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Cafe Bridge 粉闘記

bridgetの日記の続編です。
カフェオープンからの日々のできごとや思ったことをつれづれなるままに。。。

市役所に家宅捜査

2018-06-18 | カフェ
最近千葉、群馬と地震が続いていましたが、今朝大阪で大きな地震が起きてしまいました。
東日本大震災を思い出します。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方にお見舞い申し上げます。

今日のニュースは、警視庁と県警が市役所に家宅捜査に入ったということです。
15日から開かれている市議会で、冒頭市長が前市長の逮捕に関して市民に謝罪しました。
では、「とびっきり!しずおか」から。

現金は500万円ずつ2回に分けて前市長に手渡されていたということです。
収賄の疑いで逮捕された前市長の男が現金を直接受け取っていたことがわかりました。警察は振込などの痕跡を残さないためだったとみて調べています。
今、伊東市役所に捜査員らが家宅捜査に入って行きます。

午後1時すぎ、警視庁と静岡県警の合同捜査本部の捜査員およそ30人が伊東市役所に捜索に入りました。会計課などを調べ土地取引などの関係書類を押収しました。
同じ庁舎では今日伊東市議会が開かれていて、小野達也市長が前市長の逮捕を陳謝しました。

小野市長:「この度の佃前伊東市長の件におきましては、大変遺憾であり市議会議員各位と市民の皆様にご迷惑とご心配をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。」

一昨日逮捕された伊東市の前市長佃弘巳は在任中の2015年森圭司郎容疑者の会社から市がホテル跡地を2億円余りで購入した際、便宜を図った見返りに現金1000万円を受け取った疑いがもたれています。
市が購入した土地は伊東市桜木町の伊東マンダリン岡本ホテル跡地4000㎡で、かつて巨大詐欺事件の舞台となりその後破たんしたいわくつきの土地でした。
若山克副市長:「いわくがついていることはまちがいございませんけれども、いわくつきであっても活用していきたいと思っております。」
巨額詐欺事件の舞台となったこのホテルの跡地、今度は贈収賄事件の舞台となってしまいました。土地の売買の交渉は佃市長自らが行っていたということです。
警察が描く事件の構図はこうです。

森容疑者の会社が競売で2014年におよそ5000万円でいわくつきのこの土地を取得。
2015年当時伊東市長だった佃容疑者の指示で市がおよそ2億円で購入しました。
この売買を仲介したとされる佃容疑者の知り合いの稲葉寛容疑者に手数料としておよそ1200万円が支払われ、そのうち1000万円がわい賄賂として佃容疑者に渡ったとみています。
中略
警察は逮捕された3人が容疑を認めているかどうかは明らかにしていませんが、押収した資料を分析して容疑の裏付けを進める方針です。

以下、略。(2018.06.18 静岡朝日テレビ とびっきり!しずおか)

メガソーラーに関しては、今日も市議会で質疑応答が行われていました。市側の答えには??と思うこともあります。いずれ、色々なことが明らかになっていくことでしょう。

伊東市議会の様子は中継されていて、1週間ぐらいたつとインターネットでも見られるようになります。6月議会のはまだネットには上がっていませんが、3月議会までの分は伊東市のHPから見ることができます。
メガソーラーに関して質問しているのは、四宮和彦市議重岡秀子市議杉本一彦市議です。

伊東市の記者会見

2018-06-17 | カフェ
ここ数日寒かったり暑かったり、雨が降ったり晴れたりで体調管理が大変ですね。
伊東市は前市長の逮捕、そしてメガソーラーは16日夜住民説明会らしきものが開かれ、市民の心はなかなか落ち着きません。

まずは逮捕について今日の午後伊東市が記者会見した様子を、静岡朝日テレビの「サンデーステーション」から。

ホテル跡地の売買を巡る伊東市の贈収賄事件で、一連の土地取引話は業者の男が前市長に持ちかけて始まっていたことがわかりました。
伊東市の前市長佃弘巳容疑者は市長在任中の2015年、市と不動産会社との間で行われた土地の取引を巡り便宜を図った見返りに不動産会社社長の森圭司郎容疑者から現金1000万円を受け取った疑いがもたれています。その後の取材で一連の土地取引は森容疑者が佃容疑者に対し、うちで持っている土地をどうにかならないかなどと持ち掛けたことが発端だったことがわかりました。
午後警視庁は佃容疑者の自宅などを家宅捜査をしました。当時の資料を押収し、分析を進める方針です。

