ヤマホトトギス・1~蓮生寺公園

 朝からの霧雨にもめげずウォーキングに出かけたものの、途中で本降りになり已む無くUターン。ところが出かけたからにはただでは帰らない。蓮生寺公園の濡れた藪の中で見つけた「ヤマホトトギス(山杜鵑草)」。ユリ科ホトトギス属の多年草。茎先や葉腋に花が散房花序に付き花被片が反り返る。ところでこの花に並んで咲いているのが前述のハエドクソウ。 “山杜鵑草” なんていう素晴らしい名前に対して、かたや “蝿取り草” では、あまりに格差がありすぎる。
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ハエドクソウ・1~藪

 ハエドクソウ科ハエドクソウ属の「ハエドクソウ(蝿毒草)」。一科一属一種の独り者。これは蓮生寺公園の藪の中で見つけた小さい花だが、何とも可哀想な名前。何十年も “蝿取り紙” なんて見ていないが、この根の絞り汁で蝿取り紙を作ったことから、別名は「ハエトリソウ(蝿取り草)」。とりあえず蝿は我慢するので、ここの藪にいるたくさんの蚊を何とかして欲しい。
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ヤブガラシ・2~花弁

 花弁が無い花だと思っていた「ヤブガラシ(藪枯らし)」。他のブログで教えていただきもう一度よく見ると、確かに花弁がついていた。この写真は午前8時半頃だったが、この後すぐに花弁と雄蕊は落ちてしまう。そして開花時にオレンジ色だった花盤は、次第にピンク色に変化する。そのためお昼過ぎに見ると、オレンジとピンクの2色が確認できる。

(追記)小さな花を口に含むと、少しだけ甘味を感じることができた。ご興味のある方はお試しあれ。
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シロバナユウゲショウ

 赤い花はアカバナユウゲショウというちゃんとした名前があるが、この白いほうには正式な学名が無いようだ。シロザキアカバナユウゲショウでは矛盾するので、既に市民権を得ている「シロバナユウゲショウ(白花夕化粧)」と呼ばせてもらおう。これは大栗川遊歩道に咲いていた花。すぐ近くにはアカバナユウゲショウも咲いていたので、きっと親戚だろう。アカバナ科の多年草。
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