明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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飯舘村産シイタケからセシウム=規制値の26倍-厚労省

2011年04月10日 23時25分10秒 | Weblog
飯舘村産シイタケからセシウム=規制値の26倍-厚労省・・・時事通信

厚生労働省は10日、福島県飯舘村産の露地栽培シイタケから、食品衛生法の暫定規制値の26倍の放射性セシウムが検出されたと発表した。
 
同省によると、セシウムが1キロ当たり1万3000ベクレル(規制値は500ベクレル)、放射性ヨウ素131が同1万2000ベクレル(同2000ベクレル)検出された。

市場に出回っていないが、同省は福島県に対し、同村で露地栽培されたシイタケの摂取を控えるよう住民への周知を求めた。
 
このほか、同県伊達市と新地町の露地栽培シイタケからも、それぞれ1460ベクレル、550ベクレルのセシウムが検出された。

(2011/04/10-23:13)

世界の果てに「原子力電池」

2011年04月10日 21時59分27秒 | Weblog
世界の果てに「原子力電池」・・・日経ビジネスオンライン2010年5月18日

水野 博泰(ニューヨーク支局長) 【プロフィール】
原子力電池 HPM 小型原子炉 ハイペリオン・パワー・ジェネレーション

10年間メンテナンスが不要という「乾電池」のような小型原子炉。米ロスアラモス国立研究所で生まれた技術の民間移転で実用化目指す。

日本メーカーの協力を得て合弁生産し、10年間で1000基を売る計画だ。

 米国で複数のベンチャーが、“ミニ原発”の世界市場獲得を狙って動き始めている。

その中で実用化に最も近いと見られるのが、米ハイペリオン・パワー・ジェネレーションが開発中の小型原子炉「ハイペリオン・パワー・モジュール(HPM)」だ。

 HPMは直径1.5m、高さ2.5mの鋼鉄製のカプセル形状をしている(右下図)。

1基の出力容量は25メガワット(メガは100万)。

商用原子力発電所で一般的な1000メガワット級原子炉の出力の40分の1とはいえ、米国の平均的世帯なら2万戸分の電気を賄える。

 工場で核燃料を詰めて完成品に仕上げ、需要地に向けて出荷する。

1基当たりの重さは50トンなので、トラックや貨車、船舶などで運搬できる。

 発電には専用のプラントが必要だ(下図参照)。

広さは60m×90m程度と、一般的な原子力発電所に比べはるかにシンプルな構造で省スペースで済む。

発電するには、HPMを発電プラントにある地下10mほどの収納容器に収め、熱交換機を介して発電システムに接続すればよい。



小型原子炉「ハイペリオン・パワー・モジュール(HPM)」を設置した発電プラント(左)とHPMの内部構造のイメージ(上)


既に130基の予約注文が殺到

 1基当たりの寿命は8~10年。始動すると寿命が尽きるまでメンテナンスの必要が一切ない。

核燃料が燃え尽きたら、熱交換機に新品のHPMを接続させて発電を続ける一方、古いHPMは約1年かけて冷却し撤去・回収する。

原子炉を乾電池のように新品と交換するだけでよいので、「原子力電池」とも呼ばれる。

 HPM1基の価格は約5000万ドル(約46億円)。

発電設備も約5000万ドルかかるが、こちらは30~50年の長期運用が前提なので総合的に見れば電力コストを大幅に抑制できるという。

 開発は、最先端の原子力研究で知られる米ロスアラモス国立研究所で15年前に始まった。

研究者が勤務時間の1~2割を好きなテーマに取り組める制度を導入したところ、研究者数人が小型原子炉の設計に夢中になった。

想定したのは僻地の軍事基地や、オイルシェールやオイルサンドといった高コストの資源掘削現場など、特殊用途での利用だ。

人里離れた場所で、安価で簡易かつ長期安定的に作業用電力を供給できることを目指していた。

ところが、温暖化対策が熱を帯びるに従い二酸化炭素を排出しない原子力発電への期待が高まり、利用の裾野が大きく広がる可能性が出てきたのだ。


ジョン・ディール社長兼CEO。少年期を沖縄で過ごした
 その流れに目をつけた米コロラド州デンバーの投資会社アルティラ・グループがロスアラモス研が保有する技術使用権を買い取り、事業会社ハイペリオンを設立したのが2007年のことだ。