一方伊東市役所では午後から会見が行われ、小野達也市長は信頼回復のために職員一丸となって取り組んでいくと謝罪しました。

また2015年4月に佃容疑者から土地購入の指示があったとしましたが、価格は適正だったと市は説明しています。

若山克副市長:「あの土地の実勢価格は約2億7000万円、これは固定資産ベースで推定される実勢価格になるわけですけれども、先ほど申しました通り1200坪を超える広大な土地ですので、そのままの価格で取引されることはまずなかろうということで、その8割程度の約2億1000万円というのは適正だと考えていました。」(2018.06.18 静岡朝日テレビ サンデーステーション)


伊豆新聞の18日の朝刊は一面逮捕の様子です。写真だと読みにくいですが、記事は明日になれば伊豆新聞のURLで読めるはずです。

私の知らない一面もと小見出しが出ていますが、小野市長は佃さんの一番の子分だったとの専らの噂ですよ。本当に知らなかったのですか?



同じ18日の朝刊3面には、16日の夜に行われたメガソーラー事業者の地元住民への説明会らしきものについての記事がでていました。

この説明会では何がどうなったか、うまく説明できません。事業者が会が始まるなり工事の説明をしようとして、住民はいや、工事の説明じゃなく事業そのものの説明をしてほしいと。事業者にどのような調査をして、どのような人が住んでいてどのような文化の場所なのか知っているかということに対しても、森林審議会から出されている4つの条件をここにいる住民に説明してほしいということに対しても沈黙が続き、あちこちの資料を調べてやっと答えが出る始末。これからまさにこの4つをクリアしなければ森林審議会はダメだと言っているのに、すぐに答えられないというのは真剣に取り組んでいないという態度の現れなのでしょう。
市の条例に対しては、事業者側は既に着手しているから、6月1日施行の伊東市のメガソーラー条例にはかからないと主張。
「適用する」と明言している小野市長が嘘をついているということなのか?という質問にたいして、嘘ではないが、間違っていると。とにかく誰も何も納得からは程遠い会でした。引き続き何度も開かれるということなので、また出席しようと思います。


逮捕!

2018-06-16 | カフェ
ここ数日のニュースで逮捕状を取ったというのを聞きましたが、同時に都内病院に入院したという報道もあり、「逮捕」されるのか、疑いなのか、いつなのか、とニュースを見ていました。

そして、今晩、逮捕! SBS 6月16日21:54 のニュースで報道されていました。

伊東市の佃前市長が市が購入したホテル跡地を巡り、建設会社役員から賄賂として現金1000万円を受け取ったとして警視庁に逮捕されました。

収賄の疑いで逮捕されたのは伊東市の前市長佃弘巳容疑者71歳です。佃容疑者は現職の市長だった2015年市内の建設会社が所有していたホテルの跡地を巡り建設会社が市に売却できるよう便宜を図った見返りに現金1000万円を賄賂として受け取った疑いがもたれています。伊東市は2015年7月にホテルの跡地を生涯学習施設として建設会社からおよそ2億500万円で購入していました。佃容疑者は13日報道陣の取材に対し貸していたお金を返してもらっただけと容疑を否定していました。警視庁は市が土地を取得した詳しい経緯を調べ全容を解明する方針です。(2018.06.16 SBS 静岡新聞ニュース)

毎日新聞のネットニュース報道。「前伊東市長を逮捕 ホテル跡地買収便宜 警視庁」この写真のほうがリアルかな。

この前市長のホテル跡地がらみの収賄がメガソーラーにも絡んでくるのではないかというのが、専らの噂。でも、そうだとすれば、今まで市役所と事業者が一緒になってこの事業を進めているように見えていたのも納得できます。

疑惑

2018-06-15 | カフェ
昨日のニュース以来記事を読み比べていますが、結局逮捕状がもう出ているのか、これからなのか肝心のところがよくわかりません。
6月15日 静岡朝日テレビのとびっきり!しずおか。昨日の報道と重複する部分もありますが、市議会で取り上げられたことを報道しています。「逮捕」というニュースはまだ入っていません。


