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USダウ反発。東証も続騰。 ご祝儀と期待で先物主導上げ

2008年11月05日 15時44分29秒 | Weblog
日経平均は9,521円の406円高。東証1部の値上がり銘柄数は1,530、値下がり銘柄数は151。出来高は28億6,591万株。

日本時間の午後1時過ぎにオバマ候補の大統領選挙の当選確実と報じられましたが、米国株式市場は前日から新大統領が決定されれば景気対策の進展も期待されるという見方で買われ、東京株式市場も朝から幅広い銘柄が値上がりしました。

ブッシュ政権の単独主義により損なわれていた国際協調路線も、初の黒人大統領によるグローバルリーダーシップで遠心力が求心力に大きく変わると見方で、東京株式市場も主力株を中心に大きく買われ、世界景気の回復期待からトヨタや本田などの自動車株や、コマツや三菱商事などの新興国関連も高くなりました。
 
オバマ政権はCO2削減などの環境重視の政策を推進しそうなことから、原発関連の三菱重工や帝国電機製作所(6333)なども買われました。

原子力発電所の圧力容器やローターシャフトなどを生産している日本製鋼所(5631)は2009年3月通期の営業利益見通しを333億円(前期比2.5%増)→358億円(前期比10.2%増)に上方修正したことでストップ高買いが続き、大引けで比例配分となりました。

日経ジャスダック平均は1,105円の19円高。

信用不安の沈静化や景気悪化に歯止めがかかり、投資家のリスク許容度も改善するという期待で新興市場の銘柄も買われ、楽天やフェローテックやワークスアプリケーションズやイリソ電子、日本マイクロニクスなどがストップ高となりました。

ヒビノ(2469)は太陽光発電インバーターシステムと組み合わせることで太陽電池の発電量を増加させる装置の試作品を大阪大学と共同開発したと発表し、ストップ高となりました。

底から急激に上昇してきたので日柄調整が必要です。・・・USダウも同じく調整で2日ほど売りが出そうです。

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5日、USダウ急反落し486ドル安 ナスダックは98ポイント安、米景気不安で

5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は急反落。前日比486ドル01セント安の9139ドル27セントで終えた。

ナスダック総合株価指数は7日ぶりに反落し、同98.48ポイント安の1681.64で終えた。

4日の米大統領選を終えて、米景気の先行き不透明感が改めて意識され売りが優勢となった。

4日に投開票された米大統領選では民主党のオバマ上院議員が当選した。

大統領選を受けて政策運営上の不透明要因が後退するとの期待などから前日に相場が大幅高となっていたため、利益確定売りが出た。