サギソウ・1~開花

 その華麗な花の姿に憧れて今年の春に園芸店で小さな苗を買ってきたが、水の遣り過ぎのためか数週間でダメにしてしまった。諦めきれずに、今日とうとう園芸店で買ってしまった「サギソウ(鷺草)」。何たって数ヶ月、思い続けていたのだからこれは決して衝動買いではない。サギソウはラン科ミズトンボ属で、 “鳥” でもあり “昆虫” でもあるようだ。それにしても見事な形で、神様もなかなか粋なことをする。
 ところで今日長男に就職試験の合格通知が届いた。来春から大きく羽ばたいて欲しいもの。
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ミズアオイ・1~花

 東京薬科大の「ミズアオイ(水葵)」。ミズアオイ科の一年草。何とも魅力的な青色の花でしばし見とれてしまった。ミズアオイは残念ながら外来種のホテイアオイに押されて絶滅危惧種になっているらしい。
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ヒメジョオン・2~群生

 一本一本はごく普通の雑草だが、群生になるとそれなりに見応えのある「ヒメジョオン(姫女苑)」。これは別所やまざくら公園の群生。他の雑草を押しのけて見事に咲き誇っていた。
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イヌゴマ・2~上柚木

 上柚木を歩いていて道端の藪で見つけた「イヌゴマ(犬胡麻)」。先日、長池公園の林で見ていたはずだが、すっかり名前を忘れていて、またまた図鑑をひっぱり出してしまった。同じ花でも雑木林の中と、自動車がよく通る道端では、雰囲気が随分違う。
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コニシキソウ・1~花

 芝庭によく生える雑草の「コニシキソウ(小錦草)」。これは下柚木の道端にある石垣の隙間で見つけた。トウダイグサ科トウダイグサ属で北アメリカ原産の一年草帰化植物。葉の中心部に赤紫色の斑点が見える。名前の由来はニシキソウ(錦草)よりも小さいことだが、ニシキソウの葉にはこの斑点がない。花は杯状花序だが小さすぎてよく見えない。ところで週末には、庭のコニシキソウにはお引取りいただこう。
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シナガワハギ

 マメ科シナガワハギ属の「シナガワハギ(品川萩)」。名前から想像すると日本固有種に思えるが、実は中央アジア原産の帰化植物。江戸時代後期に東京の品川で見つかったのが名前の由来らしい。英名「メリロット」と呼ばれるハーブでヨーロッパではハーブティとして愛飲されているとのこと。どうも品川と名前がつくと、お煎餅の “品川巻き” を思い浮かべてしまう。
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ホオズキ・3~花

 大栗川沿いの「ホオズキ(酸漿)」の花。やはりナス科の花の雰囲気がある。隣に見える緑の実は次第にオレンジ色になるが、この外側の袋を綺麗に食べてしまう虫がいる。去年初めてこの虫の作品を発見したが、今年もまた見せてくれることを楽しみにしている。
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カボチャ

 大栗川沿いを歩いていて見つけた「カボチャ(南瓜)」の花。せっかくだからカボチャという面白い響きを調べてみると、これはポルトガル語のCambodia abobora(カンボジアの瓜)の後半が略されたもの。つまりカンボジアだけが残ったわけだ。
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トロロアオイ

 アオイ科トロロアオイ属の「トロロアオイ(黄蜀葵)」。ノリウツギと同様に、和紙を作る時の糊の原料として使われる。別名は「ハナオクラ」と呼ばれ、花を食べるとオクラのようなぬめりがあるらしい。糊になる粘液物質をトロロと呼んだようだ。
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ノリウツギ・2~中庭

 首都大学キャンパスの中庭にある「ノリウツギ(糊空木)」。アジサイと同じユキノシタ科の落葉樹。この名前は、内皮に含まれる粘液を和紙の原料のコウゾの繊維をつなぐ糊に使われたことによる。別名は「サビタ」。この枝を水に漬けると粘液が出るようだ。写真では装飾花の周りに小さな両性花が確認できる。
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