ツチカメムシ類の幼虫

とある公園。
ツチカメムシのなかまの幼虫が、右往左往していた。
よく見るとたくさんいる。
そして、丸いものを引きずる姿も。


よくよく見てみると引きずっているのはヤマザクラの種子。
これを一生懸命引きずっていく。
何がしたいのかと見ていると、地面の一角でどうやら一緒に潜り込んでいく。
自分の餌の確保、なのだろうが、いっそフンコロガシのように後ろ足で押してくれれば面白いのに。
引きずりかたは前で掴んで自分がバックするオーソドックスなスタイルだった。

キクキンウワバ

草影に妖しい影。
そっと日向に出てきてもらうと・・・なんだ、この嘘くさい金メッキ感は！


キクキンウワバだと思う。
種類としては珍しいものではないが、この金ぴかはなんとも面白い。
しかし、外側をこんなに派手にしたんじゃ、外敵から見つかりやすくはないんだろうか。

アジアイトトンボ

青々と茂った水田。
真夏の風に揺れる葉の陰に小さなイトトンボを見つけた。
アジアイトトンボだ。


私が子供の頃は自宅に時々迷い込んでくるのがこのアジアイトトンボだった。
近くに水田などはなく、いったいどこから飛んできていたのかは分からないが、小柄な割に移動能力は高いのだろう。
アジアが見つかった一角では、カトリヤンマの羽化殻も。


湘南でも以前はありふれたトンボだったが、最近は探してもなかなか見つからなくなってしまった。
湘南で羽化殻に出会ったのは、いったいいつ以来だろうか。