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がんの情報Tips

海外のがん情報を紹介。『海外癌医療情報リファレンス』https://www.cancerit.jp/関連ブログ。

統計学評価の落とし穴-相対リスク

2007-08-18 | トピック
健康ベネフィットとリスクの評価認識を新たにすべき ―コレステロールと心臓病の関連はどのくらい確かなものか? 乳癌と前立腺癌の定期健診はこれらの疾患による死亡率を顕著に低下させるのか?― 30年以上健康と環境リスク評価に携わってきたジョンズホプキンス大学環境科学教授らが共著書『The Illusion of Certainty:Health Benefits and Risks』を出版した。彼らの見 . . . 本文を読む

世界初のがん治療ワクチンDCVax-Brain、スイスで承認

2007-07-10 | トピック
初の癌治療ワクチンDCVax(R)-Brainがスイスで脳腫瘍に承認 ~患者の生存期間は、新たに診断された患者と再発の患者の両方でほぼ2倍~ 7月9日ー脳腫瘍は、あらゆる年齢でみられる悪性度の高い疾患で、20歳未満の小児の癌死の第1位であるが治療は限られている。新たに診断された患者でも生存期間中央値は14.6ヶ月である。DCVax(R)-Brain治療を受けた患者では、新たに診断された患者の生存期 . . . 本文を読む

ASCO(患者向け)ピックアップ記事

2007-06-05 | トピック
開催中のASCO年次総会のトピック(患者向けASCOページより) 神経芽細胞腫の低用量化学療法は高い生存率を達成 ステージ3、4の神経芽細胞腫の小児において低用量化学療法の有効性を調べる第3相試験で、低用量投与の小児の生存率は標準投与量と同等の90%以上を達成した。低用量化学療法によって、心臓や腎臓への副作用が軽減される可能性がある。 乳児および小児らはクールも期間も短く(治療10日対18日を8 . . . 本文を読む

アバスチン日本承認

2007-02-23 | トピック
厚生労働省は2月22日、治癒切除不能な進行・再発結腸・直腸癌を適応に中外製薬の抗悪性腫瘍剤アバスチン点滴静注用100mg/4ml」「同400mg/16ml」承認を了承した。 ~『海外癌医療情報リファレンス』アバスチン関連情報~ NCI薬剤情報《アバスチン》  NCI臨床試験結果《アバスチン》 FDAニュース 《アバスチン》大腸癌承認、 非小細胞肺癌 MedWatch安全性情報 2006年、200 . . . 本文を読む

補完的癌ケアクイズ ~解答編~

2007-02-17 | トピック
お待たせしました。先日の解答です。問題編はこちら Q1 クルクミン カレーに含まれるターメリックの成分はクルクミンで抗炎症作用があります。動物実験では、クルクミンは、癌細胞の放射線に対する感受性をあげ、正常細胞には放射線ダメージから保護することがわかりました。研究室実験と動物実験では、クルクミンには抗癌作用が認められていますが、人においてはまだ証明されておらず、臨床試験が進行中です。 Q2 電 . . . 本文を読む

☆補完的がんケアに関するクイズ

2007-02-11 | トピック
~ちょっと休憩~ WebMD-補完的がんケアクイズよりー (このコンテンツはWebMD独自の編集権限により作成されています) Q1 放射線治療の効果を上げたり、皮膚を保護するのに役立つと考えられるハーブは?  1.シナモン 2.にんにく 3.ターメリック 4.全部 Q2 化学療法の吐き気を和らげる補完療法は?  1.電気鍼治療 2.磁気療法 3.セントジョーンズワート 4.全部 Q3がん治療の . . . 本文を読む

新薬は多し-治験の患者が不足

2006-08-03 | トピック
400もの新しい抗癌剤の開発は喜ばしい事実である反面、これらの臨床試験のための患者が近年急速に不足してることが専門家のあいだで懸念されている。新薬の開発はブームになっているが、実際試験に参加している患者はこの数年5~10%にとどまっている。臨床試験はあまりに長期に及び、時にデータ収集される前に打ち切られることもある。また、1つ新薬が現われると、1つ試験が打ち切られる可能性があるという。このことは医 . . . 本文を読む

米国の医療施設の1/4が補完代替療法を提供

2006-07-22 | トピック
米国内の1400の主要な医療施設のうち、1/4以上の施設で補完代替療法(CAM)が提供されている。米国病院協会の調査によると、西洋医学に基いた伝統的な医療以上のサービスを求める患者のニーズは年々増加し、それに合わせて1998年8%から2005年27%となった。 外来患者対象の補完代替療法の順位はマッサージ療法 (71%)、太極拳、ヨガ、またはchi gong (47%)、リラグゼーショントレーニン . . . 本文を読む

2006年ASCOの発表/NCI

2006-06-06 | トピック
現在アトランタでASCO(米国臨床腫瘍学会)2006年の定例会議が開催されています。 米国国立癌研究所(NCI)ページASCOハイライト(原文)の訳は、 『海外癌医療情報リファレンス』 NCIインフォメーション>臨床試験結果 で見られます。全文訳は後日掲載予定。 . . . 本文を読む