地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

秋田県沿岸北部でM2.9 宮城県沖でM4.1

2019-12-22 04:38:43 | 日記
 ここ数日、太平洋プレートの動きが変です。ひょっとしたら南西方向に向かって動いているかもしれません。それに対し、フィリピン海プレートは、太平洋プレートに押され、北西方向に回転するような動きになっているようです。

 そのため、秋田県沿岸北部のM2.9を中心に青森県西方沖から岩手県の南部にかけて動きがありますし、それとほぼ平行に走っている、新潟県~栃木~茨城という震源の浅い地震のラインも説明がつくと思います。しばらく起きていなかった宮城県沖の地震も昨日、今日と続いて起きていて、茨城方面の地震が鳴りを潜めているということも、太平洋プレートの動きが変わったためと考えています。
 それに対し、フィリピン海プレートは、北西方向に押し上げているわけですから、従来の熊本県の地震や沖縄方面で動きが出てくるのではないかと思います。

 世界的な話では、M4クラスの地震でみると、インドネシアと中米で非常に多く起きています。インドネシアに関しては周辺全体で、太平洋プレート、フィリピン海プレート、インド・オーストラリアプレートの3つのプレートの動きがかかわっていて、ミンダナオ島や津波のあったスラウェシ島近辺でも地震が頻発しているようです。中米に関しては、太平洋沿岸部が多く、北アメリカと南アメリカをつなぐ、メキシコやパナマなどのちょっと細くなっているところでは、ずらっと全体的に地震が発生している状況です。
 ですから、ひょっとすると、インドネシアと中米は、太平洋プレートの重心を挟んで対岸に当たるのかも知れません。となると、太平洋プレートの重心の位置は、キリバスよりもやや北東側と推測できますが、その場所は、うまい具合に太平洋プレートの中心あたりになります。
 ということは、インドネシアと中米では、一方が浮き上がる動き、一方が沈み込む動きをしているのではないか、というふうに考えられます。そして、この動きが分かると、日本の対岸に当たるのはチリ方面になるので、このあたりで大きめの地震が起きたときには、割と早く、日本に影響がでるのではないかと予測できるようになります。
 ちなみに、いまのところ、南米方面は小康状態です。
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