モウズイカ・1~名前

 別所地区京王線線路脇の藪の中で見つけた背丈50センチほどの花。遠目に見た時はメマツヨイグサだと思ったが、よく見ると花のつき方や葉の形が全く違う。図鑑にも無いしネット検索でもなかなか見当たらない。久々に手応えのある難題にぶつかってしまった。本屋さんで(内緒だが立ち読みで)図鑑を片っ端から探してみたが、それらしい花がなく、ついに2週間経過。名前解明のきっかけは、高さ2メートルにもなっていた前述のビロードモウズイカ。これは雄蕊に毛があるためにこの名前だが、よく見ると写真のこの花の雄蕊にも毛が見える。この “一瞬のひらめき” を信じて、ネット検索をしてようやく辿りついた「モウズイカ(毛蘂花)」。ゴマノハグサ科の二年草で、別名は「エサシソウ(江差草)」。
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ビロードモウズイカ

 高さが2メートルほどの「ビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花)」。ニュータウン通りから松木地区に少し入ったところで見つけた。これは欧州からの帰化植物でゴマノハグサ科モウズイカ属の二年草。 “毛蕊花” の字の通り、よく見ると雄蕊に毛が生えている。
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ベニスモモ・4~葉色

 蓮生寺公園の「ベニスモモ(紅李)」。この樹の葉は春からずっと紫色。写真の葉は太陽光線を浴びて少しオレンジ色に見えるが、実際は濃い紫色。春にはサクラのような花を付けていて、7~8月に実が熟すと聞いて楽しみにしていたのだが、その気配が全く無い。雌雄異株なのでこれは雄株だろうか。
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ムクゲ・6~八重咲き

 蓮生寺公園付近のめがね橋をくぐったところに咲く八重咲きの「ムクゲ(木槿)」。同じアオイ科のフヨウとよく似ているが、フヨウの葉は掌状で五角形以上になり花柄は長い。一方このムクゲの葉は卵型で縁に鋸歯があり、花柄は短い。
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