって、トラブルの根本は、身体の中枢を循環する「脳脊髄液」にあるのだから…。
これはあくまでも私の私見なのですが
「脳脊髄液減少症」という疾患は、西洋医学だけの概念では理解するのは難しいのではないか?
西洋医学の医学会では猛攻撃をくらってしまう
「脳脊髄液減少症」の病態も
民間セラピーの方々には、すんなり受け入れてもらえるらしい。
西洋医学に見捨てられ、絶望した患者の多くは、代替医療に走ります
鍼灸・整体・指圧・漢方・気功。。。などの東洋医学
カイロプラクティック・オステオパシー・キネシオロジー・ホメオパシー。。。
などの西洋的民間療法
S医師は、実際にさまざまな民間セラピストの方々と接し、
あまりに脳脊髄液や硬膜についての豊富な知識に
目からウロコだった、とか。
西洋医学では、「脳脊髄液」はいまだ未開拓の分野。
その働きも産生も吸収も、そのメカニズムが全く解明されていません。
しか~し、
その「脳脊髄液」の循環に着目し、施術のメインとしている療法が
探せば意外とたくさんあるのです。
たとえば、「オステオパシー」。
オステオパシーとは、(以下「ウィキペディア」より抜粋)
「骨格などの運動器系、動脈・静脈やリンパなどの循環器系、
脳脊髄液の循環を含む脳神経系など、解剖学的あるいは生理学的な広範囲の医学知識の元に、
手を使って治療を加える」療法です。
1. 身体全体をひとつのユニットとして考え、
2. 身体の機能と構造は一体のものであると考える。
3. 自然治癒力を鼓舞することを主眼とするなど、独特の医学体系を持つ。
その手法の中に
筋・筋膜リリース :筋膜の緊張に対して、引き延ばすように直接法を行ったり、あるいは収縮させるように間接法的に行ったりしてバランスを整える手法であり、本来はマッサージの技法のひとつ。
頭蓋仙骨療法(クレニオセイクラル セラピー):硬膜に緊張があったり頭蓋骨に動きの制限があると脳脊髄液の流れに不調が現れ、その結果全身の神経機能に影響を及ぼし、身体機能が不調に陥る。
頭蓋と仙骨の硬膜システムの改善により、脳脊髄液の流れを促進し、中枢神経の働きを活性化する手技
な~~んてのが、あり、
筋緊張がキツク、頭蓋から仙骨が常に不安定な状態な私には、
まさにビンゴな療法なのでは~~~
と常々考えていました。
たっめしてみようかな~~
S永医師によれば
「大いにお勧めしますよ。脳脊髄液に関しては、西洋医学よりも
数段、優れた手法だと思いますね~。」
達人級のセラピストさんは、髄液が増える『ツボ』さえも探り当てられる
ラシイ
物理的に「漏れ」がある場合は、まずは塞ぐのが先決ですが。
私のように、漏れがなく、
いつまでも身体の異常なガチガチ筋緊張が続く
それによって起こされる揺れるようなメマイが続く
症状の場合、そのような代替医療の方が効果的かもしれません。
ただ、この療法には大きな問題が・・・
その多くが有資格者ではないので
セラピストの能力や技量によって大きな差があり、
かえって悪化してしまう可能性もゼロではない事
そして、自由診療のため
経済的負担が大きい事
(1回で福沢諭吉さんが威勢良く飛んでいきます)
ふぅ。
代替治療は当たり外れが西洋医学以上に、大きいバクチです。
(医師は、皆さん、医師国家試験はパスしてますからね~。)
それでも、アレコレ試してみたいのが、なかなか良くならない患者の心理。
とりあえず、自分の「運」と「治癒力」を信じて、
一歩一歩進んで行こう~
と思っています。