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空芯菜

2011-11-18 14:55:28 | 植物
実家では私が子供の頃から家庭菜園をやっていた。
しかも母親は面白い野菜や花が好きで、種苗会社のカタログを取り寄せては物珍しい野菜をいろいろと育てていた。
それを手伝ったり食べさせられたりしていた関係で、多くの野菜は同定できるし、最近普及してきた野菜もその何年も前に食べていたりする。

この植物を初めて沖縄の池で見つけたときはけっこうびっくりした。
私にとってはエンツァイあるいはアサガオ菜として、野菜として知っていたからだ。
今はこの名前が一番通りがいいのではないだろうか。
クウシンサイ。
最近はスーパーでも見かけるようになった、中国系の野菜。

沖縄は文化的に中国との結びつきが非常に強い。
このクウシンサイも沖縄ではかなり以前から野菜として栽培され、そして水辺に雑草として逃げ出したものらしい。
だから人里近くの水辺でトンボを探していると、ほぼ間違いなく出会うことができる。

ちなみに私はこの野生化したクウシンサイを食べたことはない。
なんでも逃げ出したものはかなり灰汁が強くなって苦みが強いというし、そもそもこの仲間、ヒルガオ科は本土に持ち込んでは行けない。
アリモドキゾウムシやイモゾウムシのホストとなっている可能性があるからだ。
食べてみるなら現地で料理しないといけないのだが、生き物を求めて野山を駆け巡っていると、自炊まではとても余裕がない。
一度食べてみたい、とは思っているのだが。

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