たとえば脳脊髄液減少症・・・・・・

ある日、ソレは突然やってきたかにみえました。
30年前の交通事故の記憶がよみがえる・・・・・・

腰椎穿刺de地獄に堕ちる・・・

2007年07月27日 | 脳脊髄液減少症

知りませんでした。
全然無知でした。
「腰椎穿刺」って言葉さえ知らなかったのです。

ましてやその恐ろしさ、むごさ、残酷さ・・・
腰椎穿刺は「脳脊髄液を採取するために、腰椎と腰椎の間の隙間から細い針を刺す方法のこと」です。
腰椎麻酔や無痛分娩などの際も行われているようです。


しかし


この「腰椎穿刺」はよほどの必要がない場合はするべきではない!

と思います。
だってものすごいんです!
その後遺症たるや、半端じゃありません。
起立性頭痛、吐き気、ふらつき、メマイ、不整脈、頻尿、身体の震え、手足の冷え、悪寒、呼吸困難・・・
これら具体的に現せる症状の他に既製の言葉がないような症状がものすごい。
あえて表すならばまるでこの世のものとは思われない気分の悪さとでもいいましょうか。

首から上が悪霊に乗っ取れたって感じです。

分けが解らないけれどタダ事ではない事態が身体に起っている!
この症状の本当の恐ろしさはこれだけではありません。
自分てきには、ものすごく激しい症状なのに
見た目はちょっと具合が悪い?
程度でしかも、血液検査や尿検査、レントゲンなどのフツーの検査では「異常なし」なのです!

「異常なしなのに、なんでそんなにパニクってんの?」
「あなたは身体じゃなくて心が病気だよ」

・・・・・・なんで、なんで
みんなにはこの、尋常ではない傷が見えないの?
こんなにダラダラ血が流れているのに。
なぜ見えないの?

まるで「不思議の国のアリス」になったよう・・・・・・。
デ シ タ。

まさに地獄絵図です。
悪夢を見つづけているかのようです。
こんなに身体がフワフワするのはそのせい?
ひょっとしてココは幽界?

いつの間に死んだんだろう。
死んでも、こんなに身体が辛いのはなぜ?

わたしは

どんどん精神がおかしくなっていきました。

 


きっかけは・・・腰椎穿刺

2007年07月22日 | 脳脊髄液減少症
きっかけは「腰椎穿刺」でした。

ある日ものすごい頭痛に襲われて
救急で行った脳外科で髄液検査を勧められました。
CTスキャンでははっきりとした影はない、
でも髄液検査をすれば「くも膜下出血」を100%否定する結果が得られる・・・。
腰椎穿刺のリスクは一切説明されませんでした。

これが相当無謀な事であった事は
かなり後になって知りました。

果たして・・・髄液はきれいに澄んでいて
「よかったね」と言われ
安堵したのもつかの間

その数時間後に
世にも恐ろしい経験をする事になるとは。
それから一瞬たりともりラックスできない身体になるとは
思いもしませんでした。

1年経った今でも思い出すのは辛いです。
でももし、同じような思いをした方の
何らかのお役に立つことになるのならば

自分の記録のためにも
残しておこうと思います。