地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

硫黄島近海でM5.7 日高地方西部でM4.1 安芸灘でM3.2

2019-06-03 05:14:38 | 日記
 硫黄島近海でM5.7の地震がありました。震源の深さ120キロ。フィリピン海プレートの東端で大きな動きがあったということは、フィリピン海プレート全体でも動きがあるということです。実際に、沖縄本島近海のフィリピン海プレートの境界付近ではM3クラスの地震が頻発していて、少し大きめの動きが出てもおかしくない状況です。
 そして、東京湾の地震も昨日の千葉の地震の流れで、フィリピン海プレートの影響だと思われます。

 安芸灘の地震は、南海トラフからの流れで、前に話していた「南海トラフか、瀬戸内海か、日本海沿岸か」の3つのうち、瀬戸内海で発生したもの。このままいくと、南海トラフで地震が起きる可能性より、瀬戸内海で起きる可能性が高いのではないかと思っています。

 怪しいのは、北海道。日高地方西部で起きた地震は、震源の深さが90キロでかなり深めです。ですから、今まで起きていた震源の深い地震がやや浅くなってきたこと。それと合わせて、胆振地方中東部の地震は、震源の深さが40キロと、深めになってきているので、可能性としては、亀裂が奥の方に広がっているケースが考えられます。今回も北緯42.8度で起きていますから、ほんの少し力の向きが変わるだけで、空知、留萌方面に亀裂が広がっていくと思います。要注意。

 また、関東方面では、今回の東京湾の地震を受けて、この震源より北西方向で動きがある可能性が高いと思っていてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする