ＵＳダウ最高値更新。東証は変な動き。出来高２５億７千万株

大引けのTOPIXは1776.17ポイントの8.17ポイント高、日経平均は18157円の41円高。東証1部の値上がり銘柄数は667、値下がり銘柄数は936。

ＵＳダウは、主要企業の好決算が相次いだことから１４０００ドルと急反発。東証は先物主導で朝高から売り崩し状態です。現物は外資や投資ファンドから大量の利益確定売りが出て続落するものが目立ち、アンバランスで違和感だらけの今日この頃です。

中国の4～6月期のGDP成長率が前年同期比11.9％と、1～3月期の11.1％から加速したため、鋼材需要の拡大期待から新日鉄(5401)やJFEなどの鉄鋼株が大幅続伸となり、建設機械のコマツも大幅高となりました。

世界景気の拡大は住宅や乗用車、電気製品向けの銅需要も高めるので銅価格も約1ヵ月ぶりの高値となり、商品市況高を好感して住友金属鉱山(5713)も上場来高値を更新しました。

　国内での需要の拡大のニュースでは、携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」の日本国内での累計販売台数が1800万台（ライト含む）を突破したとゲーム誌出版社のエンターブレインが発表しました。単純計算で国民の7人に1人がDSを持っていることになるので、任天堂は普及規模の大きさが驚かれ、上場来高値を更新しました。

KDDI(9433)は新たな割引プラン「誰でも割」を発表し、今期は200億円ほどの減収になるという見方で売られました。

日経ジャスダック平均は2079円の4円安。楽天が安値を更新し、プロパストも値下がりしました。