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Cafe Bridge 粉闘記

bridgetの日記の続編です。
カフェオープンからの日々のできごとや思ったことをつれづれなるままに。。。

猛暑の三連休

2018-07-14 | カフェ
昨日も今日もものすごい暑さですね。今年の夏は暑くなると聞いていましたが、これは大変です。
お店の後で買い物に行ったら、スーパーには人がたくさん。車もたくさん。この三連休を伊豆で過ごす人たちです。
皆さん、くれぐれも熱中症に気を付けて楽しい海の日の三連休をお過ごしください。

さて、旅行の話がなかなか書けないまま、今日もメガソーラーと前伊東市長のこと。
7月11日に前伊東市長が保釈されたそうです。んんんん~んん。これってどうなんだろう。メガソーラーに影響があるのか、ないのか、気になります。

7月11日の産経新聞の記事がネットにありました。
前伊東市長、保釈金納付 贈収賄事件、1000万円

  静岡県伊東市が購入したホテル跡地の売買を巡り、便宜を図った見返りに現金1300万円を受け取ったとして収賄罪で起訴された前市長、佃弘巳被告(71)は11日、保釈保証金1000万円を納付した。東京地裁が同日、明らかにした。
 東京地裁は10日に保釈を認める決定をしていた。 (2018.07.11 産経新聞)


7月14日の伊豆新聞にはメガソーラーの件で市と事業者が司法で争うことになるということと今までの流れが出ていました。今後は司法と国の判断に委ねられる可能性が大きいと書いてあります。 裁判とFIT法です。ますます先行きわかりません。

図表はオリジナルの記事でご覧になれます。

メガソーラー市規制条例 「適用」巡り真っ向対立―伊東
伊東版 2018年07月14日

 ■市「施行日過ぎた」、事業者「すでに着工」 司法、国の判断へ

 伊東市八幡野地区で東京都内の事業者が計画している大規模太陽光発電施設(メガソーラー)は、県の森林法の林地開発許可に続き、市が宅地造成等規制法(宅造法)の変更申請を許可したことで、着工への大きな法的要件がそろった。市は規制条例の対象になるとし、小野達也市長は着工に同意しないと明言。一方、事業者は条例は適用されないとし、主張は大きく食い違う。市の条例に法的拘束力がないことから、今後の動向は司法や国の判断に委ねられる可能性が大きい。

 八幡野のメガソーラー建設計画は当初、6月1日施行の市の条例の適用は日程的に難しいとされていた。事業者が提出した森林法と宅造法に基づく書類のデータに誤りが見つかったことなどで状況が一変し、確認作業を行う必要が生じた。県、市とも事業の許可は7月にずれ込んだ。条例は、太陽光パネル設置面積が1万2千平方メートル超の事業を市長は原則同意しないと定めている。八幡野の計画はこの基準を大きく上回っている。

 事業者は既に宅造法の許可済みであり、森林法に基づく伐採届を提出し、メンテナンス通路のための伐採も行っているとし、市の条例は適用されないとの立場を崩さない。市は宅造法の変更許可が出ていない時点での工事着手は違法であり、伐採届も調査用道路のためのもので事業着手したとは言えない、と主張は真っ向から対立する。宅造法変更許可の記者会見で、小野達也市長は事業者に条例順守を粘り強く指導していくと述べ、条例違反があった場合は経済産業省に報告し、事業の取り消しも含む指導を求めるとの考えを示した。

 【図表】メガソーラー規制条例が適用されるかどうかの両者の考え方

 【図表】八幡野のメガソーラー建設計画の主な経過


宅造変更許可の新聞報道

2018-07-10 | カフェ
昨日お知らせしましたが、宅造法変更許可について、本日10日の伊豆新聞の報道をご紹介します。
本文中に出てくる2月15日付宅造法許可と今回7月9日付宅造変更許可。これは2月15日付で一旦宅造法(宅地等造成規制法)の許可が下りましたが、その後図面データに多数(百数十カ所)の誤り(改ざんとは認めていませんが、明らかに改ざん)が見つかったため、正しい図面に差し替えるための追加の申請を出すことを市が求め、事業者が提出していたものです。図面データを正しくしたことにより、元の事業面積が変わり、それにより、事業地に降る雨の量が変わり、それが流れ込む流域面積が変わり、必要な調整池の大きさが変わるなどの変更申請を出して、許可が下りたということです。
そして、昨日も書きましたが、許可が下りたからと言ってすぐに工事が始まるわけではありません。事業者にはFIT法の認定IDを取り消されるというリスクもあるのです・・・。



