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アケボノアセビ・2~開花

 まだ蕾かと思っていたが、良く見るとおちょぼ口の先端が少し開いている。「アケボノアセビ(曙馬酔木)」はツツジ科アセビ属の常緑低木で、白い花のアセビに対して、紅色品種のものを指している。更に紅色が濃いものを「ベニバナアセビ(紅花馬酔木)」とも呼ぶが、その色の境目が明確にあるわけではなく、ベニバナアセビはアケボノアセビの別名とされることもあるようだ。アセビやアケボノアセビの葉や茎にはアセボトキシンという毒素があり、馬が食べると脚がふらつくようになるため、足しびれ→アシビ→アセビとなったようだ。地方によっては “アシビ” とも呼ぶらしい。昭和9年に水原秋櫻子が主宰した俳誌 『馬酔木』 は “あせび” ではなく “あしび” と発音する。
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