アシジマカネタタキ

夜、また林へ向かった。
先日、アシジマカネタタキのオスに巡り会えた海岸近く。
暗闇に張るアレの姿に微妙に怯えつつ、それでも懐中電灯の明かりを頼りに歩いていくと怪しい影。



かなり濃い体色。微妙に寸胴。
どうだろう？
アシジマカネタタキのメスで間違いないんじゃないかと思う。

別の日、自宅の裏山でまた悩ましいのに出会った。


色はかなり濃い。
ただ、比較するとややスマートで脚の模様も微妙に違う。
一番は産卵管の形が違う。
うむ、間違いなかろう！
初めのはアシジマのメス、こっちはカネタタキのメス。
自分なりに見定めたポイントは・・・
体色の濃いカネタタキのメスは胸が平らっぽくて、頭、胸にやや縞模様。
アシジマは胸がやや膨らんで、頭と胸は無地。
産卵管が微妙に上に向くのがアシジマで、まっすぐなのがカネタタキ。
尾毛はアシジマの方が短い。
比べないとどうしようもないが、数を写していけば少しずつ何とかなりそうに思えてきた。