では伊豆新聞です。


八幡野のメガソーラー計画 伊東市が宅造法変更許可 
伊東版 2018年07月10日

 ■条件2項目 順守、粘り強く指導

 伊東市八幡野の大規模太陽光発電施設(メガソーラー)建設計画で、市は宅地造成等規制法(宅造法)の変更許可申請について、技術的な基準を満たし、書類が整ったことから9日付で許可を行ったと発表、2項目の条件を付けたことも説明した。小野達也市長が同日、記者会見して明らかにした。事業者には電話で伝えたという。

 条件の一つは、2月15日付の宅造法許可に付した許可条件の順守で、住民への真摯(しんし)な対応、工事中、施工後の防災対策の徹底−など。二つ目は県が林地開発許可で付した条件のうち、アースダム、擁壁などの防災工事の構造物の施工に先立ち、現場条件を確認の上、質調査・土質試験を行って地質状況の把握と土質諸定数を確認し、市の確認を受ける−など。

 変更した主な事項は、造成、流域、調整池面積などを正確な数値となるよう修正させた、排水施設の流量計算で流域面積の数値修正に対応し、水路断面を拡大するなどして流下能力を確保する計画にさせたなどという。

 小野市長は建設計画が市の規制条例の適用対象であり、同意できないと改めて述べ、「変更許可書に送付する通知文書に条例を順守するよう明記した」と話した。市は事業者に条例順守を粘り強く指導していき、条例違反があった場合は経済産業省に報告する。市と事業者とで着工の定義が異なっていることから、裁判に備えた準備もしているという。

 ■「事業者やるなら訴訟」 訴訟支援する会

 伊豆高原メガソーラー訴訟を支援する会の関川永子代表は「県と市の許可が出たが、県の条件は厳しく、事業者は採算が合うのか迷っていると思う。それでもやるとしたら、訴訟に持ち込む。市にも条例順守を働き掛けていく」と話した。

 ■事業者 着工時期協議し決める

 伊豆メガソーラーパーク合同会社の担当者は「まだ確認していない」と断った上で、「市の宅造法許可はすでに下りている。今回は追加で変更が認められたというだけ」と話した。

 今後について「県の林地開発許可も受けており、法的に工事に着手する環境は整っている。一日でも早く取り掛かりたいが、(着工時期は)弁護士や県、市と協議した上で決めたい考えている」と述べた。

宅造変更許可

2018-07-09 | カフェ
東海地方、平年より12日早い梅雨明けです。今日も朝からカンカン照り。暑い1日となりました。
閉店後、買い物があり南伊東に出かけました。なんだか今止んだばかりのように木々も道も濡れているところがあったので、時折ヤフーの天気予報から伊東市に雨雲が近付いていますという通知が来ても城ヶ崎海岸は1日中晴れていたので、予報が間違っていると思っていましたが、そうではなく、降ったところがあったということなんですね。城ヶ崎海岸は朝からずっと晴れていましたが、伊豆高原のある方のブログでは今朝8時ごろに短い時間にザァーっとどしゃ降りだったとか。
先月22日にリニューアルオープンしたと川奈(吉田)のマックにちょっと寄ってみたら、裏側のドアに閉店の貼り紙です。中は電気ついているし、今日だけ有効のクーポンもあるし、まさかと思って表側に回ってみたら、ドアに鍵がかかっています!中から店員さんが出てきて、事情を説明してくれました。ちょっと前の豪雨で天井から雨漏りしているのだとか。確かに従業員がみんなモップで床を拭いています。テイクアウトもだめですか?と聞いてみたら、揚げ油にも雨漏りが入ってしまって、急きょお店を閉めたのですって。リニューアルしたばかりなのにお気の毒ですね。それにしてもピンポイントの豪雨です。