伊東市の土地購入を巡り警視庁が収賄容疑で前市長の逮捕状を取った事件。今日の市議会でこの疑惑が取り上げられました。
捜査関係者によりますと、収賄の疑いで逮捕状がでているのは佃弘巳前伊東市長です。佃前市長は在任中の2015年伊東市桜木町のホテル跡地を巡って市が土地の標準価格を上回る金額で買い取ることを所有していた市内の建設会社に持ちかけその見返りとして仲介した不動産会社を通じ現金1000万円を受け取った疑いがもたれています。

この問題は今日の伊東市議会でも取り上げられました。

図書館などを建設する予定で購入された土地が3年間も塩漬け状態になっていることに対して和歌山克副市長は「おおむね10年以内に計画を具体化するということで購入した」と説明した上で、次のように答弁しました。

「もしあそこに図書館が建設できるとすれば町づくりの観点からいってもかなり有効な施設になるのかなと考えております。いわくがついていることは間違いございませんが、いわくつきであっても活用していきたいと考えております。」

市の土地売買を巡り、当時の市長に収賄疑惑が浮上したことに市議会にも衝撃が広がっています。
四宮市議「公共事業である土地取引に絡めて、自分の私利私欲のために土地取引を行ったとなると、それは行政自体の信頼性という問題に大きな影響を与える、信頼を損なう事態であると考えています。」
杉本市議「非常にリーダーシップの強い前市長だったんですけれども、その強いリーダシップが今回言われていますように、本当に自分の私利私欲のために使われていたとしたら本当に残念なことだと思います。」
関係者によりますと、問題のホテル跡地は建設会社が2014年10月に競売でおよそ4800万円で取得し、建物を約1億円で解体、2015年7月伊東市に2億500万円で売却しました。建設会社と市を仲介したのが佃前市長の知り合いの不動産業者で建設会社から約1200万円の仲介料が支払われたということです。佃前市長は朝日テレビの取材に対し、不動産業者から受け取った1000万円は10年前に貸していた2000万円の一部を返済してもらったもので収賄にはあたらない。不動産業者がなかなか返済しないので、土地の仲介料が入ったら持ってくるようにとは伝えた。警視庁にもこれまで同じ説明をしている。」と話しています。佃前市長はこの問題が報道されたあと都内の病院に入院したとみられます。警視庁は贈賄側の業者2人の逮捕状も取っていて土地売買の詳しい経緯を調べています。(2018.6.15 静岡朝日テレビ とびっきり!しずおか)

14日、15日とまったくこのことを報じなかった伊豆新聞。地元からはかなりブーイングのクレーム電話が入ったそうです。
実際のところ、警視庁に張り付いている記者さんがいないので、記事が書けなかったというのが伊豆新聞さんの弁。
16日の朝刊(夜中に配達されます)届きました。1面全部使っています。詳細は明日になればこのURLで読めるはずです。

この伊東マンダリン岡本ホテル跡地というのは、そのオーナーが組織犯罪処罰法違反の罪に問われた詐欺事件に絡んでいたようです。だからいわくつき。
岡本ホテル 事件 で調べたら2011年の日経新聞の記事がありました。




速報

2018-06-14 | カフェ
朝から驚きのニュースが既に全国ニュースとしてネット上に出ていました。メガソーラーのことじゃないのに、何故わざわざこのブログで紹介するのか・・・。国レベルで「首相案件」という言葉が流れていたように、市役所の中には「つ〇〇案件」というのがあるらしく、前市長が他のメガソーラーの事業者を連れて県庁を訪れて、よろしくと挨拶をしていたという話を聞いたり、昨年夏ごろから県警が動いているという噂も聞こえていました。これらはみんな噂ですよ、噂。行政の不思議な対応がある度にあの人ももらっちゃってるんじゃないかこの人ももらっちゃってるんじゃないかというジョークも聞いたことがありましたけど、そんなところに収賄容疑で逮捕状!本当にもらってた!?県警だけじゃなくて警視庁が動いていたんですね・・・。これが八幡野のメガソーラーにどう関係してくるか、今後の動きに注視したいと思います。
まずは今日の静岡朝日テレビの「とびっきり!しずおか」から。

伊東市の前市長に逮捕状です。

伊東市が3年前に購入したホテル跡地の売買を巡って、当時の佃弘巳前市長が便宜を図った見返りに業者から現金1000万円を受け取ったとして、警視庁が前市長らの逮捕状を取ったことがわかりました。
捜査関係者によりますと、収賄の疑いで逮捕状が出ているのは佃弘巳前伊東市長です。佃前市長は在任中の2015年市内のホテル跡地を巡って、市が土地の標準価格を上回る金額で買い取ることを所有していた市内の建設業者に持ちかけ、その見返りに仲介した不動産会社を通じ現金1000万円を受け取った疑いがもたれています。

