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USダウ急反落。東証も反落で全面安。 景気悪化の不安心理が強まる

2008年02月22日 15時46分50秒 | Weblog
日経平均は13,500円の187円安。東証1部の値上がり銘柄数は542、値下がり銘柄数は1,070。出来高は20億9,076万株。

昨日米国で発表された2月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数はマイナス24.0と、1月のマイナス20.9から低下し、景気悪化の不安心理が強まり、米国株は急反落し、東京株式市場も全面安となりました。

KDDI(9433)はソフトバンクに対抗して、家族間の通話料を完全無料化すると発表したため、血で血を洗う販売競争が一向に沈静化しないことが警戒され、売られました。クレディスイス証券では来期の業績への影響は250億円の減収・減益で、来期の営業利益予想に対して5.8%に相当すると述べていますが、加入者間通話無料を掲げるソフトバンクモバイルとの比較においては、家族間限定の割引内容は中途半端で、ソフトバンクモバイルの勢いを止めるには至らないだろうと指摘しています。

不動産経済研究所が2月19日に全国マンション市場動向を発表し、2007年は前年比14.2%減少で、2008年も前年比8.4%減少となり3年連続で減少の見通しを発表したために、マンション関連の値下がりも大きく、販売苦戦により東京都東村山市のマンションを1月に20%値下げした東京建物が安く、リサパートナーズやアトリウムなどの不動産関連も売られました。

資源価格の上昇を受けて、大平洋金属や東邦亜鉛などの市況関連や、松田産業やアサヒプリテックなどの貴金属リサイクルの会社や、丸紅や伊藤忠などの商社株は堅調でした。

日経ジャスダック平均は1,538円の0.59円高。
連日の株価上昇が続いた日本風力開発も伸び悩み、ミクシィも軟調となっていますが、フォーサイドは2007年12月期の純利益の上方修正で高くなりました。

NHKの報道によると、中国の政府系ファンドの「中国投資」の幹部が今月中旬に来日した際、海外向けの投資のうち3分の1をアジア各国に振り分け、その半分以上を日本に投資する方向で検討していることを明らかにしたと伝えている。