国が改善命令を出したことは、昨日SBSの報道でお伝えしましたが、今日は第一テレビのnews every.しずおか とNHK news webと静岡新聞社の報道をご紹介します。まずはnews every.しずおかから。
伊東市のメガソーラー発電所の問題で、国も指導に乗り出しました。先週、事業者に対して「改善命令」を出したことが明らかになりました。
住民たちが反対運動を続ける伊東市のメガソーラー発電所計画。
先月、伊東市は事業者が市のメガソーラー規制条例に違反して建設を進めているとして、経済産業省に厳正な対応をするよう求めていました。
これを受け経済産業省は、事業者が条例など法令の遵守を求めた規定に違反していると判断し、今月11日付で事業者に対し、市が定める条例を守るよう改善命令を出しました。従わない場合は事業認定を取り消す可能性もあるということです。
今回の改善命令について一昨日経済産業省から伝えられた地元住民は;
反対する住民グループ 田久保眞紀代表:「(国が)事業者に対しても、これからやっていきますということで、取り消しも含めて厳しい処置をお願いしますということは、再度重ねてお願いしてきた形になります。」
一方事業者側は、「条例が施行される前に工事を着工しているので、条例違反にあたらない。改善命令に関しては弁護士と相談して報告書を提出する」と話しています。
増田さん、改善命令を国が出したということはどういう意味があるんでしょうね。
増田英行:はい、事業者側の主張も法の不遡及という一定の根拠はあるわけですが、今回の国の判断は従前の事業者の判断とは異なる判断をしたということになります。事業者側の対応としては、国の今回の改善命令に従って、条例に従った形で事業計画を見直すのか、それとも法廷闘争を含めて従前の主張を維持するのか、判断、対応はこれから決めると思うのですが、我々もそれを見守っていく必要があると思いますね。(2019.01.17 第一テレビ news every.しずおか)
続いて、NHK news web 静岡です。リンク先には動画ニュースがあります。
メガソーラー 国が改善命令
01月17日 19時43分
民間の事業者が伊東市に計画している大規模太陽光発電所メガソーラーについて、経済産業省は再生可能エネルギー事業に関する法律の認定基準に違反しているとして事業者に改善命令を出しました。
民間の事業者が伊東市の山間部に計画しているメガソーラーをめぐっては、伊東市が建設に市長の同意が必要だとする条例をもとに建設を中止するよう求めている一方、事業者側は条例の施行前にすでに着工していたとして工事を進めています。
このため市は12月、条例違反だとして経済産業省に報告し、経済産業省は再生可能エネルギー事業に関する法律に定められた、条例などを順守することを求める認定基準に違反しているとして事業者に対し17日までに改善命令を出しました。
経済産業省によりますと、改善命令に従わない場合は事業認定を取り消す可能性もあるとあるということです。
伊東市の佐野博之副市長は「今後も国に対して厳正な対応を求めたい」としています。
事業を計画している伊豆メガソーラーパーク合同会社は「条例違反とは考えていませんので今後も粛々と工事を進めていきます」とコメントしています。(2019.01.17 NHK news web静岡)
静岡新聞の報道はこちらです。
FIT法違反、改善命令 伊東・八幡野のメガソーラー
1/17(木) 7:55配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
経済産業省は16日までに、伊東市八幡野の大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画が再生可能エネルギー特別措置法(FIT法)に基づく認定基準に違反しているとして、事業者の伊豆メガソーラーパーク合同会社に改善命令を出した。命令は11日付で、同社に市の規制条例の順守を求めている。同省担当者が明らかにした。
市は同社が条例に反して工事を行ったとして、昨年12月に最も重い措置に当たる「事業者名の公表」を実施。これを受けて同省は、FIT法の「条例を含む他法令の順守」規定に違反したとして改善を指示した。担当者によると、従わない場合は事業認定を取り消す可能性もあるという。
条例はメガソーラー設置に市長への届け出と同意が必要とし、パネル面積1・2ヘクタール超の施設は同意しない。同社はこれまで条例施行前に事業に着手したとして、法の不遡及(そきゅう)の原則から適用外と主張。市の行政指導に従わず工事を進めてきた。
改善命令に対し、同社の担当者は「条例違反とは考えていない。粛々と工事を進めていく」と話した。