 社長兼CEO(最高経営責任者)を任されたジョン・ディール氏は、政府系研究所で生まれた技術の商用化を21年間手がけてきた技術移転のベテラン。

「HPMは既存の原子力発電所とは全く競合しない。発電所と送電線網が整備された都市部や都市近郊には興味がない。電力需要があるのに供給が難しい僻地が我々の仕事場だ」と話す。

同社は小型原子炉の市場規模を世界電力市場の約1%に当たる700億ドル(約6兆4000億円)と見込んでおり、一気呵成にシェアを獲得する計画だ。

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>>次ページ6月来日、日本メーカーと合弁へ

高濃度汚染水、回収準備=循環冷却、格納容器注水も検討-福島第1原発・

2011年04月10日 21時15分00秒 | Weblog
高濃度汚染水、回収準備=循環冷却、格納容器注水も検討-福島第1原発・・・時事通信

福島第1原発事故で、東京電力は10日、2号機の海水配管トンネル立て坑から高濃度の放射能汚染水をポンプでくみ出し、タービン建屋の復水器に回収する準備を行った。

ホースなどの接続部から漏れがないか、慎重に作業している。

高濃度汚染水の回収先を確保するため、集中廃棄物処理施設から比較的低濃度の汚染水を海に放出する作業は、11日までに終わる見込み。
 
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は記者会見で、事故発生から1カ月経過したことを踏まえ、原子炉や使用済み核燃料プールの循環型冷却機能の復旧を目指しているが、大量の汚染水のため作業現場に近づけず、遅れていると説明。
 
循環型冷却機能の復旧については、原子炉圧力容器に水を送る通常の方法が難しいと分かった場合は、圧力容器を覆う格納容器に水を送る大規模な方法も検討していることを明らかにした。
 
一方、東電は10日午後、遠隔操作ができる無人ヘリコプターを初めて使い、1~4号機を上空約150メートルから約30分間撮影した。

赤外線カメラも搭載しており、今後、使用済み核燃料プールの温度測定も行う。
 
6日まで高濃度汚染水が海に流出していた2号機取水口付近では、9日朝に採取された海水に含まれる放射性ヨウ素131の濃度が引き続き低下し、国の濃度限度の7800倍になった。

5、6号機放水口の北約30メートルと1~4号機放水口の南約330メートルで9日午後採取された海水のヨウ素131は、いずれも同180倍だった。

(2011/04/10-20:44)

桜だより2011(京都新聞社、JR東海調べ)

2011年04月10日 20時23分44秒 | Weblog
桜だより2011(京都新聞社、JR東海調べ)
つぼみ→咲き始め→開花→満開→散り始め→葉桜

平等院 ソメイヨシノ満開 4/10


京都の名所 開花状況 更新日
常照皇寺 つぼみ 4/9
鞍馬寺 つぼみ 4/6
三千院 つぼみ 4/6
原谷苑 咲き始め 4/7
常照寺 開花 4/9
上賀茂神社 開花 4/8
半木の道 満開 4/10
高野川 満開 4/10
宝ケ池 満開 4/10
平野神社 満開 4/7
千本釈迦堂 満開 4/7
雨宝院 咲き始め 4/7
妙蓮寺 満開 4/9
京都御苑 満開 4/9
二条城 満開 4/10
渉成園 開花 4/6
哲学の道 満開 4/7
真如堂 満開 4/8
金戒光明寺 満開 4/7
平安神宮 満開 4/9
南禅寺 満開 4/7
岡崎疏水 満開 4/9
知恩院 満開 4/8
円山公園 満開 4/8
祇園白川 満開 4/7
高台寺 満開 4/8
清水寺 満開 4/8
山科疏水 満開 4/8
毘沙門堂 満開 4/8
仁和寺 開花 4/9
龍安寺 開花 4/9
妙心寺・退蔵院 開花 4/10
法金剛院 満開 4/9
嵐山・渡月橋 開花 4/8
天龍寺 満開 4/8
二尊院 開花 4/8
大覚寺・大沢の池 開花 4/8
光明寺 開花 4/6
善峯寺 咲き始め 4/5
大原野神社 つぼみ 4/6
勝持寺 開花 4/6
正法寺 つぼみ 4/6
長岡天神(長岡天満宮周辺) 開花 4/7
天神川 満開 4/7
梅宮大社 咲き始め 4/7
西京極 開花 4/6
東寺 満開 4/7
六孫王神社 満開 4/9
城南宮 咲き始め 4/7
醍醐寺 満開 4/7
勧修寺 満開 4/8
墨染寺 満開 4/7
平等院 満開 4/10
石清水八幡宮 開花 4/8
淀川河川公園・背割堤 満開 4/8
アサヒビール大山崎山荘美術館 満開 4/7
山崎聖天 満開 4/7

保安院の役割は何?あまりの能天気にビックリ!