問題となっているのは、伊東市桜木町にあった伊東マンダリン岡本ホテルの跡地およそ4000㎡で、伊東市は3年前市長の発案で市議会の承認を受け、2億500万円で購入しました。
市が図書館を建てる名目で2億500万円で購入したこちらの土地、取り壊された建物が一部残ったままの状態で現在は近隣施設の仮設駐車場になっています。3年経った今も図書館は建設されず、土地は塩漬け状態になっています。この土地の売買を巡っては市議会でも疑問の声が上がっていました。
杉本市議「当時は図書館建設に積極的でなかった前市長が、ある日とってつけたように、ここに図書館を建設しますと。それはおかしいなと思った。本当に土地を買うことがありきで、図書館建設とかいう話は後からとってつけたような話なんじゃないかと。」
重岡市議「やっぱり市長のトップダウンで決まったのではないかなというふうに当時から思っていました。随分もうけの出る事業じゃないかなと、業者がね。そういう疑惑というか、おかしいなというのはありましたね。」

佃前市長はあさひテレビの取材に対し、「仲介した不動産業者から受け取った1000万円は10年前に貸していた2000万円の一部を返済してもらったもので、収賄にはあたらない。不動産業者がなかなか返済しないので、土地の仲介料が入ったら持ってくるようにとはつたえた。警視庁にもこれまで同じ説明をしている。」と話しています。
佃前市長は、昨日一部新聞がこの問題を報じたあと、伊東市の自宅を出て現在都内の病院に入院しているとみられます。
佃前市長は市議、県議を経て2005年に伊東市長に初当選。3期12年務め、全国市長会の副会長なども歴任しました。
前の市長に持ち上がった疑惑について現職の小野達也市長は、「私が引き継いだのは昨年文化会館の用地の一つとして買い求めたところがあるということで、重要な候補だということで認識しておりました。」

「今後、もしかしたら市役所の方にも捜索が入る可能性もあると考えられると思いますが。」
「そういう事態になれば、当然協力していくということになりますので、その点についてはその時点で説明したいと思っています。」
警視庁は贈賄容疑で業者側の2人の逮捕状も取っていて、土地売買の詳しい経緯を調べています。(2018.06.14 静岡朝日テレビ とびっきり!しずおか)

SBS イブアイしずおか 動画ニュース。

伊東市が3年前に購入した土地の売買をめぐり、当時現職だった佃弘巳前市長が不動産業者から現金約1000万円を受け取っていた疑いが強まり、警視庁が収賄の疑いで捜査していることがわかりました。
 佃前市長は3年前、伊東市が市内の不動産業者からホテル跡地を購入した際、便宜を図った見返りとして業者から約1000万円を受け取った疑いが強まっています。問題の土地は伊東マンダリン岡本ホテルが廃業した跡地、約4000㎡で伊東市が市の施設の建設用地として2億500万円で購入しました。しかし計画は進んでおらず、現在、この土地は駐車場になっています。6月13日の取材に対し、佃前市長は「以前からつきあいのあった業者に貸していた金を返してもらっただけ」と話しています。現職の小野市長はこの問題に次のように答えました。
小野市長「私も報道で見た限りですが、ご本人の主張がありますよね。それが、事件なのか、捜査する側との意見の相違なのか、冷静に見守っていきたいというふうに思っています。」
 佃前市長は県議を3期務めた後、2005年の伊東市長選で当選し、市長も3期務めました。(2018.06.14 SBSイブアイしずおか)

読売新聞 (2018.06.14)読売新聞は13日の夕刊ですっぱ抜いていたそうですよ。なのに、なぜ伊豆新聞には出ないの・・・?


