San Pedro de Rozados～Salamanca 23.4k 標高980～800④
申し訳ない気持ちだったが、５時を過ぎていて疲れた体にはこれから宿を探さなくて良い状況はありがたかった。
ベッドは確保できたものの、ここの規則は厳しかった。
就寝に必要なもの以外はビニールの大袋に皆入れクローゼットにいれなくてはいけなかった。
シャワーと洗濯後外へ夕食の食材を買い求め街へ出かけた。
自炊したのは私たちとフランス３人組。
食材を用意してアルベルゲで食事をしたのはホスピタリティ、フランス３人組と私たちだった。
私たちが知り合うフランス人はすぐにはなじまないが一旦親しくなると面倒見の良い国民性のようだ。
この日からピエール、マリア、フランソアの３人とは同宿が多くなった。
特にピエールにはお世話になった、珍しく彼は英語で接してくれて助かった。
ピエールはお茶目で、私たちが”はい！”と返事をするのを面白がり、名前を行って片手で”はい！”というのが私たちのウケ狙いのジェスチャーになった。
夜就寝時ベッドに寝袋は許されず、ベッドにセットされたブランケット一つの夜は寒かった。
あちらこちらで咳が聞こえた、私も夜中咳で目が覚めて夜中咳どめを飲んだ。
何度か目が覚めたがいつの間にか眠りについた。
