ゴンズイ・4~若い実

 役に立たないという不名誉な名前をつけられた「ゴンズイ(権萃)」の実。ミツバウツギ科ゴンズイ属の落葉樹。赤い実が鮮やかなので庭木になりそうだが、あまり匂いが良くないので敬遠されているらしい。これは長池公園の林で見かけた樹。これからこの実はどんどん赤くなり、中から黒い種子が出てくる。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ノウゼンカズラ・1~名前

 この時期にあちこちのお庭でよく見かける「ノウゼンカズラ(凌霄花)」。気にはなっていたが、人様のお庭に勝手にはいり込むわけにもいかずなかなか撮影のチャンスがなかった。これは鑓水の小泉家屋敷付近の藪にあった2輪の花。隣の家の樹からツルが伸びて藪に進出してきている。ノウゼンカズラは中国原産のノウゼンカズラ科落葉つる性木本。漢名の “凌霄花” の意味は、霄(空の意)を凌(しの)ぐという意味で、ツルが樹にまといついて空高く登っていくことを表しているらしい。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

サルビア・2~メドーセージ

 鑓水付近で見つけた「サルビア」。去年この花の名前を探していて「サルビア・グアラニティカ」という名前を見つけたが、他にも「メドーセージ」とも呼ばれているようだ。 “セージ” の名前は香辛料でお馴染みだが、調べてみると、これは “シソ科多年草サルビア” とのこと。葉を乾かして薬用にするので、薬用サルビアともいうらしい。これで、例のおまじないの “セージ” も見つけた。あとはパセリとローズマリー。
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )

ウバユリ・1~花

 花は綺麗なのに変な名前をつけられた「ウバユリ(姥百合)」。花が咲く時に根元の葉が枯れて無くなるので、葉が無いことを歯が無いことにかけて “姥” と呼ばれてしまったようだ。蕾は上向きだが花は横向きになる。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

オニユリ・1~花

 南大沢4丁目の道端に咲く「オニユリ(鬼百合)」で別名は「テンガイユリ(天蓋百合)」。基部に珠芽(ムカゴ)があるのがオニユリで、無いのがコオニユリ。よく見るとなるほど花の右上の茎に珠芽が確認できる。オニユリはヒガンバナと同じく3倍体なので種子ができない。代わりにこの珠芽がこぼれて繁殖する。 “3倍体” はさすがにもうお馴染みだが、確認のため、シャガの記事へ。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ユリ

 小山内裏公園のエントランスに咲いていた「ユリ(百合)」。花壇にはいろいろな種類のユリがあったが、これは「ルレーブ」と言ってカサブランカに次ぐ人気種のようだ。ユリも調べてみると交配種が多く、とても覚えきれない。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

テイカカズラ・2~実

 長池公園の「テイカカズラ(定家葛)」。かざぐるまのような花はもうほとんど残っていないが、そのあとにできた実で、ちょうど腕輪くらいの大きさ。中には首輪ほどの大きさのものもある。この実は冬になると弾けて羽毛のついた種子が飛び出すようだ。これはまた冬の宿題。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

ヤマボウシ・6~夏

 鑓水公園の「ヤマボウシ(山法師)」。ニョキニョキと坊主頭を突き出している。この形からはいろいろな物も思い浮かべるが、今頭に浮かんだのはプラネタリウムの投影機。早く梅雨が明けて、満天の星空を見てみたい。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

マンリョウ・2~花

 センリョウヤブコウジなどの縁起物の花を見てきたが、もうひとつ気になっていたのが「マンリョウ(万両)」の花。あちこち探してようやく先週別所一丁目の道端でマンリョウの蕾を見つけたので、咲くのを待っていた。花の感じはヤブコウジによく似ている。後ろに去年の赤い実がまだ残っている。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

クチナシ・4~蕾

 順番が逆になってしまったが蕾の色が面白いのでまたまた登場の「クチナシ(梔子)」。咲くと純白のバラのような花になるが、蕾の時は緑と白のツートンカラー。形はソフトクリームのようで香りはバニラと来ているからちょっと出来過ぎ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ 次ページ »