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ワルナスビ・2~富士見台公園

 富士見台公園の北エントラス付近の草むらで見つけた直径7~8ミリの黄色い果実。これには果柄だけが残っており、初めは樹から落ちた果実のように思えたが、頭上にそれらしき樹の枝は無い。それでは子供がどこからか採ってきてここに放置したかとも思ったが、周りの地面を見てみると、かなりの数の果実が半分土に埋もれたような状態で散乱している。
 どうやらこれは「ワルナスビ(悪茄子)」の果実で、地上部の茎や葉は枯れたため、果実がそのまま地面に残ったようだ。この果実にはソラニンという毒素があるため食べるのは厳禁だが、おそらく野鳥や小動物も食べないのだろう。ワルナスビはナス科ナス属の多年草。
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ヒサカキ・2~紅色

 蓮生寺公園めがね橋付近の歩道脇に植栽されている「ヒサカキ(姫榊)」。サカキ科(←ツバキ科)ヒサカキ属の常緑小低木で、花が紅色のものを「ベニヒサカキ(紅姫榊)」と区別することもあるようだ。花径は6~7ミリで、常緑の葉に隠れて枝に下向きに咲くため、下から覗き込まないと見逃してしまいそう。しかしあたりに漂う独特なガス臭でその存在に気付くことが多い。
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