ツタバウンラン・1~名前

 松木地区の道端でコンクリートの隙間に生えていた「ツタバウンラン(蔦葉海蘭)」。ゴマノハグサ科キンバラリア属のつる性一年草で別名は「ツタカラクサ(蔦唐草)」。ヨーロッパ原産で大正時代に観賞用として輸入され、その後は道端などで野生化している。この花は家の図鑑に載っていなかったので、名前解明は久々の長期戦になると覚悟していたが、蔦のような葉なので、ネットで “ツタバ” を検索してみたらうまくこの名前にヒットした。
 同じような名前で思い出したのが、同じゴマノハグサ科のマツバウンラン。やっぱり図鑑に無くネットに助けられた花だった。
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ヤブマオ・1~花

 アカソのように葉先が3裂していないのでクサコアカソとしていたが、どうやらこれは同じイラクサ科カラムシ属の「ヤブマオ(藪苧麻)」のようだ。
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アカソ・1~名前

 イラクサ科の「アカソ(赤麻)」。科名になったイラクサ(刺草)は、葉や茎に刺があるが、アカソには刺はなさそうだ。茎や葉柄が赤味を帯びるのでこの名前。葉は大きく先が複雑に3裂する。イラクサ科の仲間の、コアカソ、クサコアカソ、ヤブマオ、メヤブマオは、みんなよく似ている。
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シマスズメノヒエ・1~名前

 あちこちの道端で黒い花を目立たせているイネ科の「シマスズメノヒエ(島雀の稗)」。アメリカ原産の多年草。在来種のスズメノヒエの葯の色は黄色とのこと。写真の草をよく見かけるので、ずっとこれをスズメノヒエだと思っていたが、この外来種に圧倒されている。在来種と外来種は葯の色の違いのほかに、毛の生え方にも違いがあるようだ。そもそも日本は島国なので、名前は反対のほうが良いのかもしれない。
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