 





パンドレア

2018-06-11 | カフェ
季節はずれ(というわけでもないのかもしれませんが)の台風も少しそれたようで、予想していたほどひどくはなくてよかったです。皆様のところも被害などございませんでしたでしょうか。
台風はいやですが、雨の城ヶ崎海岸も悪くないです。

ご心配をおかけしているメガソーラーの件、その後はあまり情報が入ってきていません。
事業者が事業説明会を順次行っていくということを聞きました。初めに、16日に八幡野地区在籍者対象に行うとのこと。
小野市長は条例適用と明言したのに、やっぱり止まらないということなんでしょうか、事業説明会が行われるということは。
県の4回目の森林審議会の日程もまだでてきていません。先日のテレビ報道では6月上旬にもとなっていましたが。
どうなるのかしら・・・。また、何かわかりましたらお知らせいたします。

6年前に京都からやってきたパンドレア。昨年鉢を一回り大きくしたら、たくさん花が咲きました。

台風で花が落ちるかなと思って、少し切って店内に飾りました。花言葉は「飾らない美しさ、心の豊かさ」。


この花の名前をなかなか覚えられませんでした。
忘れないためにパンドラに紐づけて覚えましたが、本当にそういう意味だったようです。
ギリシャ神話の最高神ゼウスが、プロメテウスが天界から火を盗んだことを怒り、鍛冶神ヘパイストスに人類に災いをもたらすために作らせた人類最初の女性Pandoraにちなんで名づけられたとのこと。
人類最初の女性が人類に災いをもたらすために造られたというのは異議あり!ですが、まぁ、ギリシャ神話ですから・・・それはそれとして。
パンは「全ての」ドーラー「贈り物」で、神々から色々な贈り物をもらったパンドラが持たせられた箱がかの有名な「パンドラの箱」。決して開けてはいけないという箱。そして、パンドラは開けてしまって、中からはたくさんの災いが飛び出してくる。急いで箱を閉めてしまいましたが、最後に箱の中に残っていたのは、「希望」。
「希望」はこう言ったそうです。
「災いはいつでも降りかかってくるけれど、私(希望)は人間が気づいてくれないと人間を支えることができません。だから、私のことを忘れないで、いつも思い出してください。」










川勝知事定例記者会見 6/5

2018-06-06 | カフェ
昨日6月5日の川勝県知事の定例記者会見の様子を、6月5日の「とびっきり!しずおか」からご紹介します。
先日(5/29)、事業者は、「4回目の森林審議会が開催されるのは残念。引き続き県の指導に従っていくが、早急な開催と知事の常識ある判断を求めたい」とコメントしていましたが、知事からは「条例を無視して違反するということは普通の社会常識では考えられない」とピシャリ。お見事!まさにその通りです。


伊東市八幡野野のメガソーラー計画を巡り、許認可の最終的な判断をする川勝知事は今月1日に施行された市の規制条例を判断材料とする姿勢を示しました。


「条例というのは市長、市議会、市当局、市民全体の意志ですね、それを無視して違反するということは、普通の社会常識では考えられないことではないかと思います。」


伊東市のメガソーラー規制条例は、今月1日以降に着工する12000㎡以上の太陽光発電設備の建設に市長は同意しないと定めています。八幡野の計画について小野達也市長はすでに条例が適用され工事は認められないと明言しています。仮に事業者が着工を強行した場合は条例違反となる可能性があり、川勝知事はそうした動きを牽制した格好です。


また先月、事業用地周辺で希少動物の存在が確認されたため早ければ今週中にも林地開発の可否を判断する4回目の森林審議会が開かれます。


森林審議会の答申を重視するのは当たり前のことです。(条例と)どちらを重視するかを含めて判断材料の一つにはなる、両方ともですね。


ただ、県のある幹部は宅地造成法も含め適法という結論になれば不許可とするのは難しいのではないかと話しています。
(2018.6.5 静岡朝日テレビ とびっきり!しずおか)

5/31放送 / 解説つき

2018-06-06 | カフェ
5/31の静岡朝日テレビ とびっきり!しずおか。放送の中で解説もありましたから、少し長いです。
6月1日の条例施行の前日の放送ですから、少し遅れてのご紹介です。


