八重山は生き物的に台湾とのつながりが強い。
共通種もあれば、亜種あるいは近似種というのもいる。
このクロイワカワトンボもその一つで、台湾に生息するキヌバカワトンボの亜種なのだという。
ジャングルの薄暗い細い流れが好きで、おまけにわりと敏感。
見つけるのは容易いのだが、いい角度で近づこうとがんばっても、フワフワといやがって移動してしまう。
おまけに強いフラッシュを当てると翅が不思議な色に輝いてしまう。
なかなか面倒なトンボなのだ。
ところがこの時であった個体は、ずいぶん愛想が良かった。
近づいても逃げないし、そこそこ明るいところに静止してくれている。
これはチャンスとけっこう写したのだが、ファインダーの中でなんだか違和感を感じた。
画像を拡大してみると、おや、腹部や翅のところどころが緑色ではないか。
体の一部が泥などで汚れることは、トンボの場合、特にメスでは珍しいことではない。
水中や泥の中に卵を産むので、そのときに汚れがつくこともあるのだ。
また、クモの巣に引っかかりかけたりしても、それ相応に汚れていく。
しかし、このクロイワカワトンボはオス。しかも汚れは緑色。
まさかとは思うが、コケが生えたのだろうか。
いくら高温多湿のジャングルの中とはいえ、トンボの体にコケ?
いや、だが、しかし・・・
捕獲して確認しようとしたらさすがに飛び去ってしまった。
おそらくは何かの拍子でついた汚れなのだろう。
だが、あの動きの鈍さ。もしかしたら本当にコケだったのかもしれない。
生きたトンボの体にコケが生えてもなんとなく納得できるくらい、真夏の西表島のジャングルは、蒸し暑い。
共通種もあれば、亜種あるいは近似種というのもいる。
このクロイワカワトンボもその一つで、台湾に生息するキヌバカワトンボの亜種なのだという。
ジャングルの薄暗い細い流れが好きで、おまけにわりと敏感。
見つけるのは容易いのだが、いい角度で近づこうとがんばっても、フワフワといやがって移動してしまう。
おまけに強いフラッシュを当てると翅が不思議な色に輝いてしまう。
なかなか面倒なトンボなのだ。
ところがこの時であった個体は、ずいぶん愛想が良かった。
近づいても逃げないし、そこそこ明るいところに静止してくれている。
これはチャンスとけっこう写したのだが、ファインダーの中でなんだか違和感を感じた。
画像を拡大してみると、おや、腹部や翅のところどころが緑色ではないか。
体の一部が泥などで汚れることは、トンボの場合、特にメスでは珍しいことではない。
水中や泥の中に卵を産むので、そのときに汚れがつくこともあるのだ。
また、クモの巣に引っかかりかけたりしても、それ相応に汚れていく。
しかし、このクロイワカワトンボはオス。しかも汚れは緑色。
まさかとは思うが、コケが生えたのだろうか。
いくら高温多湿のジャングルの中とはいえ、トンボの体にコケ?
いや、だが、しかし・・・
捕獲して確認しようとしたらさすがに飛び去ってしまった。
おそらくは何かの拍子でついた汚れなのだろう。
だが、あの動きの鈍さ。もしかしたら本当にコケだったのかもしれない。
生きたトンボの体にコケが生えてもなんとなく納得できるくらい、真夏の西表島のジャングルは、蒸し暑い。
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