2011年04月10日 20時15分05秒 | Weblog
保安院の役割は何?あまりの能天気にビックリ!・・・(まるこ姫の独り言)より

どうでもよいけど、保安院の西村氏はヅラか?

さて、保安院が絶対不備を認めたが、それに関して驚いた事が
ある。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
>「すべて見直す必要がある」保安院、対策不備認める・・・産経新聞

>西山英彦審議官は9日、「多重防護、5重の壁など絶対大丈
夫と言ってきたことについて信じてやってきたが、こういう事態に
なった」と原発の安全対策の不備を認めた。

その上で「今回の
経験を踏まえ、これまでのことにとらわれず、すべてのことにつ
いて見直す必要がある」と述べた。
ーーーーーーーーーーーーー

見直すことは結構だが、保安院の役目は東電なり、電力会社
の言い分を、本当に正しい事を言っているのか、建造物が正し
く施工されているのか、、監督指導する機関かと思っていたが、
あの発言は東電の言い分を、そのまま素直に信じていたかの
ように聞こえる。

国民への視点、利益は、全くないらしい。

保安院は、内部告発者を東電に通報していたとも言われている
し、東電の言い分は絶対に正しいとでも思っていたのだろうか。
内部告発者は、よほどの覚悟の上で告発しているのだ。

その告発者を保護するのは最低限のルールで、その告発を生
かす事もせず、差し戻すって、どういう機関か?
これでは、北朝鮮と同じレベルになる。

当初、保安院は、多重防護、5重の壁など絶対大丈夫だと言っ
て来たが、これだけの大惨事を見ると、よく言って来たものだと、
逆に感心さえしてしまう。

何が多重防護だ、なにが5重の壁だ!
東電と、保安院はグルだ。

東電は過去にも、点検漏れはあるわ、、最長で11年間にわたり
点検していない機器があったほか、簡易点検しか実施していな
いにもかかわらず、本格点検を実施したと点検簿に記入していた
と言うから、またまた驚きで、保安院はすぐさま公表しなかった。

詳しくはウィキペディアに、

>東京電力原発トラブル隠し事件

に書かれている。恐るべき東電の実態だ。
東電側からは、自民党へ献金が行われている。

>1700万円を自民側に献金=東電役員、07年から3年間-「組
織ぐるみ」の指摘も  時事通信 4月9日(土)2時44分配信

自民党も偉そうに言っているが、東電、保安院、自民党と、同じ
穴のむじなで、大地震、そして大津波が来なかったら、これ程
の大事故になるとは思ってもいなかったのだろうし、安易に構
えていたわけだ。
知れば知るほど、この原発事故は人災だとしか思えない。

東電、保安院、自民党議員の国策で、そして菅政権のドタバタ
対応で、“フクシマ"は、全世界に恐れおののかれている。

【いつか来た道ふたたび】

2011年04月10日 19時55分54秒 | Weblog
【いつか来た道ふたたび】・・・(オリーブの声 )より

我々国民は、重篤な原発事故が起きれば、在日米軍と自衛隊の放射能専門部隊が敢然と任務を遂行し、我々国民の安全を確保してくれると信じていたが、現実は東京電力の現場社員や関連会社が厳しい放射能環境で作業を余儀なくされる現実に直面し、なんなんだこれはと落胆している。

同様に国が「がんばろうニッポン」と呼びかけ、国民が「節電に協力」「計画停電にも耐える」と頑張っているのに、聞こえて来るのは「原子炉に穴が空いたかもしれません」「漏れてもわずか1割に満たないです」「水棺を検討しています」「セメントを入れています」と云った話ばかり。

是では、まるで戦前のいつか来た道の再来じゃないかと思っている。

いつも笑顔のカツラおじさん・・・安全です?