伊東市は明日メガソーラーを規制する条例を施行します。
小野達也市長は、伊東市八幡野のメガソーラー計画について、条例が適用されると明言しました。

「現時点で適法な工事着手を行っていない伊豆高原メガソーラーパーク発電所建設計画については、この条例が適用されることとなります。
伊東市のメガソーラー規制条例は、6月1日以降に着工する12000㎡以上の太陽光発電設備の建設には、市長の同意が必要と定めています。
小野市長は八幡野の計画について広さの基準を超えているため、工事に同意しない考えを示しました。
小野市長は昨日事業者の代表と市役所で会談し、この考えを伝えたということです。
事業者側は条例の適用を回避するため、今月中に着工する動きを見せていましたが、反対派の抵抗にあって断念しました。
市長との会談では既に調査用の道路を建設したり着手届を市に提出していることからすでに着工しているという認識を示し、条例は適用されないと主張。会談は平行線に終わったとのことです。
ただ、この条例が実際に工事を止められるかどうかについては、小野市長は明言を避けました。
「現時点で条例によって計画を止められるかどうか言葉として表しにくいんですが、法律の専門家の皆さんと相談しながら対応していく。事業者が万が一工事着手を強行する場合に備え、住民の方たちとの間で不測の事態が生じないよう、市職員8人を現地に派遣し、現地においても行政指導を行うことといたしております。
条例では市の同意がないまま事業者側が着工を強行しても、工事を差し止める強制力はなく、罰則規定もありません。また、着工の定義も明確でないため事業者側が市を訴えて訴訟に発展する可能性もあります。
市の幹部:「後追いの条例というのもあり司法の場での争いとなったらなかなか難しい。」
反対派の市民団体も条例の実効性を疑問視しています。

「市が直接的に働きかけたところで事業が止められるわけではない。市がどうしようが、私たちは中止を求める活動をずっとしてきているので、自力でやっていけばいいと腹がより決まった感じはあります。」
反対派は今後工事差し止めを求め市を提訴する準備に入るということです。

では、この問題を取材している柳澤記者に聞きます。
明日施行のこの条例を巡り、伊東市と事業者側の見解というのは対立しているようですね。
今日の見解を整理しますと、このようになります。

まず市側ですが、市としては今日までに事業者が工事をしていないので、明日条例が施行されれば当然適用されるという立場です。そして、適用された場合原則どおり市長は同意しないという立場を明らかにしました。
一方の事業者ですけれども、事業者は条例は適用されないと主張しています。
その理由としては二つあると考えられていまして、一つは調査用道路の工事、以前問題になったものですけれども、これはずっと前に行っていますので、条例のいう着工というのはずっと前にしていますよという主張です。
そしてもう一つは、条例ができたのが、計画がかなり進んだ後ですので、その段階でできた条例というのは、法律は遡って適用してはいけないという原則がありますから、後追いだとしてこの有効性に疑問をなげかけていると主張しています。
この条例の効力自体にも疑問の声があがっているということなんですか。
この条例、罰則がないものですから、事業者が工事を着工してしまった場合に、市が何ができるかというと電力事業を所管する経済産業省に報告をあげる程度のことしかできないのではないかというふうに考えられていて、先ほどでてきた反対派の方もそういう風に受け止めているという状態です。
このメガソーラーの問題は非常に全国的な問題になっていまして、まずメガソーラーが増えているということと、それに伴ってトラブルも増えています。その背景を取材しました。

一番最初にパネルを張るのはここ。もちろん南側に向けて張る。見える見えないで言うならば、こちらからパネルを見ることはほぼ不可能。
伊東市八幡野のメガソーラー事業地からほど近いところでカフェを営む岩淵寛二さん。地元では反対の声が強い中岩淵さんは早い段階から計画を容認してきました。

「法律は守るべきだと思うんです。宅地造成規制法、森林法。この2つの法律に基づいて許認可は下りる。私はそう思った。」
岩淵さんはこの規模の事業が伊東市に来ることは今後もないと考え、事業隣接地に公園を作る計画や20年が経過して事業が終了した後の構想をも練っているという。反対派には将来へのビジョンがないと批判します。
「止めてどうするんですか。民間の私有地ですよ。人の財産ですよ。」
県内には現在23カ所の太陽光発電が稼働中で、八幡野地区のものも含め計画段階のものは19あります。メガソーラーが増え続ける背景には何があるのでしょうか。

グローバルな流れとして再生可能エネルギーは地球温暖化という観点からも避けられない道だと考えております。
太陽光発電量日本一を誇る浜松市では、市や地元企業などが共同で出資して2015年に会社を設立。この会社のものも含め、現在市内全域であわせて約18万kWを発電できる太陽光発電設備があります。原発の再稼働が難しい中、国では再生可能エネルギーの比率を15%から2030年までに22%から24%に高める政策を進めています。
浜松新電力の担当者は再生可能エネルギーの中でも、水力発電や風力発電と比べて太陽光発電は導入が容易で効率がいいと言います。
「平な土地と電力の系統さえあればすぐ導入できるし、メンテナンスに関しましても太陽光は参入しやすいと考えています。」
一方で太陽光発電設備を建設するには地元住民の理解を得ることが大切と話し、伊東市での事業者の進め方には疑問を感じるといいます。