さて、旅行の話をと思っていたら、メガソーラーが動きました。
市が宅造変更許可を下しました。



伊東市のメガソーラー建設計画をめぐり、伊東市の小野市長は7月9日、最終的な事業許可を出しました。県も先週、許可を出していることから、この計画はいつ着工してもおかしくない状況となりました。
 伊東市の小野達也市長は7月9日の会見で事業者の数値ミスに伴う変更手続きが終わったとして、9日、最終的な市の事業許可を出したことを明らかにしました。
 県と伊東市の許可がそろったことを受けて事業者側は「1日でも早く工事に着手できるよう努力したい」とコメントしています。
 また小野市長は事業者が工事に着手した場合は、6月に施行したメガソーラー規制条例の条例違反として国に法的な対応を求める考えを改めて示しました。 (2018.07.09 SBS イブアイしずおか)

「1日でも早く工事に着手できるよう努力したい」との事業者のコメントですが、県からの付帯条件、市からの付帯条件に鑑みれば、すぐには着手できません。希少動植物の保全のため、事業地入口付近は7月いっぱいは工事ができないはずです。土質調査もありますし、住民説明会もしていませんし、すぐに始まるというわけではありません。(こう書くと、許可が下りたことへの負け惜しみっぽく聞こえますが、そんなことではありません。念のため)

それに、伊東市の条例を遵守しなければなりません。
条例施行以前に着工しているから条例は適用されないと事業者が主張するのであれば、無許可の違法工事を行ったことにより経産省に通知され、法令違反をした事業者はFIT法によりID取消につながります。
条例に従い、着工届を提出すれば、伊東市長は不同意としますから、これに反して着工すれば条例違反。同じく伊東市は経産省に条例違反として通知。
不同意とされないように着工届を出さなければ、これも条例違反。
一休さんの「このはしわたるな」の頓智のようです。「工事に不同意」!

遠く険しい道のり(事業者にとって)のはず!

2018-07-03 | カフェ
昨日の川勝知事の林地開発許可、これは許可は下りましたが、不許可のような許可なのです。
つまり条件が14個もついていて、これをクリアしなければいけないし、そのうち10個の条件はクリアできなければ許可の取り消しもありうるという厳しいものです。ですから、これで、単純にメガソーラー事業が始まってしまうという訳ではないのです。
川勝知事も昨日、猛獣を木の柵に閉じ込めたと仰っていましたが、なんとしても、猛獣を野放しにしてはいけないのです。市民の命と財産を守るために。

市から宅造変更許可も下りていません。しかし、これは早々に下りるでしょう。これは想定内です。

6月1日より施行された伊東市の太陽光発電を規制する条例に関して、事業者と市とでは見解が食い違っています。
が、これはきちんと読めば、市の見解が正しいことがわかります。つまり、事業者は調査用道路の工事をしたことで着手済みと言っていますが、この条例の定義による着手は、太陽光発電設備を設置するための伐採でなければなりません。ですから、事業者はまだ着工していないのです。
この点については、事業者も今日記者会見した小野市長も司法の判断に委ねると言っていますから、いずれ裁判の場で明らかになることでしょう。

林地開発許可は下りたけれども、着工するまでの道のりは険しく遠のいたともいえるような状態です。
メガソーラーがすぐにできるわけではないのです。
今後の事業者の出方を見ていきたいと思います。

SBS イブアイしずおか で小野市長の弱含みの会見が出ています。


 伊東市に民間企業が計画しているメガソーラー建設に7月2日、知事が開発の許可を出しました。伊東市はメガソーラー規制条例を適用する考えですが、計画を止めることは難しいようです。
 伊東市の小野市長は、問題の計画にメガソーラー規制条例を適用していく考えを7月3日、改めて示しました。しかし発言は弱含みです。条例だけでこの計画を中止させるのは難しいとの見解です。条例に違反した場合、国が企業側に出した事業認定を取り消す可能性はあるといいますが、実際はこうしたトラブルで取り消しになった例はこれまでに一つもありません。
 メガソーラーに反対の地元漁師も頼みの綱が切れていくことに落胆を隠せません。司法の場で判断を仰ぐのか、それとも腰が重い国への働きかけか。計画を止めるとすれば可能性はこの二つしかないようです。 (2018.07.03 SBS イブアイしずおか)

* * * * * * *
7月4日(水)から7月7日(土)まで梅雨休みをいただきます。
東海地方はまだ梅雨はあけていないのだそうです;)



