オオトビサシガメ

看板のすき間で見つけた怪しい影。
つついてみると向こうから出てきてくれた。



オオトビサシガメである。
春先、家の中で越冬した個体が窓辺でで見つかることはよくあるのだが、越冬中の個体に出会ったのは実は初めて。
この頃にはそこそこ暖かくなっていた影響もあるのだろうが、意外に活発に動いていた。

ミノウスバ

マユミの枝先でミノウスバを見つけた。


そういえば前に見たメスはどうしたろう？
当然枝先に姿はなく・・・



卵がしっかりついていた。

ベニシジミ

まだ羽化したてのようなきれいな個体だった。


ベニシジミの画像は圧倒的に晩秋から初冬と、早春が多い。
何故って？
その季節は飛んでくれるだけでうれしいものなのだ。
赤い模様もきれいだしね。

マダラスズ

耳を澄ますと聞こえてきた。
まだ鳴くか。
じっくりと探してみると足元で動く影。
予想通りのマダラスズだった。


火山地帯のような、地熱の高いところでは一年中発生している場所もあるという。
だから12月になって鳴いていても不思議ではないのだが、やはり驚く。
ま、言ってしまえば今までいかにこの小さな虫に注意を向けていなかったか、ということでもあるのだが。

マダラカマドウマ

崖に掘られた古い塹壕？の跡を覗き込んだ。
いるかな、と思えば期待通り。
相変わらず不気味なマダラカマドウマである。



この寒さなら動くこともなかろうと眺めにいったのだが、ほんの1メートルほどでも穴になっているとやはり暖かいのだろうか。
意外に動き回る奴、そして中にはこっちに向かって跳ねてくる奴。
予想できていても、やっぱり気色悪いものは気色悪いのよね・・・