Cafe Bridge 粉闘記

bridgetの日記の続編です。
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初公判

2019-03-15 | メガソーラー
本日3月15日に、八幡野地区住民を原告として伊東市に対して、宅造許可取り消しを訴える行政訴訟の1回目が静岡地裁で行われました。
このメガソーラーに関して現在裁判が3件行われています。
民事訴訟が2件。そのうち1件は漁業関係者、ダイバーなどの海の人たちが訴えていた工事の差し止め仮処分命令を求めるもの。約1年にわたり審議を続け、2月28日で審議終了。5月に判決が予定されています。
もう1件の民事訴訟は、数回審議が行われ、次回は4月の予定。こちらも工事の差し止め仮処分命令を求めています。海の人たちのと理由は違いますが同じ目的です。
そして、この行政訴訟。伊東市を訴えていますが、伊東市の出した宅造許可の取り消し処分を求めています。

今日は人生初の裁判傍聴に行ってきました。それでお休みをいただきました。

原告41名のうち16名のほか傍聴人だけで50人以上、報道の記者さん、カメラマンさんと法廷内は満席状態でした。
初めての傍聴でしたが、あっけない感じで、20分もしないで終了。テレビでよく見る裁判シーンとはちょっと違いました。
伊東市側は弁護士2名のみでした。訴状の中身については争わず、原告適格(訴える資格の有無)から争っていく様子。長くかかりそうです。伊東市は、今回の許可を下すさいに数々のミスをしています。いや、事業者が数々のミスをしているといったほうが正しいのか。このまま工事が行われたら、基準を超えて許可してしまっているので、川が氾濫することは目に見えています。(県も事業者が提出し、市が許可をした申請図書に誤りがあることを認めています)
今日の報道をご紹介します。

静岡朝日テレビ 「とびっきり静岡」 注:録画の最初の数秒が切れていたので、切れていた部分は「メガソーラーの」と補いました。

(メガソーラーの)裁判の第1回口頭弁論が開かれ、市は全面的に争う姿勢を示しました。


訴えているのはメガソーラー建設地の八幡野地区などに住む反対派の市民41人です。


伊東市が宅地造成法に基づき建設業者へ出した工事許可の取り消しを求めています。


第1回口頭弁論では訴えている原告である住民の代表が意見陳述を行い、業者の計算にはミスがあり、森林を伐採し、土地を削って太陽光パネルを敷き詰める計画は川の氾濫や土砂災害を招く危険性があると訴えました。




一方、伊東市は「川の氾濫の危険性については宅地造成法の範囲外」また原告の住む地域は、「工事による土砂崩れの危険性はなく、訴訟を提起する資格がないとして訴えの却下を求めました。



原告代表:伊東市がきちんとした数値でこの宅造許可がおろされていないことを明らかにして計画を止めていきたいと思います。

(2019.03.15 静岡朝日テレビ とびっきり静岡)

NHKの動画ニュースのリンクを貼っておきます。
NHK news web
メガソーラー住民訴訟 初公判

03月15日 21時05分

大規模太陽光発電所、メガソーラーの建設に反対する住民らが伊東市に用地の開発の許可を取り消すよう求めた裁判が静岡地方裁判所で始まり、伊東市は訴えを退けるよう求めました。

民間の事業者が伊東市に建設を計画しているメガソーラーについて、伊東市は宅地造成法に基づいて去年7月、用地の開発を許可しています。
これについて建設に反対する地元の住民ら41人は、事業者が市に提出した資料の中で、近くを流れる川の氾濫を防ぐための調整池について虚偽の記載があり、このまま作れば川の氾濫や土砂災害の恐れがあるとして、去年11月、伊東市に対し、用地開発の許可を取り消すよう求める訴えを起こしました。
15日静岡地方裁判所で始まった裁判で、原告側は「土砂災害や川の氾濫によって近くの住民に被害が及ぶ恐れがある」と主張したのに対し、市側は、「原告はいずれも直接的な被害を受けることが予想される範囲に住んでいるとは言えず、訴えの資格がない」として訴えを退けるよう求めました。
次回の裁判は6月14日に開かれます。(2019.3.15 NHK news web)

途中からのほんの一部だけでしたが、テレビ静岡のPrime news
画像が空からで、今どんな風になってしまったか、削った土をつめたトン袋が積み上げられた様子がわかります。


[これに対して、今日伊東市は、許可した工事による土砂崩れの危険性はなく、住民に被害は及ばないとして請求の棄却を求めました。]
(2019.03.15 テレビ静岡 Prime news)

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