地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

山形県沖でM4.1 ケルマディック諸島でM6.2 フランスでもM4.8

2019-06-22 05:27:21 | 日記
 まず、海外のお話からですが、ニュージーランド北方のケルマディック諸島でM6.2の地震があり、余震でもM5クラスの地震が起きています。また、フランスでもM4クラスの地震が起きていて、だんだん、ヨーロッパ方面も怪しくなってきている感じです。

 山形県沖の地震についてですが、M4.1の地震は余震とみていいと思います。気象庁が発表していない細かな余震~というより、震源が浅く海上なので、陸地で揺れをあまり感じないだけと考えた方がいいでしょう~はまだ続いていますから、今後、やや大きめの余震が起きる可能性があります。引き続き注意が必要だと思います。

 そして、今回の地震が起きてから、フィリピン海プレートの周辺が妙に静かです。

 逆に、かなり怪しくなってきているのは、北海道西方~青森県東方沖。
 今回の山形の地震は「震源より北の秋田方面で震源の深い地震が頻発し、それに震源より南側の関東方面の滑りが加わって起きた」と思っていますが、それと同様の関係になっているのが、北海道と青森方面なんです。
 北海道では、胆振東部地震の起きた辺りで震源の深い地震が頻発してきています。そして、昨日の地震の動きを見てみると、岩手県の内陸部で滑り現象が起きています。関東方面もそうですが、岩手県でも、今まで海上で起きていた滑り現象が内陸部にはいりこんできている、と考えていいでしょう。
 そうなると、その2つに挟まった地域となると、奥尻島を中心として南北に広がるエリアでひずみがたまってくる可能性がたかいと思います。

 ですから、震源の位置は想定とずれるかもしれませんが、いずれにせよ、今回の山形県沖の地震のさらに北方で、再び大きめの地震が起きる可能性が高い、と推測しています。
 今後の動きに気を付けていてください。
コメント
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