長池公園の「テイカカズラ(定家葛)」。かざぐるまのような花はもうほとんど残っていないが、そのあとにできた実で、ちょうど腕輪くらいの大きさ。中には首輪ほどの大きさのものもある。この実は冬になると弾けて羽毛のついた種子が飛び出すようだ。これはまた冬の宿題。
鑓水公園の「ヤマボウシ(山法師)」。ニョキニョキと坊主頭を突き出している。この形からはいろいろな物も思い浮かべるが、今頭に浮かんだのはプラネタリウムの投影機。早く梅雨が明けて、満天の星空を見てみたい。
センリョウやヤブコウジなどの縁起物の花を見てきたが、もうひとつ気になっていたのが「マンリョウ(万両)」の花。あちこち探してようやく先週別所一丁目の道端でマンリョウの蕾を見つけたので、咲くのを待っていた。花の感じはヤブコウジによく似ている。後ろに去年の赤い実がまだ残っている。
順番が逆になってしまったが蕾の色が面白いのでまたまた登場の「クチナシ(梔子)」。咲くと純白のバラのような花になるが、蕾の時は緑と白のツートンカラー。形はソフトクリームのようで香りはバニラと来ているからちょっと出来過ぎ。