クサキョウチクトウ・1~花

 ハナシノブ科フロックス属の「クサキョウチクトウ(草夾竹桃)」。夾竹桃に似た花をつける草の意味。「宿根フロックス」や「オイランソウ(花魁草)」とも呼ばれている。この花の背丈は80センチほどだったが、120センチにもなるようだ。
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グラジオラス

 アヤメ科グラジオラス属の「グラジオラス」。別名は「トウショウブ(唐菖蒲)」。名の由来は “剣” を意味するラテン語の Gladius で、葉先が尖っているという意味。ところで、今ひとつカンナとの違いがわからなかったが、カンナの葉はもっと幅が広い。花の付き方もグラジオラスは花穂が一列になるのに対して、カンナは固まって咲く。
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ヒメヒオウギズイセン・1~花

 早口言葉になりそうな「ヒメヒオウギズイセン(姫緋扇水仙)」。アヤメ科の多年草で別名は「モントブレチア」。明治時代にヨーロッパから入ってきた園芸種で、今は各地で野生化しているようだ。
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ハンゲショウ・1~名前

 ドクダミ科の「ハンゲショウ(半夏生)」。 “半夏生” を辞書で調べると、『雑節の一。太陽が黄経100度にある日で、夏至から11日目。7月2日頃にあたる。この頃に梅雨が明け、田にサトイモ科のカラスビシャク(半夏)が生えるのを目安に田植えの終期とされてきた。半夏とも。』 とある。ついでに “雑節” も調べてみると、『二十四節気以外に、季節の変化の目安とする特定の日の総称。節分・八十八夜・入梅・半夏生・二百十日・土用・彼岸など。』 なるほど、お馴染みのものばかり。
 ハンゲショウの名前は半夏の頃に咲くからとも、葉の下半分が白いので “半化粧” の意とも言われていて、どちらの説もそれらしい。
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