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FDA安全性情報【Procrit、Epogen、Aranesp】

2006-11-20 | FDA安全性情報
赤血球生成促進剤Procrit、Epogen、Aranesp 2006年11月17日
適応:透析患者および透析を受けていない患者を含む慢性腎不全に関連した貧血の治療。
FDAは、新たに発表された臨床試験において、赤血球生成促進剤(ESA)での治療を受けた患者のうちヘモグロビン濃度13.5 g/dLを目標値として投薬を行った患者は、11.3 g/dLを目標値にESAを使用した場合に比べ、重篤かつ生命にかかわる心血管系の合併症の有意な上昇が示されたことを医療専門家に通達した。New England Journal of Medicine誌2006年11月16日号に、“Correction of Hemoglobin and Outcomes in Renal Insufficiency”試験において死亡、心筋梗塞、および、うっ血性心不全または脳卒中による入院のうちのいずれかで定義される有害な心血管合併症の報告がなされた。この試験の知見は、推奨される目標ヘモグロビン値は12g/dLを超えてはならないことを含め、下記のProcrit、Epogen、Aranespの現在承認された処方情報の重要性を強調するものである。
MedWatch安全性情報FDA Public Health Advisory


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