「住民の反対運動をおこされてまで、そこを強行に突破して導入していくのは違うと思っておりまして、理解をもらったうえで導入していくのが一番の道だと思っております。」
これまで賛成派の住民の意見を伝える機会があまりなかったですよね。現地を取材してみますと、住民の中にも関心の濃淡があるというのは事実でして、VTRにでてきた岩淵さんというのは賛成派の中でもかなり中心的な人間なんですけれども、こと伊東市というのは人と人との繋がりが非常に強いのでなかなかこれだけ反対の声も大きい中で賛成です、いいんじゃないかという声はなかなかあげられない状態なのではないかと思われます。
今後この問題はどのように展開していくのでしょうか。これまで事業者はデータの問題が起きた時も市がチェックに時間がかかっていたり、先日着工を強行しようとした時も市がすぐに行政指導をしました。それをすぐに重く受け止めてその指導には従ってきました。ただ、今回市長が条例を適用すると明言しましたので、対立構造がさらに明確化したことによって、着工を強行して結論は法廷でつけるとつまり市と決別する方針をとる可能性がでてきたのではないかと思っています。
ただ、今日小野市長の会見の中で「市民の負担にならないようにしないといけないという発言があったんですが、市も訴訟に負けて多額の賠償金を払うということは恐れています。伊東市側はリスクを恐れずに強行姿勢を貫いても、条例の意義やこれまで作ってきた面子ですとかそういったことを全て失うことを恐れずにこの計画を止めるのを断念しても、どちらにも大きなハードルがあって市の厳しい状況というのはこれからも続きそうです。(2018.05.31静岡朝日テレビ とびっきり!しずおか) 


6月1日を迎えてその後

2018-06-03 | カフェ
6月1日に伊東市のメガソーラー規制条例が施行されました。
その後、特に新しい動きのニュースは入ってきていません。
数日遅れとなりましたが、一応、6月1日のSBSのイブアイしずおかの動画ニュースと6月1日の伊豆新聞の記事をご紹介します。
イブアイのレポーターさんが最後に言っている、「いずれの企業も撤退の意向は示していません。」というのが気になります。

規制条例スタート しかし住民は 伊東メガソーラー問題


伊東市のメガソーラー規制条例が6月1日、施行されました。これで乱開発はなくなるはずですが、メガソーラーに反対してきた住民は警戒する姿勢を崩していません。
 東京の企業が山林40haを伐採してメガソーラーを作ろうとしている現場です。先週、ここでは企業側と反対住民が衝突したばかりです。
 小野市長は5月31日、この「問題のメガソーラー計画」も規制条例の対象だと明言しました。メガソーラー規制条例は6月1日から効力を発揮し、今後、伊東市内のメガソーラーの開発は原則出来なくなります。しかし問題の計画をめぐっては条例制定の前に伊東市が一度開発の許可を出してしまったという経緯があります。
 また同じ反対派の住民の中には市への不信感をあらわにする人もいます。
 メガソーラー規制条例は、問題となっている計画の他に明らかになっている別の3つの計画にも適用される見込みですが、いずれの企業も撤退の意向などは示していません。(2018.06.01 SBS イブアイしずおか 動画ニュース)


6月1日の伊豆新聞

伊東市の「メガソーラー規制条例」 きょう施行 
伊東版 2018年06月01日

建設予定地への進入路入り口に集まって今後の対応を話し合う住民ら=八幡野
 ■市長「伊豆高原に適用」 設置パネル1万2000平方メートル超、同意せず―事業者と議論も平行線

 伊東市の小野達也市長は、6月1日から施行する大規模太陽光発電施設(メガソーラー)の建設を規制する市の条例が八幡野地区で東京都内の事業者が建設を計画する伊豆高原メガソーラーパーク発電所(仮称)に適用されると明言した。31日の定例記者会見で述べた。条例は太陽光パネル設置面積が1万2千平方メートル超の事業について、6月以降の着工は市長が原則同意しないと定めている。伊豆高原メガソーラーパークの計画はパネル設置面積が40万平方メートルを超える。

