地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

道東方面で4回 福島県沖でM4.7

2019-12-08 02:58:20 | 日記
 根室方面で地震が3回、網走方面で1回の地震がありました。海上なのは根室半島南東沖のM4.1と北海道東方沖のM4.3の2回。内陸では根室地方中部でM3.1。このうち、根室地方中部の地震は震源が深く、海上のものは中程度、網走のものは震源が浅い、という、すべて道東方面ですが、その地震の質は違ったものになっています。震源の深い地震が起きていますから、千島・根室方面で再び揺れるかもしれません。そして、内陸方面で動きがあったということは、道東方面でも、少しずつ、震源が西にずれてくるかもしれませんね。

 福島県沖のM4.7は、震源の深さが中程度で、ラインとしては、茨城県南部につながるものです。ですから、今回の震源から、茨城県南部方面の間で、動きが出てくるかもしれません。実際、茨城県の下部では、有感地震にならなかっただけで、震源の深さ中程度の細かな地震が密集しています。それと連動して、栃木県と群馬県の県境でも、震源の浅い地震が密集していますから、こちらでも動いてくる可能性があります。注意していてください。

 また、四国の両側で、細かな地震が発生しています。特に周防灘の方で動きが出てくる可能性が高いと思います。

 それから、茨城の群発地震について、やっとマスコミが取り上げてきました。ただ、茨城も北部と南部で震源の深さが違うとか、そういう話は、自分の見たものでは出てきていません。南海トラフがらみの話になってしまいそうです。
 南海トラフは、土佐沖の固着域が動いたときに、大きくなると思います。それで、今、四国の両端がうごいていますけれども、土佐沖ではほとんど動きがありません。それだけ歪が大きくなっていると考えています。さらに、これだけガッチリくっついているわけですから、いきなりドンと動くという状況よりも、どこかが崩壊して、その勢いで一気に動くという可能性の方が高いと踏んでいます。
 ですから、土佐沖で怪しい動きがあったときに、最大警戒です。日頃の地震情報を注意していてください。
コメント
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