特別な青いものが幸せを呼ぶとは限らない。
たとえばこんな・・・ダンゴムシ。
これはごく普通に生息する外来種、オカダンゴムシだ。
だが、何かが違う。
そう、青いダンゴムシなのだ。
普段はグレーのオカダンゴムシの青色個体。
個体変異や突然変異というものではなく、これは感染症なのだという。
リイドウイルスという、この仲間に感染するウイルスによるものなのだそうだ。
リイドウイルスに感染すると、体色が鮮やかな青みを帯びる。
この青色は病態が進行していくほど鮮やかになっていくという。
そして、1〜2ヶ月ほどで、迎えるのは確実な死。
もちろんリイドウイルスが人に感染することはない。人にとっては全く無害なウイルスだが、ダンゴムシにとっては不治の病というわけだ。
しかし、どうしてこんな鮮やかな色になるのだろう?
一番に考えられるのはウイルスの拡散のためだ。
リイドウイルスはそれほど感染力の強いウイルスではないらしい。
空気感染や接触感染などは無く、経口感染が主な感染ルートのようだ。
だからたくさんのダンゴムシの中で1個体だけ見つかったりする。
このウイルスに感染し、青くなった個体は行動変容が観察されている。
普段は物陰に隠れていることが多いオカダンゴムシが、開けた場所を堂々と行動するようになるのだという。
病原菌の感染や寄生虫によって昆虫の行動が変容するのはよくある話だが、いずれも繁殖に絡んでいることが多い。
この青いダンゴムシも同様なのではないだろうか。
つまり、鮮やかな色彩で開けた場所でも行動するようになれば、当然、天敵にも襲われやすくなる。青いダンゴムシを食べた鳥の糞にウイルスが含まれているのなら、その糞を食べたダンゴムシに感染が広がる。そうやってウイルスは拡散していくのでは、と考えられる。
いずれにしてもリイドウイルスが人に感染する可能性は無い。
もし、道ばたで青いダンゴムシを見つけたら、じっくりと観察してみるのもいいのではないだろうか。ダンゴムシなんて、とはいわずにたまにはね。
たとえばこんな・・・ダンゴムシ。
これはごく普通に生息する外来種、オカダンゴムシだ。
だが、何かが違う。
そう、青いダンゴムシなのだ。
普段はグレーのオカダンゴムシの青色個体。
個体変異や突然変異というものではなく、これは感染症なのだという。
リイドウイルスという、この仲間に感染するウイルスによるものなのだそうだ。
リイドウイルスに感染すると、体色が鮮やかな青みを帯びる。
この青色は病態が進行していくほど鮮やかになっていくという。
そして、1〜2ヶ月ほどで、迎えるのは確実な死。
もちろんリイドウイルスが人に感染することはない。人にとっては全く無害なウイルスだが、ダンゴムシにとっては不治の病というわけだ。
しかし、どうしてこんな鮮やかな色になるのだろう?
一番に考えられるのはウイルスの拡散のためだ。
リイドウイルスはそれほど感染力の強いウイルスではないらしい。
空気感染や接触感染などは無く、経口感染が主な感染ルートのようだ。
だからたくさんのダンゴムシの中で1個体だけ見つかったりする。
このウイルスに感染し、青くなった個体は行動変容が観察されている。
普段は物陰に隠れていることが多いオカダンゴムシが、開けた場所を堂々と行動するようになるのだという。
病原菌の感染や寄生虫によって昆虫の行動が変容するのはよくある話だが、いずれも繁殖に絡んでいることが多い。
この青いダンゴムシも同様なのではないだろうか。
つまり、鮮やかな色彩で開けた場所でも行動するようになれば、当然、天敵にも襲われやすくなる。青いダンゴムシを食べた鳥の糞にウイルスが含まれているのなら、その糞を食べたダンゴムシに感染が広がる。そうやってウイルスは拡散していくのでは、と考えられる。
いずれにしてもリイドウイルスが人に感染する可能性は無い。
もし、道ばたで青いダンゴムシを見つけたら、じっくりと観察してみるのもいいのではないだろうか。ダンゴムシなんて、とはいわずにたまにはね。