ヒメイワダレソウ・1~花

 別所やまざくら公園の石段に咲いていた匍匐性の小花。この名前を見つけるのに苦労したが、ようやく見つけた「ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)」。クマツヅラ科イワダレソウ属の耐寒性常緑宿根草。調べてみると最近はグランドカバーなどによく使われていて、英名が「カーペットグラス」。踏みつけにも強くすぐに群生を作るようだ。この花も石段の上を這って勢力を伸ばしているが、ここでは踏みつけられても仕方が無い。花はランタナに良く似ていてとても可愛らしい。
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タカトウダイ・1~花

 トウダイグサによく似ているがこちらはずいぶん背が高い。そこでついた名前が「タカトウダイ(高燈台)」。トウダイグサ科トウダイグサ属の多年草で高さは80センチほどにもなる。確かめなかったが、茎を折ると出てくる白い乳液が皮膚につくとかぶれるらしい。まさか食べる人はいないだろうが、誤食すると神経麻痺の中毒症状になるので要注意。
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カッコウチョロギ

 役に立たないチョロギダマシの次は、役に立つ「カッコウチョロギ(郭公草石蚕)」。同属のチョロギはおせち料理に欠かせない梅酢に漬けた赤い巻貝のようなあれ。 “長老喜” や “千代老木” などの字を当てて縁起物として馴染み深い。カッコウチョロギの葉は、消化、健胃などの効用があるとのこと。これは東京薬科大のもの。
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イヌゴマ・1~名前

 シソ科イヌゴマ属の「イヌゴマ(犬胡麻)」。種子がゴマに似ているが役にたたないための命名された。別名は「チョロギダマシ」でこちらの名前もあまりありがたくない。同じシソ科で食用になるチョロギ(丁呂木・長老喜など)に似ているが、やっぱり役に立たないのでこの名前。これは長池公園の道端に咲いていた。
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ナワシロイチゴ・2~実

 長池公園の道端で見つけた「ナワシロイチゴ(苗代苺)」の実。面白い形の花をつけていたのが一ヶ月前。ブログのお仲間情報で、酸っぱいだけだと聞いたところだが、自分で試してみないと気が済まない。ワン君の被害の無さそうな藪の奥の実をひとつつまんで食べてみると、ご忠告通りやたら酸っぱくて、あとには少し苦さが残る。この色に騙されてはいけない。
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