猛獣を木の柵に閉じ込めた by川勝知事

2018-07-02 | カフェ
県が森林法による林地開発許可を出しました。

静岡朝日テレビのとびっきり!しずおかから。


伊東市のメガソーラー計画についてこれまで建設反対を表明していた川勝知事が県として開発を許可する判断を下しました。

川勝知事:「書類上問題なければこのような形でしっかりとした縛りをつけて一応森林法上の4つの条件を満たしていると言わざるを得ないということでございます。」

伊東市八幡野に計画されているメガソーラー建設を巡っては先月林地開発を認めるかどうかを審査する県の森林審議会が法律上は適合とする答申をしていました。

これを受け最終的な判断を行う川勝知事は今日付けで許可を出しました。一方で土砂災害対策や希少生物の保護など10項目の許可条件を付け、従わない場合は許可取り消すとしました。

ただ伊東市の小野達也市長が適用されると明言していた市のメガソーラー規制条例については強制力の伴わない行政指導として遵守を求めるにとどめました。
行政指導については順守は求められますけれども、反したからといって何らかの取り消しまではできない。
そのうえで川勝知事が今後注視していくとしたのは、国の再生可能エネルギー特別措置法いわゆるFIT法です。FIT法は地元自治体の条例を含む関係法令の規定を順守することと定めており、違反した場合はこの計画の認定を取り消すことができるとしています。今後伊東市は事業者が着工した場合、条例違反を理由にした認定取り消しを求め国と協議を進めていくとしています。

佐野副市長:「もし条例に違反するという事実があれば、それについては迅速に経産省に報告をしてFIT法による指導についても連携しながら対応をお願いしたいと思っています。」

ただ事業者は工事はすでに着手済みで条例違反にならないと主張しています。

伊豆メガソーラーパーク合同会社の担当者;「条例の対象案件ではないと思っていますので、一度伊東市にこういう考えだから条例にひっかからないと説明したい。」

建設に反対してきた市民団体は、「厳しい条件を付けてくださったことを重く感じています。林地開発許可については行政訴訟として取消訴訟をしていきます。」
川勝知事は今回の苦渋の決断を次のように例えました。

「猛獣を木の柵の中に閉じ込めたつもりでおります。しかし、なかなか手ごわい猛獣ですので、木の柵は破られるかもしれません。ですから、これは鋼鉄の柵に変えないといけない。鋼鉄の柵は、私は、県としては設けられない。」

では、取材をしている県政担当の岸上記者に聞きます。

知事は事業者を猛獣に例えて、木の柵は破られるかもしれないと言っていましたが、これはどういう意味なのでしょうか?
岸上:究極的に言いますと、県はもう工事は止められないということを言いたいんだと思います。今日の川勝知事は口調こそいつも通りの淡々としていましたが、何ともいえないすっきりしないものを感じる、あるいは個人的には(聞き取り不能)な倫理的な規範が事業者側にあるのか疑念が残る。 そこかしこに苦渋の決断を思わせるような言葉がにじみ出ていました。
司会:そういった思いがあるのであれば不許可という判断はできなかったのでしょうか。
岸上:できなくはないんですけれども、不許可とした場合、事業者側から訴えられるという訴訟リスクが発生してきます。この間、県の幹部を取材してきましたが、あらゆる想定をする中で県が最も気にしていたのが訴訟リスクでした。ある幹部は地元市長の反対を理由に不許可とした例はないわけではない。その時は自治体側が裁判で敗訴した判例もあるといった話もしていました。そうした点も考慮して、許可の判断を出して、法律上認められる県の最大限の縛りを付けましたが、それは弱い木の柵でしかなく、それ以上は伊東市や経産省に、他力に頼らざるを得ないというのが今回の判断の実態だと言えると思います。伊東市の関係者から、県は訴訟を恐れて逃げ腰だとか責任の丸投げだという声も上がってきています。
司会:経産省は鋼鉄の柵を作るという可能性はあるんでしょうか。
岸上:はい、FIT法という、FIT法の中には関係法令を遵守しない場合認定の取り消しができるという記載があります。法令を所管する経産省にも取材しました。担当者の方は伊東市の状況についてある程度は把握しているようではありましたが、しかし、そもそも、市の条例がこの関係法令にあたるのかどうか、あるいはそもそも、条例違反かどうかについても、市から通知が来て以降の検討判断になるということで、まさしく知事も言っていましたが、鉄の柵を作れるかどうかは国の判断に委ねられるということになります。
司会:こうした状況の中で事業者は工事に着手するんでしょうか。
岸上:はい、事業者側は法律の判断が出そろえば、着手できるという姿勢は一貫しています。条例違反ではないという主張はずっと自信を持って言っています。次の焦点は事業者がいつ次の工事に着手するのか、その時に伊東市の訴えに対して経産省はどのような判断を示すか、こういった点に移っていくと思います。(2018.7.2 静岡朝日テレビ とびっきり!しずおか)

