ツチガエル

川辺を歩くとたくさんのカエルが飛び込む。
じっと立ち止まって耳を澄ますと小さな、ギュウギュウみないな鳴き声も。
どうやらツチガエルも繁殖期らしい。


そう思ってよどみに目を向けると、なにやら怪しい物体が。



これは・・・ツチガエルの卵塊かな？
こんなふうに産卵するんだ。
意外に知らなかった、ツチガエルの生態。

シオヤトンボ

谷戸へ足を向けた。
目的はこいつ、シオヤトンボ。




冬場も水が抜けないような、湿地のような場所が好きだから谷戸田は適した生息地。
ただ、近くの河原でも結構占有している個体がいてびっくりしてしまった。
縄張り争いに敗れた連中なのかもしれないが、こんなところで待っていてもメスは来ないだろうに・・・

ハンミョウ

トンボを探して水辺を歩くと、とにかくたくさん飛んでいたのがハンミョウ。



相変わらず鮮やかな、そして凶悪な姿。
これだけ派手な模様をしていると個体差がかなりありそうだが、どうも斑紋はかなり安定しているようだ。
甲虫の色は基本的に色素ではなく構造色だから変異しにくいんだろうか。

幼虫たち

丸々と肥えていた。
そういう表現がぴったり当てはまりそうなアカボシゴマダラ幼虫。



相変わらずの擬態っぷりのコマダラウスバカゲロウ幼虫。



ちなみにこの画像には3匹。


どちらももうすぐ蛹になるのだろう。

アゲハの仲間

アゲハの仲間の春型が出そろった。
鮮やかなエメラルドグリーンが眩しいアオスジアゲハ。



デカいくせにトロいから割と写しやすいジャコウアゲハ。



吸水に降りていたクロアゲハ。


次の週末は春型のミヤマカラスでも高望みしてみようかな。