海岸近くの林でよく見かけるトベラ。
時には波飛沫のかかりそうなぎりぎりの岩場にへばりついていたりする。
初夏にはさわやかな香りのする白い花を咲かせ、晩秋になると丸い実ははじけ、中から赤い粘つく果肉のついた種子が現れる。この状態でも微妙に甘い香りがする。
花も実もない時、樹木の同定はしばしば面倒になる。
でも、このトベラだけは迷わない。
葉をちぎってその臭いをかぐと、何ともいえない不快な気分になるからだ。
まさに異臭と呼ぶべきか。
粘ついた果肉はきっと鳥の糞も粘つかせるのだろう。
だからこんなところにも種がへばりついて、生えていくことができるのだろう。
時には波飛沫のかかりそうなぎりぎりの岩場にへばりついていたりする。
初夏にはさわやかな香りのする白い花を咲かせ、晩秋になると丸い実ははじけ、中から赤い粘つく果肉のついた種子が現れる。この状態でも微妙に甘い香りがする。
花も実もない時、樹木の同定はしばしば面倒になる。
でも、このトベラだけは迷わない。
葉をちぎってその臭いをかぐと、何ともいえない不快な気分になるからだ。
まさに異臭と呼ぶべきか。
粘ついた果肉はきっと鳥の糞も粘つかせるのだろう。
だからこんなところにも種がへばりついて、生えていくことができるのだろう。