東電・保安院のデータ公開も「クロル38は、計測ミスでした」「7日の1号機の100SVは計器不良でした」という顛末で、これでは誰が風評源なのかと云いたい。

昨日海中に放出された「低濃度汚染水」に対し、現在貯蔵が検討されている「高濃度汚染水」は、対比で低濃度1に対し高濃度10万倍とのことである。

皆さんだってどんなもんかそりゃと思うはずだ。

そこで会見で記者から、その高濃度汚染水の核種分析を云われているが、外部に分析を依頼しているとの回答で依然として分からない。

過去にもミッドウエー海戦で大敗しながら、それを隠し、転戦と云った軍部と同じである。

原子炉との戦いを標榜していた官邸は、このところ官邸のドアは開かずの扉と化し、戦局の収拾はほぼ絶望となり、これから長期間、おそらくは30年単位の原発敗戦事故処理が続こう。

最初は、世界中から同情が寄せられていたが、海洋への汚染水放出で国際社会の世論は明らかに転換した。

原発に関しては、既に米露仏などで既に「ヒューマンエラー」との評価が大勢である。

9日、遂に原子力保安院の西山英彦審議官が、「多重防護、5重の壁など絶対大丈夫と言ってきたことについて信じてやってきたが、こういう事態になった」と原発の安全対策の不備を認めた。

つまり白旗を揚げたのだ。

(ヨウ化カリウムを飲む子供)



基準値は唐突に30倍に上げられ、次々と安全宣言が出される。

米の作付け制限は、5000ベクレル/キログラムだが、果たして消費者がどう受け取るかは分からない。

本当にこの措置でいいのか、今後の世論調査の結果を待ちたい。(近く実施する。)

我々国民は強く思う。

もう戦後行政を一旦リセットし、出直しが必要である。

最早、政府に税金を払う価値がない。

放射能は出つづけて拡散して行く。




オリーブ拝

誰もが地震で壊れた事実を隠したかった ~1時間後の津波のせいにして

2011年04月10日 19時39分21秒 | Weblog
誰もが地震で壊れた事実を隠したかった ~1時間後の津波のせいにして
(よらしむべし、知らしむべからず)

原発事故が起きたのは、「想定外の津波が原因なんだ」と、関係者が声高に主張してきた
ところが、そればかりではないことがわかってきた。
  
3月11日、地震当日のデータがことごとく隠蔽されている
   
NHKがそのことを裏付ける一部の情報をすっぱ抜いた。が、事の本質まで踏み込まないものだから、なんだかわかりにくい説明に終わっている。

ニッポンが重大な危機に陥っているのに、政権に配慮してどうするんだと、言いたい。

どんなに批判めいたことを伝える場合でも、一線を超えないように、そして万が一でもNHK本体が自動消滅するのだけは勘弁してと言わんばかりに、常にご機嫌を伺いをしているNHKの限界がここでもみえる。

原発といえばそもそもが自民党がその政権時代に造りまくった負の遺産である。

たとえ東電から接待を受けていた枝野氏でもそれは野党時代のことであり、ことさら東京電力に対して義理はないと思う。

そうだとしたら、なぜ情報を全部だせと経産大臣に指示して出させないのか理解できない。官邸が隠しているのも多々あるのだろうが、なにか弱みでも握られているのか?

すでにチェルノブイリ事故を超える放射性物質を放出したと指摘される大惨事になってしまったが、いまだ危険性を抱いたまま進行しているというのに、東電が隠し通そうとすることは論外だが、官邸さえも情報公開を妨げていることは許されない。

その情報というのは地震が起きて、津波がやってくるまでの約1時間とその後の原子炉の状態を記録していた3月11日のデータである。

というのは、平成23年4月9日(17:00)現在、原子力災害対策本部が発表した公式文書からも、その日のデータがすっぽりと抜け落ちているからである。

ちなみにこの対策本部というのは、原災法第15条に則り内閣府に設置されたもので、菅直人内閣総理大臣が本部長を務めている。

この「3月11日のデータ」には1号機を爆発させるに至った情報が詰まっている。

現場での混乱があったにせよ、1号機を爆発させてしまった為に高濃度の放射能がばら蒔かれ、その結果2号機、3号機にも近づけなくなり、対応をより困難にしてしまった。

次々と爆発させることになり、事態をより深刻化させてしまった惨事のおおもとが1号機の爆発であると考えている。だからこそ、そこに記録されているデータが極めて重要な意味をもつ。