次はSBSのイブアイしずおかの動画ニュースです。



伊東市のメガソーラー問題で県が結論を出しました。川勝知事は7月2日午後、臨時会見を開き、「建設計画を認める」と発表しました。県の許可が出たことによりメガソーラー計画は、より具体性を帯びたことになります。
 川勝知事は厳しい表情で、長く懸案だった問題に許可を出しました。これは、民間企業が伊東市の山林約40haを伐採してメガソーラーを建設しようとしている計画です。
 地元住民や漁業関係者が景色や環境への影響を心配し、建設予定地では企業側との衝突もありました。知事は7月2日、許可を出すにあたり、工事中に土砂が流出しないよう万全を期すことなど10項目の条件を付け、従わない場合は許可を取り消すことがあるとしました。しかし限界があることをこう例えました。
 また許可の条件として6月に施行された伊東市のメガソーラー規制条例についても遵守することを求めましたが。
 そのうえで知事は、地方自治体のメガソーラー規制条例を尊重するよう定めたFIT法という法律に基づき、国がどういう判断をするかがカギだとしました。
 県としての限界が知事の言葉にはにじみます。
 一方、企業側は2日の知事の許可を受けて「県の事業許可が下りたので工事ができる条件が揃ったと認識している。工事を進めるタイミングは弁護士と協議しながら進めていく」としています。




知事が条件付きながら開発の許可を出したことについて、地元の伊東市の反応です。
 伊東市は、企業側の書類の不備が訂正されていないため、まだ最終的な許可は出していません。しかし早ければ今週中にも書類が揃い、許可を出さざるをえないとしています。
 実質的にこの計画を地方自治体で止めることは難しいとの見解を示しました。
 一方、反対住民グループは、伊東市の規制条例では計画は止まらないと考えています。
 県の許可については早急に裁判を起こす構えです。(2018.07.02 SBS イブアイしずおか)

梅雨休み 7月4日(水)~7月7日(土)

2018-06-30 | カフェ
ワールドカップ、日本対ポーランド戦。観客からもブーイングの嵐でしたが、あれはあれでああいうものなのでしょうか・・・。なんとも言えない気分で終わりました。

関東甲信が、梅雨明けしたそうですね。東海地方もしました?まだ?毎日晴れてて暑くて東海地方も梅雨明けしたのかもしれません。
今度の金曜と土曜は梅雨休みを予定しています。水木の定休と合わせて、7月4日(水)から7日(土)まで4日間のお休みをいただきます。よろしくお願いいたします。

メガソーラー関連では伊豆新聞が事業者が条例に基づき届出を郵送(!)で出したけれども、不備で受理されなかったとのこと。
着手日に関して見解が違うわけですから、どうなるやら。1枚の書類なのに同意申請書が省かれていたということは二重線かなにかで削除していたということでしょうか!?

伊豆新聞
事業者、届け出 「不備あり」伊東市受理せず―メガソーラー
伊東版 2018年06月30日


 伊東市八幡野地区で大規模太陽光発電施設(メガソーラー)建設を計画している事業者が、市の規制条例に基づく届け出をしたことが分かった。市によると、21日付で郵送で届いたが、不備があるため受理せず、事業者に補正を求めたという。29日の定例記者会見の質問に市が説明した。

 市によると、工事着手日が市と見解が異なるため、市の意見を付した上で事業者側に訂正を求める。届け出の様式も届け出兼同意申請書だが、事業者からは同意申請書の部分が省かれていたという。

 工事について、事業者は既に着手しているとする一方、市は着手していないとし、平行線をたどっている。仮に事業者が工事を進めた場合、小野市長は「改善を求める指導を重ねて行い、それでも進めるなら経済産業省と協議することになる」との見通しを語った。

