海中

今回、かなりの時間、海の中に浮かんでいた。
強い日差し。
どこまでも澄んだ青い海。
日常を忘れ、リフレッシュするには一番の時間だ。
といっても水中でもやはりいろいろ写していたりする。
これはクモガイ。


これは大形のイモガイの仲間でアンボンクロザメ。


魚は・・・たくさんいてもなかなか写ってくれない。


一番驚いたのがタコクラゲ。


こいつは浅瀬で逆さになって共生する藻類に光合成させるという話を聞いていたのだが、気がつくと本当に逆さになっていた。


海の中は本当に驚きが多い。
本格的な水中写真だけは手を出さないつもりなのだが、やはり実に興味深い世界だ。

ハンミョウ

八重山にもハンミョウの仲間はいる。
たとえばこのヒメヤツボシハンミョウ。
小さいなりに美しい。


とある林道で大柄のハンミョウに出会った。
赤い模様が目立つ。
こんなヤツは石垣にはいなかったはずだが・・・珍品か？


帰って調べてみると、何のことはない、国内帰化のオキナワハンミョウのようだ。
植物の移植などとともに入ってしまったのだろうが、もっと珍しいものを期待していただけに残念。

イワサキタテハモドキ

視界の隅を煉瓦色のチョウが横切った。
ん？記憶にない姿。
これは・・・
大慌てで向けたファインダーの向こう、イワサキタテハモドキだった。


一昨年の秋、石垣島で発生していた迷チョウ。
冬を越え、去年の春にも出た。
さすがに最近は話も聞かないし、消えてしまったのかと思っていたのだが、しっかりと生き残っていたらしい。
妙に敏感だし、2個体がいていつも喧嘩ばかりしてしまうのでなかなかチャンスが少なかったが、なんとかそれなりに写すことができた。
この先定着していくのか、それともやがては消えてしまうのかは分からないが、次の撮影チャンスは間違いなく相当先になりそうだ。

コナカハグロトンボ

八重山の川の一番の普通種。
コナカハグロトンボ。


ただ、何度見てもこの姿はきれい。
静止するとわりとすぐに翅を閉じてしまうのだが、やはり開いている方が面白い。

リュウキュウフナムシ

海辺へ出るとカサカサとあいつが動いていた。
リュウキュウフナムシ。


よく見ると本家のフナムシよりも模様が色々あってきれいだ。
これもGと一緒の扱いがされることが多いが、姿はなかなかかわいいと思う。
ただ・・・動きが良くないな、カサカサコソコソと。