1号機に記録されたさまざまなデータは専門家が分析できるはずだ。

急激な冷却水の流出があり、その原因が弁・配管、継手などどこの破損なのか、現場を検証すればその特定まできるはずだ。

が、現実には爆発してしまい高濃度の放射能がばら蒔かれたので、易々と現場に近づけなくなっているのだが。

「3月11日のデータ」が公になれば、当日の運転担当者の証言と共に、事故状況が明らかになり当然のことながら責任問題が浮上してくる。

震度6強と想定される原発周辺の町の住宅などの被害状況をみても、頑丈であるはずの原発の設備がそんなに簡単に破壊してしまっては困るというほどの地震だったということだ。

そんな程度の揺れで設備が壊れてしまったこと(津波が来る前に破損)に注目が集まってくる。

  設計及びその後の定期検査を承認してきた原子力保安院
  原子力安全委員会の体たらく
  運転当事者のヒューマンエラーの有無
  設計や施行、定検を請け負った業者たち
  原発は絶対に安全だと言いふらしてきた御用学者たち
  そして
  対策の責任者になったのに場当たりで後手後手な対応を繰り返している
  官房長官、総理大臣、各所掌大臣

  だれにとってもでてきてほしくない、データであろう。
    爆発とともに胡散霧消してくれたいい・・・、と。
  
  このデータが出てくれば、原発を根っこ再評価しなくてはならなくなり、
   必然的に原発廃絶の方向に向かわざるを得なくなる。

すくなくとも原発は地震発生時刻までは問題なく稼動しており、地震以前のデータがコンピュータからすべて喪失してしまったという話も出ていない。

一部が消えたり採取できないデータはあるにせよ、全滅したということはないとみている。

それを裏付けると思われる情報をNHKが伝えた。

数値データを見るかぎり内部告発だと推定される。

NHKニュース2011年4月8日 7時17分

ちなみに下のページは平成23年4月9日(17:00)現在、原子力災害対策本部が発表した公式文書P.59の前半。
3月11日のデータが隠されている。とりわけこの1号機のデータが重要なのに。


東京電力は3月11日のデータを公表してこなかった。7時間ほどで冷却水の9割が失われ、45cmとなった。
NHKニュース2011年4月8日 7時17分

1号機 震災の夜に燃料露出直前

4月8日 7時17分
東京電力、福島第一原子力発電所の事故で、1号機では、先月11日の地震当日の夜までに原子炉の水が核燃料が露出する直前まで減り、安全のために最も大切な「冷やす機能」を十分に保てなかったことが、NHKが入手した資料で分かりました。

専門家は「その後さらに水が減り、核燃料が露出したことで、地震の翌日という早い段階で水素爆発が起きたのではないか」と指摘しています。

NHKが入手した資料には、地震当日の先月11日に福島第一原発の1号機から3号機で測定された原子炉の「水の高さ」や「圧力」などの値が示されていますが、東京電力などは、これまで地震の翌日以降の値しか公表してきませんでした。

資料によりますと、1号機では、地震発生から7時間近くたった午後9時半に、原子炉の中で核燃料が露出するまでの水の高さが残り45センチとなり、通常の10分の1程度に減っていたことが分かりました。

1号機から3号機では、地震と津波によってすべての電源が失われ、2号機と3号機では非常用の装置で原子炉を冷やし、水の高さが4メートル前後に維持されていました。

これに対し1号機では、地震当日の夜までに、すでに安全のために最も大切な「冷やす機能」を十分に保てなかったことになります。

また核燃料が水から露出するまで、2号機と3号機では、地震から1日半から3日程度かかっているのに対し、1号機では18時間ほどしかありませんでした。

東京大学の関村直人教授は「1号機では、『冷やす機能』が維持できなくなったあと、さらに水が減り核燃料が露出したことで、地震の翌日という早い段階で水素爆発が起きたのではないか」と指摘しています。

一方、東京電力は「調査はこれからで詳しいことは分からない」と話しています。

【米国SFレポート】福島原子力発電所の事故と対応

2011年04月10日 18時23分15秒 | Weblog
【米国SFレポート】福島原子力発電所の事故と対応・・・(舟見@サンフランシスコ )より

地震が発生して原子力発電所のダメージが報道されてからおよそ1ヶ月が経過したが、いまだにこれはと思える抜本的な対策と解決策が提示されていない。

そればかりか環境への放射性物質の拡散は一旦減少したかと思えば別の問題が発覚して、生活者の安全を脅かしており、原子力発電所の安全の回復と確保は道が遠いどころか見えていないように感じられる。