県議会

2018-06-26 | カフェ

上の立派なお部屋は県議会の議場です。マスターは今日、中田県議の代表質問の傍聴に行ってきました。議会が始まる前の議場をパチリ。今日の県議会の様子の報道はNHK静岡のnews webにありました。
私はひっそりとお店を開けていました。梅雨時なのでね。

NHK静岡News Web
県議会でメガソーラー質問相次ぐ
06月26日 19時12分

6月定例県議会は26日から代表質問が始まり、伊東市に計画されているメガソーラーの建設に向けた森林開発を県が最終的に認めるのかどうか質問が相次ぎました。
伊東市に東京の事業者が計画している大規模太陽光発電所、メガソーラーをめぐっては、地域住民から根強い反対の声がある一方、今月23日には県の審議会が建設に向けた森林開発に「問題はない」とする答申をまとめています。
今後は答申を踏まえて知事が判断することになっていて、代表質問ではこの問題に関する質問が相次ぎました。
このうち伊東市選挙区選出でふじのくに県民クラブの中田次城議員は「申請書類の書き換えのほか、住民らに十分な説明がないまま工事を着工しようとした事業者の対応は不誠実、極まりないものだ。
地域と協調できるとは到底思えず、認可すべきではない」と述べたうえで、事業者の信頼性について知事の認識を問いました。
これに対して川勝知事は「申請書類の不備や住民への説明が不十分なところは信頼性に関わることだ。
必要な手続きが終わる前に工事に着手しようとしたことも信頼性を傷つける行為だ」と述べました。
そのうえで、森林開発については「森林法に基づく伊東市長の意見書と、審議会の答申を尊重し、法令に則って適切に判断していく」と述べるにとどまり、判断の時期や方向性は明言しませんでした。

メガソーラーの建設工事について事業者側は「すでに工事に着工している」という認識を示していて、「解釈に違いがある場合は司法の判断を待つ」としています。(2018.06.26 NHK 静岡News Web)

SBSの動画ニュースは伊東市議会が佃前市長の贈収賄事件を受け、再発防止のための特別委員会設置の報道です。

2018年06月26日(火)
前市長の贈収賄事件を受け 伊東市議会が特別委員会設置へ
伊東市の土地取引をめぐる前伊東市長の贈収賄事件を受けて伊東市議会は再発防止のため「特別委員会」の設置をする方針を決めました。
 伊東市議会は6月25日、各会派による代表者会議を開いて今後の対応策を話し合い、同様の事件を防ぐための特別委員会を設置する方向でまとまりました。特別委員会では容疑者が市長だった12年間で関わった土地取引の検証や再発防止策の検討をするということです。市議会は27日の議会運営委員会で詳細を詰め、28日の最終本会議ではかる予定です。


伊豆新聞

一面の最初の記事が下記です。左側の記事はネットには出ていませんでした。記事内容は写真では読みにくいと思うのでスキャンしたものを一番下につけました。「報復恐れ意見も言えず…」って、どちらもいけませんよ。

佃市政12年の資料請求 特別委設置で合意―伊東市議会代表者会議
伊東版 2018年06月26日

 ■収賄容疑で逮捕、再発防止へ来月中に第1回

 伊東市の前市長、佃弘巳容疑者(71)が伊東マンダリン岡本ホテル跡地(桜木町)の購入を巡る収賄容疑で逮捕されたことを受け、対応を協議している同市議会は25日、各派代表者会議を開いた。会議は非公開。井戸清司議長によると、再発防止と公共の土地取得に関し、基本的には佃市政の12年間をさかのぼって資料請求を行うことなどを目的とした特別委員会を設置することでまとまった。

 今回の贈収賄事件の舞台となった同跡地は、取引の予定価格が2億1千万円(取得は2億500万円)、広さは約4千平方メートルだった。同議会の議決に付すべき契約および財産の取得・処分に関する条例では2千万円以上の土地取引の場合、広さ5千平方メートル以上は議決が必要だが、同跡地は4千平方メートルのため対象とならなかった。

 井戸議長は広さ、金額とも引き下げていく考えを示し、最終的には条例改正を行っていく、との見通しを語った。今後、27日の議会運営委員会で委員会の名称や委員会メンバーなどを含めた発議案をまとめ、28日の最終本会議に提案する。委員会は7月中に第1回を開く考えで、意見をまとめて9月定例会で市に提出する予定という。(2018.06.26 伊豆新聞)

