地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

胆振地方中東部でM3.0 茨城県沖でM3.6 佐渡島近辺M3.7 岩手県沖M3.9

2019-12-13 04:20:32 | 日記
 昨日は、特徴的な地震が多く起きました。

 まず、岩手県沖のM3.9の地震ですが、これ、このブログをずっと見ている方は「あ、起きたな」と思ったのではないでしょうか。北海道の下部で震源の深い地震が起きた後、連動して起きる地震ですよね。そして、岩手県の内陸部でも震源の深い地震が起きています。ですから、さらに太平洋プレートが内陸の方に入り込んできていると考えた方がいいと思います。当然、震源域が西にシフトしていく前兆と捉えておいてください。

 次に佐渡島近辺の地震です。これも、数日前に書いた通り、日本海側での動きがいよいよ有感地震になってきたということだと思います。ですから、北海道西方沖~東北の日本海側~北陸の日本海側がこれから、要注意となってきます。

 そして、今後の予測として、まずい方向に向かっているのが、胆振地方中東部のM3.0と茨城県沖のM3.6の地震です。
 胆振地方中東部の地震は、震源の深さ30キロ。胆振東部地震は余震まで含めるとだいたい震源の深さ10~30キロのところで起きていましたが、最近は、それが深い方の30キロ近辺で起きるものが多くなっています。それで、今のところは、最悪の事態を予想して、亀裂が深くなってきていると考えておいてください。ここで亀裂が深くなっていれば、当然、その周辺にも亀裂が広がっていく可能性があるんです。周辺地域は警戒しておいた方がいいと思います。
 茨城県沖のM3.9も震源の深さ50キロで、今まで書いてきた茨城県南部方面と連動する地震です。このラインが東京都下に入ってくるラインですから、このライン上の地震が多くなると、その分、早く移動して、東京の直下型地震が起きやすくなる、と思っていてください。ということで、茨城・埼玉で起きる震源の深さ50キロ前後の地震は、要注意です。

 それから、気にしていた土佐沖ですが、やっぱり動きません。そして、どうやら、ここの歪が大きくなると、どうしても瀬戸内海~山陰方面の地震になって、力がそちらから逃げていくようなメカニズムになっているようです。ですから、南海トラフの前に、瀬戸内海や鳥取・島根方面で大きめの揺れがあると思います。
コメント
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