静岡新聞社
伊東市のメガソーラー発電所の問題で、国も指導に乗り出しました。先週、事業者に対して「改善命令」を出したことが明らかになりました。
住民たちが反対運動を続ける伊東市のメガソーラー発電所計画。
先月、伊東市は事業者が市のメガソーラー規制条例に違反して建設を進めているとして、経済産業省に厳正な対応をするよう求めていました。
これを受け経済産業省は、事業者が条例など法令の遵守を求めた規定に違反していると判断し、今月11日付で事業者に対し、市が定める条例を守るよう改善命令を出しました。従わない場合は事業認定を取り消す可能性もあるということです。
今回の改善命令について一昨日経済産業省から伝えられた地元住民は;
反対する住民グループ 田久保眞紀代表:「(国が)事業者に対しても、これからやっていきますということで、取り消しも含めて厳しい処置をお願いしますということは、再度重ねてお願いしてきた形になります。」
一方事業者側は、「条例が施行される前に工事を着工しているので、条例違反にあたらない。改善命令に関しては弁護士と相談して報告書を提出する」と話しています。
増田さん、改善命令を国が出したということはどういう意味があるんでしょうね。
増田英行:はい、事業者側の主張も法の不遡及という一定の根拠はあるわけですが、今回の国の判断は従前の事業者の判断とは異なる判断をしたということになります。事業者側の対応としては、国の今回の改善命令に従って、条例に従った形で事業計画を見直すのか、それとも法廷闘争を含めて従前の主張を維持するのか、判断、対応はこれから決めると思うのですが、我々もそれを見守っていく必要があると思いますね。(2019.01.17 第一テレビ news every.しずおか)
続いて、NHK news web 静岡です。リンク先には動画ニュースがあります。
メガソーラー 国が改善命令
01月17日 19時43分
民間の事業者が伊東市に計画している大規模太陽光発電所メガソーラーについて、経済産業省は再生可能エネルギー事業に関する法律の認定基準に違反しているとして事業者に改善命令を出しました。
民間の事業者が伊東市の山間部に計画しているメガソーラーをめぐっては、伊東市が建設に市長の同意が必要だとする条例をもとに建設を中止するよう求めている一方、事業者側は条例の施行前にすでに着工していたとして工事を進めています。
このため市は12月、条例違反だとして経済産業省に報告し、経済産業省は再生可能エネルギー事業に関する法律に定められた、条例などを順守することを求める認定基準に違反しているとして事業者に対し17日までに改善命令を出しました。
経済産業省によりますと、改善命令に従わない場合は事業認定を取り消す可能性もあるとあるということです。
伊東市の佐野博之副市長は「今後も国に対して厳正な対応を求めたい」としています。
事業を計画している伊豆メガソーラーパーク合同会社は「条例違反とは考えていませんので今後も粛々と工事を進めていきます」とコメントしています。(2019.01.17 NHK news web静岡)
静岡新聞の報道はこちらです。
FIT法違反、改善命令 伊東・八幡野のメガソーラー
1/17(木) 7:55配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
経済産業省は16日までに、伊東市八幡野の大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画が再生可能エネルギー特別措置法(FIT法)に基づく認定基準に違反しているとして、事業者の伊豆メガソーラーパーク合同会社に改善命令を出した。命令は11日付で、同社に市の規制条例の順守を求めている。同省担当者が明らかにした。
市は同社が条例に反して工事を行ったとして、昨年12月に最も重い措置に当たる「事業者名の公表」を実施。これを受けて同省は、FIT法の「条例を含む他法令の順守」規定に違反したとして改善を指示した。担当者によると、従わない場合は事業認定を取り消す可能性もあるという。
条例はメガソーラー設置に市長への届け出と同意が必要とし、パネル面積1・2ヘクタール超の施設は同意しない。同社はこれまで条例施行前に事業に着手したとして、法の不遡及(そきゅう)の原則から適用外と主張。市の行政指導に従わず工事を進めてきた。
改善命令に対し、同社の担当者は「条例違反とは考えていない。粛々と工事を進めていく」と話した。
静岡新聞社
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