 


 

10日以内には林地開発の知事判断が。

2018-06-25 | カフェ
今日は暑い1日でしたね。真夏日。梅雨なのに梅雨明けのような夏日が続くとのこと。
サッカーWカップ、対セネガル戦、日本は先制点を取られながらも見事に引き分けました!寝不足の方も多いのではないでしょうか。

さて、本日の「とびっきり!しずおか」では川勝知事が10日以内に林地開発の許可・不許可の判断をするというニュースが流れました。森林審議会が開かれたのが23日土曜日、そこから10日だと7月2日。ひょっとすると今月中にも判断が出るかもしれませんね。
では、静岡朝日テレビの「とびっきり!しずおか」。

伊東市のメガソーラー計画を巡り、県の森林審議会は一昨日法律上は適合と認めました。事業を認めるかどうかの最終判断をする川勝知事は10日以内に結論を出すとしています。

伊東市八幡野のメガソーラー計画で、一昨日、林地開発を許可するかどうかを判断する4回目の森林審議会が開かれました。

難波喬司副知事: 基本的には適合しているという判断をされた

今回の森林審議会は先月事業予定地付近で希少生物が見つかったことを受けて開かれたもので、事業者側が示した新たな保全措置も含めて森林法上は「適合」と判断されました。
これを受け川勝知事は;
「通常1週間から10日と言われていますので、通常の想定された期間を延ばさないようにはと思っています。」

ただ、答申には「市の条例についてもその遵守に努めること」とする付帯意見もつきました。
川勝知事:「条例を重んじるというのは社会的な良識であるというふうに思います。」
伊東市が今月1日に施行したメガソーラー規制条例では小野達也市長が八幡野の計画も条例の対象になり建設には同意しないと明言しています。川勝知事は小野市長の意見も踏まえて最終的な判断をするとしています。
難波副知事:「市条例に関して同意しないとおっしゃっていますから、それを踏まえた上で県として判断していくことになります。」
建設に反対する市民団体は知事の判断に期待感を示しています。
伊豆高原メガソーラー訴訟を支援する会 徳本政幸事務局次長:「不同意ということは建設されないということになると思いますから、そういった方向でご判断をいただければという期待は持っています。」

一方事業者側は、「条例の施行前に既に事業に着手していて条例は適用されない」と主張していて、弁護士と相談しながら対応していきたいとしています。

この条例の解釈を巡っては事業者側は訴訟も選択の一つとしていて裁判となれば長期化する可能性もありそうです。
(2018.06.25 静岡朝日テレビ とびっきり!しずおか)

市の条例の取り扱い;着手・着工しているかの解釈をめぐってもめますね。

「伊東市美しい景観等と太陽光発電設備設置事業との調和に関する条例」





第4回森林審議会 答申と付帯意見

2018-06-23 | カフェ
異例中の異例、前代未聞の第4回森林審議会が23日土曜日に県庁にて開かれました。
その様子を静岡第一テレビのevery.しずおかから。

伊東市のメガソーラー発電所問題について県の森林審議会は今日異例となる4回目の審議を開き改めて付帯意見付きで事業を認めるという答申を出しました。

伊東市のメガソーラー発電所建設計画を巡っては林地の開発を審議する県の森林審議会がこれまで3回の審議を行い条件つきで事業を認めると答申していましたが、希少動植物の新たな事実が判明したとして県は今日異例となる4回目の審議を開催しました。

今日は希少動植物について事業者から新たに提出された保全計画書などを審議、その上で希少動植物の保全や周辺住民への説明などに関する5つの付帯意見をつけた上で事業を認めると答申しました。
一方で付帯意見の中には伊東市が今月から施行したメガソーラー規制条例についても盛り込まれ、関係する法令として遵守することと記載されました。

難波副知事:「伊東市長が明確に条例に基づいて(事業に)同意しないと仰っているので、審議会としても伊東市長のそのお考えを尊重して付帯意見をおつけになったのだろうと思います。」


森林開発の許可に関しては今日の答申と既に提出されている伊東市長の意見をもとに川勝知事が最終的な判断を下すことになっています。(2018.06.23 静岡第一テレビ every.しずおか)