 小野市長は6月1日時点で、樹木の伐採、土地の造成などに着手していない事業は適用対象になると説明。伊豆高原メガソーラーパークは適法な工事着手を行っていないことを適用理由に挙げた。市は今後、条例に沿って厳正に対処し、複数の法律専門家の意見を聞きながら対応していくという。

 5月30日に事業者の代表と小野市長ら市幹部が面談し、市条例の「工事着手」の考え方について議論を交わしたが平行線で、条例が適用されることを伝えたという。事業者から申請のあった宅地造成等規制法(宅造法)の変更許可申請は、防災施設の一部が技術基準を満たしていないとして修正を求めている状況とも語った。

 また、事業者に宅造法変更許可前での工事着手は適法と認められない、変更許可を行うまでは工事を行わないことを求める行政指導を31日に文書で行ったとし、工事着手を強行する場合に備えて同日、住民と事業者とのトラブル防止のため職員8人を現地に派遣したとも説明した。

 事業者は電話での取材に対し「担当者が不在で、コメントできない」と回答した。

 ■「ねばり強く運動展開」 反対派住民、事業者の動き監視

 メガソーラー建設を規制する伊東市の条例の施行日(6月1日)を目前にした31日、同市八幡野に計画されているメガソーラーの建設予定地への進入路入り口には朝から計画に反対する住民らが集まり、事業者の動きを監視した。

 午前8時すぎに、30人ほどが集まった。8時半から、伊豆高原メガソーラー訴訟を支援する会の事務局担当者が経過と状況を説明した。説明の後、数人を残していったん解散した。

 同会代表の関川永子さんは「条例が施行されても、建設を止めることができるかは疑問。土地利用申請を無視する事業者が条例に従うとは思えない。規制することができなければ、市や市議会の責任問題になる。自分たちは引き続き、粘り強く反対運動を展開していく」と話した。
(2018.06.01 伊豆新聞)

分かれ目となる5/31

2018-05-31 | カフェ
さて、いよいよ明日6月1日から市の条例が施行されますから、5月中に着工するかどうかという分かれ目の最終日、本日5月31日。
今日も朝から監視活動に参加しました。昨日より多い30人ぐらいの人たちが事業地入り口周辺で監視しています。今日はダイバーや漁協の方がたも集まっています。しばらくしたら、高原餃子さんが餃子の皮で作ったかりんとうを差し入れにもってきてくれました。
こういう形でのご協力も、嬉しいですね。
朝の部が一旦解散し、昼過ぎから再度終結。午後はマスターだけ参加。市役所の建設課の課長他6名が警備に来ていたとのこと。やはり、事業者の強行着工や住民との不測の事態を懸念してのことでしょう。
それと、もう1点、驚きの事実。昨年11月に違法伐採が発覚した尾入山の事業者を見張る必要もあったようです。朝の監視活動の後、こちらの事業地の入口前も見てきましたが、驚きです。本当に八幡野の事業地と目と鼻の先。酷い!
下の写真は尾入山違法伐採事業地入口。


では、まず5月31日のSBSのイブアイしずおかの動画ニュース。



伊東市のメガソーラー規制条例が6月1日、施行されます。すでに、伊東市八幡野で進んでいるメガソーラー計画にこの条例を適用するかが注目されていましたが、小野市長は5月31日、規制の対象にすることを明言しました。  小野市長は5月31日に開いた会見で、伊東市八幡野のメガソーラー計画に厳しい態度で臨むことを明らかにしました。伊東市のメガソーラー規制条例は、乱開発を防ぐため、2018年3月に制定されました。メガソーラーの開発を実質的にできなくする条例ですが、すでに浮上していた伊東市八幡野の計画については、この条例が効力を発揮する6月1日を前に工事に入ると見なされていました。しかし企業側が行政に提出した書類に不備があったことなどから、県の許可も下りず、着工が遅れていました。  5月30日はメガソーラーを計画している企業の代表が、伊東市役所に姿を見せ、小野市長や市の担当者と会談しました。企業側は市に「工事の着手届を出しているので認めてほしいと主張しましたが、市は書類の訂正が完了していないので認められない」と応え条例の適用を伝えたということです。  企業側はコメントを控えていますが、伊東市は訴訟を起こされることまで視野に入れ、対応するとしています。(2018.05.31 SBS イブアイしずおか)

静岡朝日テレビのとびっきり!しずおかでは解説もしていました。別記事でアップします。