個人的には今回の原子力発電所のダメージに関して最初に耳にした印象は、即日、遅くとも1週間以内程度には根本的対策とスケジュールが示され、2週間以内には正常に戻ると思っていたが、予想に外れ、3週間を過ぎてまだ訳が分からない状態である。

更にここ1週間の直近の動きとして突然の1万トンもの放射性物質を含む汚染水の海洋放出。韓国、中国、ロシアなどが懸念を表明しており、欧米はあきれ状態である。

きちんとした国際通知がされていない模様で、政府としての機能を現政権が果たしているとは到底もはや思えない。

これでは原子力反対の感情論が主流を占め、国際関係の信頼を失い、将来の成長の源を失うのは当然だろう。

原子力が使えなくなるとすると経済成長減速に対する責任を政府と関係者はどうとるつもりであろうか? 考えれば考える程関係者の対応に憤りを禁じ得ない。

政府は定見と見解があるのか? その場しのぎを繰り返しているだけに見える。

今回の東北沖地震はマグニチュード9.0という世界記録的な規模であり、だれも予想していなかったような大規模なものだったことは理解できる。

しかしながら、戦争と爆弾と被爆者という歴史の検証を踏まえて原子力という破壊的な力と側面を有したエネルギー資源を発電に使う以上、万全な対策がとられていて当然ではなかったのか?

政府と電力会社の報道責任に対するいいかげんな対応もさることながら、日本の技術をもってしても事故から3週間という時間を経過して根本的な解決ができないという事実には驚かされると同時に、もし原子力というエネルギー資源の本質がこのように扱い困難なものであるとすれば、その継続的な使用には疑問を感じざるを得ない。

荘子の寓話に鶴の足が長いからといって半分に切ったら鶴は死んでしまうだろう。

雀の足が短いから問いって長くする手術をしてやっても雀には迷惑というものだろうという記述がある。

鶴の足が長いのは魚を捕りに水辺に立つ時に羽と身体が濡れないようにという理由があり、雀の足が短いのは高い木の枝に止まる時に強い風を受けても飛ばされないようにしっかりと枝につかまれるようにできているのである。

これを変えてしまうと本体に悪影響を及ぼす。

原子力の使用が自然をねじ曲げるものでないことを希望する。
 
舟見@サンフランシスコ

乳酸菌や光合成細菌の「種菌」をとる作業風景

2011年04月10日 18時09分00秒 | Weblog
乳酸菌や光合成細菌の「種菌」をとる作業風景.・・・(飯山一郎)より

東電の事故った原発(4基)は,亡国の坩堝(ルツボ)と化した.

この狂乱の殺人機械は,今後数十年間,日本を滅亡させるまで稼働し続ける.

日本の政府は,4基の亡国地獄に対しては,手も足も出ない.全く無力である.

いっぽう…,
無能な政府には頼らぬ自立・自発・自尊の有志は,放射能浄化の闘いを開始する.

彼らの武器は,乳酸菌・酵母・光合成細菌・放線菌等々の発酵系微生物である.

発酵菌群は,ヨモギ葉,茶葉,葛ヅルなど爆発成長点を持つ植物から採取する.

この種菌(たねきん)採取は,鹿児島や中国・広東省で,かなり大規模な仕事だ.

下の写真は,鹿児島での『茶葉の漬け物』をつくる作業だ.

放射能で汚染された農地に発酵菌群を散布するビジネスの出発点となる行程だ.

じっくり御覧になって,質問や疑問があれば,お問い合わせ下さい.

問い合わせは,電話にても可.飯山一郎の携帯は,090-3244-5829.

なお,下の写真は昨年迄のもの.

今年は,茶葉が採れる季節までは,ヨモギを手摘みで取らねばならない….

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早朝,新鮮な茶葉を大量に(5~6トン)摘む.右側のオッサンは筆者.
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摘んだ茶葉に粗塩とニガリをふる.パワーシャベルで良く混ぜる.
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黒糖蜜を振りかけ,丁寧に良く混ぜる.
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茶葉を大きな容器(1立米)に入れ,漬け物にする.
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茶葉を容器に一杯詰め,重しを乗せる.