伊豆新聞 2018.06.24 


ちょっとわかりづらいですね。林地開発の基準には付帯意見/条件をクリアすればOK。しかし、その付帯意見には伊東市の条例の遵守があり、遵守すればこのメガソーラーは1.2ヘクタール以上だから市長の同意は得られず工事はできないということになります。

この問題に熱心に取り組んでくださっている伊東選出の県議、中田次城氏のFB(私たちはFBはやっていませんが中田県議のHPからみられます)が今日の付帯意見を次のように書いていらっしゃいました。
付帯意見
1.住民説明会の徹底。
2.防災安全対策の徹底。(新たな土質検査に基づく安全性の協議)
3.希少動植物の保全計画の誠実な実行。
4.景観を守る為の配慮を徹底。
5.伊東市の規制条例など、他法令の遵守。
これら、5項目を県において厳しく指導、監督すること。
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今後の動きをしばらく見守ります。



訴訟も視野

2018-06-19 | カフェ
サッカー、ワールドカップ。見事に日本は強豪コロンビアに2対1で勝ちました。世界ランキングから言えば、コロンビアは16位で61位の日本よりずっと上です。でも、日本が勝った!おめでとうございます!

今日のとびっきり!しずおかには、佃前市長のこととメガソーラーのことの2つのニュースが流れました。伊東市も変なことで有名になっちゃって・・・。 メガソーラー関連では、ずっと止まっていた県の森林審議会の第4回目が6月23日(土)に開かれることが急きょ決まったそうです。県の森林審議会開催日程を毎日チェックしていましたが、まだ出ていないのに、今度の土曜日とはまた急なことで・・・。委員の先生方のご都合もなかなか合わなかったのでしょう。異例中の異例の第4回目、しかも一旦は答申を出した後に再度開催されることになったわけですから、十分な審議をお願いしたいと思います。公正な審査をお願いできるのはもうここしかないんじゃないか・・・と。委員の先生方、どうぞよろしくお願い致します!

佃前市長のニュースは、まとめると次のような内容でした。
土地取引の交渉過程を市には伝えず2億でまとめてあとはやっといてと市の幹部にまかせたことと、仲介役とされている不動産会社の稲葉寛容疑者は単なる名義貸しで実際には取引には関与していなかったこと。佃容疑者は2人に架空の契約を結ばせて、稲葉容疑者の会社を通すことで現金1000万円の授受を賄賂とみられないように偽装した疑いで調べているとのことです。

事件を受け、伊東市議会では正副議長と各会派の代表が集まりチェック体制の検証や再発防止対策を話し合いましたが、今回は意見がまとまらず特別委員会の設置を視野に再度検討することになったとのことです。

では、メガソーラーのニュース。

伊東市のメガソーラー計画で事業者の代表は市の条例が対象外との認識を改めて示し、市との話し合いがまとまらない場合、訴訟になる可能性も示唆しました。

伊東市八幡野のメガソーラー計画を巡っては、市は今月1日のメガソーラー規制条例施行前に着工していないとして、同意しない考えを示しています。

一方事業者は調査用の道路等を整備したことなどからすでに事業に着手していて条例の規制対象にならないと主張しています。
今日の会見では市からの説明が不充分とした上で話し合いがこのまま平行線をたどれば、訴訟で結論を出す可能性も示唆しました。

伊豆メガソーラーパーク合同会社 パク・ソンヨン代表 「正しい法律の判断を待つしかない。訴訟もあるんじゃないかと思う。」

事業者は16日に住民説明会を開きましたが、住民からは防災面などを不安に感じる声があがりました。今後地元の理解を求めていく考えです。
パク「国からの推進で太陽光事業をやってきた。地元の意見、懸念はまだ残念ながらある。これに対応しながらやっていきたいと思っています。」
一方、計画に反対している川勝知事は事業者側の主張を批判しました。

川勝知事:「6月1日以降に工事着手する場合は条例に抵触しますね。ですから事業を継続できないのではないですか。認められていないことをどうしてするんですかということじゃないかと思います。」

6月23日には森林法に基づき計画の是非を審議する4回目の審議会が開かれます。
条例の適用 縛りがあることを審議会としても前提条件にしておかなくてはいけないと思います。
(2018.06.19 静岡朝日テレビ とびっきり!しずおか)