ういーくえんど・なちゅらりすと

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ヤマアカガエル

2013-02-05 14:17:45 | その他の動物
だと思う・・・
ニホンアカガエルと区別するのには背中の隆線が曲がること。
そう記憶していたのだが、これだけ卵を蓄えて太った個体を眺めていると自信がなくなってしまう。


とにかく、この日は雨の中、どこにいっても大合唱だった。
特に浅く水がたまった水田では大騒動だった。


岸辺で鳴く個体もいたが、それこそこの角度だと自信なし。


いや、一番痛いのは悪天候でデジイチを出さずにコンデジだけで狙っていたものだから、と言い訳しておきたい。
寒い寒いと思っていても少しずつ季節は進行しているんだと思わせる、カエル合戦だった。

ネアカヨシヤンマ

2013-02-05 14:12:33 | トンボ
弟子と二人、久しぶりに南関東に向かっていた。
窓の外はかなり激しい雨。
そこそこで止んでくれるのではないかという期待も虚しく、目的地に到着した時もかなりの強い雨。
『こんな雨の中でヤゴを探すのなんて俺らの他には一人くらいしかいないっしょ!』
弟子の言葉にもっともだなと苦笑いしつつ、崩れやすい足元に手を焼きながらしばらく沢を歩き崖をよじ登った先には、浅い池。
これだけ雨にふられると元々の水深がどれくらいだったのかわかりにくいが、ヤマアカガエルが大合唱をしているところを見ると常時水はあるらしい。
早速網を入れると、あっさりと黒っぽいヤンマの若齢個体。
『ん?マルタンか?』
その時は深く考えなかった。


やがて弟子が声を上げた。
『出ました!ネアカっす!』
え?マジか?
もしやと思い、自分の捕獲した個体もよく見れば・・・あ、どれもこれも背棘があるではないか。
間違いない。
ネアカヨシヤンマだった。


ネアカヨシヤンマは時々干上がってしまうようなかなり不安定な環境が好み。
しかも全国的に生息地が少なく、トンボでは希種の部類だ。
まぁこれが出るわ出るわ・・・1時間少々、2つの池でおそらく数十は見たんじゃなかろうかと思う。
そもそもネアカが好むような不安定な環境に生息できるトンボが多くないからだろうが、この場所では間違いなく優先種だった。
成長度合いにかなりの差があったが、きっとこれからヤマアカガエルのオタマジャクシをたらふく食ってどんどん成長するのだろう。
全国的に見てもこんなにネアカヨシヤンマの多い場所というのは、おそらくほとんどあるまい。
成虫の季節になったら是非きてみたいものだが、薮を突破しここまでくるのは至難の業か。
悩ましい場所が増えてしまった。