地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

鹿児島県薩摩地方でM4.2 沖縄本島近海でM5.0 青森県西方沖でM3.7

2019-12-19 04:52:02 | 日記
 昨日も書きましたが、まだ、西日本では、震源の浅い地震が全体的に起きています。昨日に引き続き、どこで揺れてもおかしくない状況です。
 その西日本では、鹿児島県薩摩地方でM4.2の地震が起きていますが、震源の深さが160キロとかなり深いところで発生しています。そして、こういう動きがあると、この南東側で震源の中程度の地震が起きやすい。宮崎県の沖合や種子島近海~奄美大島近海で注意が必要です。また、熊本から西方の沖合にかけても細かな地震が起きていますから、ここで揺れが発生する可能性も高いと思います。

 また、沖縄本島近海ではM5.0の地震が起きていますし、台湾付近でも震源の浅い地震が集中しています。ミンダナオ島の地震の影響で、今後、まだ動きがありそうですから、引き続き、沖縄方面でも注意が必要です。

 西日本でその他の地域では、やはり和歌山県周辺で細かな地震が多くなっています。山陰方面でも、動きがパラパラと起きていますから、有感地震があるかもしれません。

 中部地方では、ラインがハッキリしていて、岐阜と長野の県境に南北に沿って細かな地震が起きているほか、長野中央でもやはり縦にラインが入っていますし、栃木県でも同様に縦のラインが見られます。ちょっと珍しい動きをしていると思っていてください。そして、こういう珍しい動きがあった場合、このライン上か、もしくは、その近辺で大きめの揺れが起きることもあります。可能性はそれほど高くはありませんが、念のため、長野・岐阜・栃木・群馬方面で警戒していてください。

 北海道方面は、西方海上で注意が必要と書いてきましたが、それより少し南の、青森県西方沖でM3.7の地震がありました。根室半島南東沖でもM4.4の地震があって、この地震も震源の深さが100キロと深めですから、今後、釧路・十勝・浦川方面で揺れる可能性が高いと思ってください。場合によっては、いきなり胆振地方東部で揺れるかもしれません。注意していてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする